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「神に近づく」とそそのかす。インドの新興宗教で400人が去勢手術。
宗教団体の教祖というのは、「ご利益がある」とさえ言えば信者の体に何をしても許されるのであろうか。インドの宗教団体「Dera Sacha Sauda」で、長年にわたり400人近い男性信者が去勢されていた事実が発覚した。
生活苦を強い信仰心で乗り越えよう、神を信じ救われようとする人々の多いインドでは、そうした気持ちを悪用して金儲けを企む人間がどうしても出現してしまう。5000万人の信者を持つ宗教団体である「Dera Sacha Sauda」にインド中央捜査局(CBI)のメスが入ったもようだ。
「去勢すればあなたも神に近づけますよ。」
このような教えを説いていたのは、同団体のグルミート・ラム・ラヒーム・シン(Gurmeet Ram Rahim Singh=47)という教祖。伝えられているところによれば、ここ15年ほどの間におよそ400人もの男性信者が睾丸を摘出する手術を受けてきた。それを行っていた病院の経営者はなんと教祖。2000年ごろからその手術を始めるようになり、他の治療も行っていることから現在の資産は日本円にして48億円にもなるという。
神に近づくどころか、手術により男性としての勃起機能や排尿機能に支障をきたすようになったため、信者の一部が教祖に損害賠償を求めようと裁判を起こしてやっと発覚したこの事件。また豪メディア『シドニー・モーニング・ヘラルド』によれば、教祖は2002年に「Dera Sacha Sauda」に調査に入ったジャーナリストが殺害された事件にも関与しているとして起訴されており、複数の女性信者が教祖による性的暴行を告白し始めているという。
※ 画像はibtimes.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)