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大人はわかってくれない?「子どもの車酔い」の原因と予防法
そろそろ春も近づいてきて、段々と暖かくなってくる季節。春休みやゴールデンウィークなど、家族で車でお出かけをする機会も増えてきますよね。
ただ、そこで気をつけなければいけないのが、“子どもの車酔い”。
P&Gジャパンが、車酔いする子どもを持つ親300名を対象にアンケート調査を実施したところ、多くの親が子どもの車酔いに気づいていないことがわかったのです。
■9割もの子どもが「途端酔い」を経験している
調査によると、車酔いをする子どもの91.0%が、車に乗ってすぐ気分が悪くなる「途端酔い」を経験していることがわかりました。
しかし、親に「子どもが車酔いするシーン」を聞いたところ、「坂道や曲り道、山道など車の振動が多い時」が67.7%と最も多い回答となり、「途端酔い」と答えた親は17.0%に留まりました。
多くの親が、子どもの「途端酔い」に気づいてあげることができていないようです。子どもが「酔った」と訴えないために気づかないという親も多いようなので、まずは乗り始めに注意して見ていてあげることが肝心でしょう。
■実は「子どもだけが感じるニオイ」がある
次に、車酔いをする子どもにその原因を尋ねたところ、「車のニオイが原因」という声が多く寄せられました。
しかし、親に「車のニオイのケア」について聞いたところ、「しっかりできている」は11.0%に留まった一方、「ケアしたいがおろそかになりがち」は74.7%となり、4人に3人の親がケア不足であることがわかりました。
東京西徳洲会病院小児センター顧問・二瓶健次先生によると、「子どもの嗅覚は大人より敏感で、大人は何も感じなくても子どもには臭いと感じる」とのこと。子どもだけが感じるニオイがあるということも、しっかりと認識しておく必要がありますね。
■「酔わない経験をさせる」ことがとても重要
ちなみに、気になる車のニオイは「エアコンのニオイ(51.0%)」、「車内のニオイと芳香剤が混ざり合ったニオイ(41.3%)」、「芳香剤や香水のニオイ(31.0%)」がTOP3となりました。
芳香剤や香水などの香りでごまかしても、嫌なニオイであることは変わらないようです。ですので、車のニオイ対策としては、「ニオイを元から消臭する」ことが重要となってきますね。
二瓶健次先生によると、「車酔いはメンタル面の影響が大きく、酔わないという経験をさせることが大事。ニオイのしない車に乗せることや、酔い止め薬で車酔いしない経験をさせることも効果があります」とのことです。
「車内のニオイを元から消臭すること」と「車に酔わない経験をさせる」ことが、「子どもの車酔い防止策」となるようですね。春のお出かけシーズンを前に、この2点を実践しておくことをオススメします。