「無試験で公務員に採用」、複数の保護者に持ちかけ170万バーツ騙し取る

　

　東北部ロイエット県からの報道によれば、特別な研修を受ければ県の社会開発人権保護事務所に無試験で公務員として採用されると持ちかけられて若者21人の親などが計１７０万バーツを騙し取られる事件が起きた。 犯人らは整った身なりをするなどして自分たちが社会開発人権保護省の職員であると信じ込ませていたという。 保護者は研修費として大金を騙し取られることになったが、寺で行われていた｢研修｣のことをたまたま社会開発人権保護事務所の関係者が聞きつけて住職などに話を聞いたことから詐欺であることが発覚した。 なお、寺は犯人に頼まれて２万５０００バーツで場所を提供しただけだった。