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国際線LCC、認知度・利用意向度ともに「ピーチ」がトップ
リクルートのエイビーロード・リサーチ・センターは、「エイビーロード海外旅行調査2012」より、格安航空会社(LCC)の利用意向や利用者満足度に関する調査結果を発表した。調査はインテージのネットモニター(関東・関西・東海の3地域)より抽出した「2011年の海外旅行経験者(出発月が2011年である海外旅行)」を対象に、3月21日~3月23日にインターネットを通じて実施。調査集計数は5,077人だった。
まず始めに、日本発着の国際線で知っている・乗ったことのある・または乗ってみたい格安航空会社について調査した。認知率は「ピーチ・アビエーション」と「ジェットスター航空」が50%以上。「ジェットスター・ジャパン」は36%、「エアアジア・ジャパン」は30%の認知率だった。国際線利用経験率では「ジェットスター航空」が5%で最も高く、次いで「済州航空」、「エアアジアX」、「ジェットスターアジア航空」が1%以上だった。
国際線利用意向率では、「ピーチ・アビエーション」が19%、「ジェットスター航空」が18%。次いで「ジェットスタージャパン」9%、「エアアジア・ジャパン」8%だった。日系新LCC3社の中では、認知率、今後利用意向ともに「ピーチ・アビエーション」が「ジェットスター・ジャパン」「エアアジア・ジャパン」を大きく先行している。
格安航空会社の認知率
また、格安航空会社利用者の利用してみての満足度は、「とても満足」が18%、「やや満足」が66%で、合計すると「満足」と感じている人が84%を占めていることが分かった。利用者の利用意向では、50%がLCC派(LCCのみを利用する8%+LCCを優先するが、既存航空会社も検討する42%)で、LCC派の割合は性年代別で見ると男女ともに18~29歳が多かった。海外旅行経験回数別で見ると、海外旅行経験回数が少ない人ほどLCC利用に意欲的なことが分かった。
格安航空会社の満足度
格安航空会社利用者が今後の格安航空会社に充実・向上してほしいと思っていることは、「さらなる安さの追求」が52%でトップ。「シートの幅や機能」は34%、「サイトでのチケットの買い方の分かりやすさ・簡便さ」が33%だった。
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