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【レポート】BMW、「Z4」後継モデルはトヨタとの共同開発を希望
BMWは、2020年までに2人乗りオープン・スポーツカー「Z4」の後継車を発表したいと考えていると、米自動車情報サイト『Automotive News』が報じている。
4ドア車「3シリーズ」の2ドア・バージョンであったはずの「4シリーズ」から4ドアの「グランクーペ」を作ったり、実用性の低いクロスオーバー「X4」や前輪駆動のミニバン「2シリーズ グランツアラー」 を作ったり、何かと多忙なBMW。2009年以来モデルチェンジをしていないオープン・スポーツカー「Z4」は忘れられてしまったのではと思うのも無理はない。しかし、それは嬉しいことに誤解だったようだ。
このニュースは、ジュネーブ・モーターショー 2015で、同社の研究開発担当取締役クラウス・フレーリッヒ氏により明らかとなった。また同氏は、提携しているトヨタと新しいクルマの開発コストを2社で分担する可能性も示唆したという。全世界的にオープン・スポーツカーの需要が低下しいる現在、次期型Z4(どのような名前になるのかは不明だが)の開発にはトヨタとの協力関係が不可欠だとも述べている。
フレーリッヒ氏は「販売台数を見れば、このセグメントは縮小していると言わざるを得ない」と語っている。発表によれば、2009年に発売された現行Z4の2014年の売り上げは、欧州で11%、北米で13%低下している。
中国市場での売れ行きも芳しくないようだ。中国人ドライバーはプライバシーを重んじ、何よりも、ルーフのないクルマでは深刻な大気汚染に直接さらされることになるので、オープンカーの人気がないのも頷ける。
もしフレーリッヒ氏の話が実現すれば、トヨタからも同セグメントのスポーツカーが登場する可能性が高い。そちらからの情報も含め、続報が入ればまたご紹介しよう。
By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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【レポート】BMW、「Z4」後継モデルはトヨタとの共同開発を希望
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