セビリア、ルチョ・ゴンサレス獲得ならず 代理人が破談を明かす

　

　　セビリアはカタールのアル・ラーヤンに所属する元アルゼンチン代表ＭＦルチョ・ゴンサレスをレンタルで獲得する可能性が高いと見られていたが、同選手の代理人は交渉が合意に達しなかったことを明らかにした。

　　ポルトやマルセイユで活躍し、アルゼンチン代表としても４５試合に出場したベテランＭＦのルチョ。昨年１月からはカタールのアル・ラーヤンに所属している。

　　セビリアは冬の移籍市場で同選手をレンタルするべく交渉を行っていたが、代理人のフェデリコ・シモニアン氏はクラブ間の交渉が決裂したと明らかにした。スペイン『マルカ』が同氏のコメントを伝えている。

　　「残念ながら悪いニュースだ。ルチョがセビリアへ行くことはない。アル・ラーヤンとの間で金銭面の条件に関して合意に達することができなかった。彼らはルチョに多額の未払金があり、彼への支払いの保証は良いものではなかった。本当に残念なことだ」

　　「セビリアは最初から最後まで非の打ち所のない姿勢を維持し続けていたことを言っておきたい。特にモンチ（ゼネラルディレクター）のことは強く尊敬しているし、彼に感謝している」

　　現在リーガエスパニョーラで暫定５位に位置し、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指しているセビリア。１８日にはホームで第１９節マラガ戦に臨む。(Goal.com)