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焦点:加速する自動運転車開発レース、ドイツ勢に法の壁
[フランクフルト 26日 ロイター] – 米グーグル(GOOGL.O: 株価, 企業情報, レポート)主導で自動運転車の開発レースが加速するなか、ドイツの自動車メーカーは国内での試験走行で法的なハードルに直面している。
ドイツの法律では現在公道での試験走行が制限されており、ドイツメーカーはこのことが、自動運転制御ソフトの開発でライバル企業であるグーグルの先行を許していると危惧している。
自動運転車は長年、実現できそうにない夢とされてきたが、技術の進歩に加え、グーグルが潤沢な資金源をもって2012年に試作車を発表したことで一気に開発レースが加速した。
独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE: 株価, 企業情報, レポート)のマーティン・ウィンターコーン最高経営責任者(CEO)は、ロイターに対し「われわれは現在、米国などにある自社の研究施設で試験を行っている。問題は米国の公道でのみ試験を行うのか、ドイツでもそれが可能になるのかだ」と語った。
メルセデスベンツ、BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、アウディはすでに試作車をドイツ国内の路上で走行させているが、同国では運転中に電子メールを送信するなどの行為が法律で禁じられており、メーカーは自動運転から手動運転への切り替えなどといった最も複雑な機能の検証ができないでいる。
ダイムラー(DAIGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)の広報担当者は「こうしたことは解決しなければならない問題の一部にすぎない」と指摘した。
<公道でも試験走行>
現在、メーカー各社は欧州と米国の両方で試作車の試験走行を行っている。ドイツでは狭い道路が多いが、米国の道路は広く、6─8レーン以上に及ぶ場合もあり、信号の位置や道路標識の形も異なる。 続く…
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