仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
炎上か逆襲か トヨタに捨て身で特攻するF1復帰のホンダ
マクラーレンとの黄金コンビ復活で7年ぶりにF1に復帰するホンダがついにベールを脱ぐ。開幕戦オーストラリアGP(3月13日開幕。決勝は日本時間15日14時から)まであと数日。だが、下馬評では苦戦が伝えられており、開幕直前になっても混乱が続いている。
2月22日のバルセロナでのテスト走行で、フェラーリから年俸48億円で引き抜いた元世界チャンピオンのフェルナンド・アロンソがクラッシュ。そのままヘリコプターで病院送りとなり、4日間の入院。脳や骨の異常はなかったが、開幕戦出場が危ぶまれている。
「事故原因は『予測不能の突風の影響』との説明でしたが、居合わせた関係者に額面通り受け取る人は少ない。事故を起こす前に何らかの事情でアロンソが気を失ってしまうような状況に陥っていた、という情報が囁かれているのです。電気系統のトラブルで感電し、失神したのではと…。現在のF1では、エンジンサプライヤーは以前のような『エンジンだけの供給』ではなく、エネルギー回生システムを複雑に組み合わせた『パワーユニットでの供給』にレギュレーションが変更されており、テスト中に何らかの異常が発生した可能性も否定できない。現地メディアはそのように伝えています」(モータージャーナリスト)
新マシンを投入する直前テストではさまざまなアクシデントは想定内だが、調整が遅れているのを暴露する形となった。26日のテスト走行でも、もう一人の元世界チャンピオン、ジェンソン・バトンの駆るマクラーレン・ホンダはパワーユニットの交換トラブルに見舞われ、7周しか走ることができなかった。参加した8チームの断トツ最下位。トップのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)には最速ラップで8秒近く離され、マシンセッティングが万全でないことを露呈した。
「開幕戦オーストラリアGPを全世界のモータースポーツファンが注目しているだけに、威信を懸けて準備を進めてきた。ホンダは昨年、本業の市販車部門で一人負けの状態でした。F1復帰とジェット機進出で一気に王者トヨタに襲い掛かるはずだったのですが、2013年秋に販売した『フィット』のハイブリッドシステムに不具合が出て1年余りで計5回のリコール。米国で起きたタカタ社の欠陥エアバッグ問題が追い打ちをかけ、トヨタとの差は開く一方。ハイブリッド車の国内シェアはトヨタが半分以上を占め、ホンダはグーの音も出ない状況が続いていた。…