＜ボクシング＞三浦隆司 ５月１日に４度目の防衛戦

　

　◇ＷＢＣスーパーフェザー級７位のビリー・ディブと
　
　　ボクシングの帝拳ジムは９日、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）スーパーフェザー級王者の三浦隆司が５月１日に東京・大田区総合体育館で４度目の防衛戦を行うと発表した。同級７位のビリー・ディブ（オーストラリア）と対戦する。同会場では２０１２年ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストでＷＢＣ同級７位の村田諒太のプロ７戦目、元世界２階級王者の八重樫東（大橋）の再起戦もそれぞれ１０回戦で行われる。
　
　　ディブは過去に国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）フェザー級王座を獲得したこともある実力者。三浦は「手数が多い印象だが、一発で（試合を）終わらせたい」と力を込めた。
　
　　村田は世界ボクシング機構（ＷＢＯ）ミドル級１４位のドウグラス・ダミアン・アタイジ（ブラジル）と対戦。初めて世界ランカー（世界ランキング上位１５位以内）を相手にすることで、世界戦の早期実現への試金石としたい考えだ。「戦ってみて（世界が）近づいているかどうか分かる試合。自分にとっては大きい」と話した。【岩壁峻】