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オープン戦ブービーのG打線 強力助っ人獲れ!! 打たなきゃ勝てない 須藤豊氏が提言
オープン戦を6勝11敗1分(12球団中11位)で終えた巨人。22日のロッテ戦(東京ドーム)に1-6で敗れ、6連敗でのオープン戦全日程終了だった。投打に精彩を欠き、ペナントレースの開幕(27日)に迫ってもなお、原辰徳監督(56)が掲げた今季スローガン「新成」を具現化した戦闘態勢が見えてこない。夕刊フジ評論家の須藤豊氏は、このままでは3年ぶりの日本一奪回はおろか「今のチームでは優勝を狙える力はない」と直言。危機的な状況を打開するため、強打者の緊急補強を提言した。 (笹森倫)
オープン戦のチーム打率・212は12球団中ブービー。故障明けの長野が20日に戦列復帰。打撃不振で2軍調整を命じられていた村田も22日に再昇格したが、貧打のトンネルを抜け出せなかった。
原監督は「役者がそろっているところに多少の光明があって、後は個の力量をいい状態にするというところ。やるべきことはしっかりやった。しかしペナントレースに入ってから構築する時期が来るかな。現状そこまで固まっていない」。
指揮官は未来に希望を託したが、須藤氏は危機感を大いに募らせた。
「最後の試合でしょ? 緊張感もないし、何も訴えてくるものがない。消化試合みたい。何も生まれてこない内容ばかりだし、本当にこのままシーズンを迎えるのかなと思うくらい。去年は楽天にあと1勝できず日本一を逃した悔しさが勢いになっていたが、今年は阪神にクライマックスシリーズ(CS)で4連敗した悔しさのかけらも表に出てこない」
とはいえ、士気が上がれば勝てるほど、今の陣容は充実していない。昨季は投手中心の守りで得点力不足を補い3連覇したが、その立役者で今季開幕投手が有力な菅野は右肘故障の影響で快刀乱麻とはいかないはずだ。
須藤氏は「投手がいない。今年は打たないと勝てない。大きなポイントになる」として2年目の“キューバの至宝”セペダの名前をあげた。
そもそも須藤氏は、阿部の一塁コンバートが決まった昨年10月末、疑問を呈していた。「4番はどんなタイプがいいか検討したのか。アンダーソンでは無理がある。外国人を獲りやすい一塁を阿部で埋めていいのか。コンバートにしても勝つためのチームの形が見えてからで遅くない」と。
フロントもこのオフ、打線強化のため横浜DeNAからキューバのスター、グリエルの引き抜きを画策。打率1割台に終わったセペダを残留させれば同国との交渉カードになるとの憶測もあったが、グリエルも残留。補強失敗の手当てはないままだ。須藤氏は「セペダと心中できるのか。このままでは全員つぶれる。打線の中心になる外国人打者を獲るべきだ」と警鐘を鳴らす。
それでも原監督は「ドキドキさせることもあると思うが楽しいチームになると思います」と予告したが、どうなるか。巨人の明日は、どっちだ。2015/3/25 16:56 更新