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小田孔明と藤田寛之は難コースに苦戦
ティショットで安定感を欠き、ボギーを連発した小田孔明 WGC-キャデラック選手権(2015)(2日目) 写真・村上航
WGC-キャデラック選手権(3月5日~8日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル、7528ヤード、パー72)
昨年の日本ツアーの賞金ランキング1位、2位の資格で今大会に出場している小田孔明と藤田寛之は下位に沈んだ。
2オーバー39位タイから出た小田は、ティショットに安定感を欠いて2バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの78で、通算8オーバーの63位タイに後退した。
「今日はティショットにつきます」
ラウンド後にそう語った小田。12番(パー5)でティショットを右に曲げて木の密集地帯に打ち込むなどダブルボギー。またフェアウエーを外してティフトン芝のラフから、フライヤーで距離感が合わずに、ボギーを連発した。
「280ヤードのバンカー越えのショットが求められ、毎ホールフルショットです。わずかに曲がってフェアウエーをとらえられない。フルショットでフェアウエーをキープする技術が必要です。フェアウエーにさえいけば、普通にゴルフができるんですけどね。いいショットが一つあるとその後続くと思います。残り2日間で8つ取り戻しますよ」
フェアウエーキープが浮上のカギだが、まだまだ闘争心はなくなっていない。
一方、左肩痛を押して出場している藤田は、51位タイからのスタート。この日はバーディが奪えずに、5番から5連続ボギーを含む、9ボギー、1ダブルボギーの83、通算14オーバーで、最下位の73位に沈んだ。83は、13年のマスターズの85に次ぐ、プロ転向後2番目に悪いスコアとなった。
「左肩はなんとか持ったけど、ドライバーもアイアンもアプローチもパットも全部うまくいかなかったです。肩の状態はヒジや肩甲骨のほうへ痛みが広がっています。でも、ショットはそれと別。練習不足です。昨日はティショットが曲がってもリカバリーできたけど、今日はなんにもうまくできませんでした。無理せず4日間完走が目標です」
クラブを握り初めて1カ月も経っていない練習量では、そう簡単に難コースに太刀打ちできない。完走が目標といいながらも、ラウンド後はいつもの藤田と変わらず練習場で打ち込み、誰もいなくなったパッティンググリーンで最後までボールを転がした。
文・小高拓
本記事は「ParOn」から提供を受けております。
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