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機能も値段もドを越えた電動アシスト自転車「Trefecta DRT」
スーパーカーならぬ“スーパー電動アシスト自転車”といえるのが『Trefecta DRT』だ。
オランダとドイツ、スイスのエンジニアたちが製作した『Trefecta DRT』。なぜスーパーなのか? その理由のひとつはフレーム。“7075アルミニウム合金”という超高級素材が使われているのだ。
■ 超軽量・高剛性を実現する超々ジュラルミン
“超々ジュラルミン”とも呼ばれるこの素材は、かつて旧日本軍の零戦(ゼロ戦)にも使われていたもので、超軽量・高剛性を実現する。モノコック風の極太で無骨なフレームワークは、ガンメタリックカラーとも相まって高い機能美を演出している。
カーボン製ホイールやドイツのシュワルベ製オフロードタイヤなどを採用した足回りも、高級感とスポーティさが満点だ。倒立タイプのフロントサスペンションは、トラベル量180mmで、電子制御で作動をコントロールするというハイテク仕様だ。
■ コンピュータ制御で自動ギヤチェンジも可能
ハイテクといえばもうひとつ。ハンドル中央に搭載されたタッチパネル式ディスプレイにより、走行モードなどの管理も可能だ。
コンピュータ制御の自動ギヤチェンジ機能などにより、快適でスポーティな走りが楽しめる。
『Trefecta DRT』の動力源は、フレーム上部に内蔵されたリチウムイオンバッテリーだ。1時間で約80%の急速充電が可能で、航続距離はフル充電で約100km。最高速度は70km/hを実現。回生ブレーキの採用で、下り坂では充電も行う(充電量はさほど多くないが)。
もちろん、“自転車”なのでペダルもある。出先で電池が切れれば、普通にペダルをこいで移動することも可能だ。
■ 機能と素材がスーパーで価格もスーパー
ハイテクを駆使した高機能、そして機能美が魅力の『Trefecta DRT』は、いままでの身近な電動アシスト自転車の既成概念を超えたモデル。価格もスーパーな23,500ユーロ(約307万円)。現在、メーカーであるTrefecta Mobilityのホームページで予約受付中だ。
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