SNSに投稿されたコンテンツを電子書籍に、博報堂アイ・スタジオの新サービス

　

　博報堂アイ・スタジオは3月6日、企業と生活者のコミュニケーションの中から生まれたコンテンツを電子書籍化するサービスを開始した。
　
　　同社はこれまでに、生活者の声を基に商品の人気情報をランキングし、企業サイトにリアルタイムで反映させる「ソーシャルカタログ」や、スマートフォンから投稿された写真や動画をWebサイトやデジタルサイネージに反映させる「HiSESSION」といったサービスを通じて、デジタルを活用した共創コミュニケーションを提供してきた。
　
　　新たにスタートするサービスでは、これらのコンテンツを電子書籍として再編集し提供する。Twitterでのプロモーションには、角川アスキー総合研究所が開発したタイムライン上で電子書籍を読めるサービス「ePUB Viewer for Twitter」を活用。電子書籍だけでなくプリントオンデマンド印刷を活用した書籍化も行っていくという。
　
　　活用例としては、食品・調味料メーカーではSNSで投稿された商品の感想やレシピを書籍化して利用促進を促す、自動車メーカーではドライブスポット／所有者の声／車種の走行シーン動画など生活者の投稿と商品情報をまとめた電子カタログの配布、地方自治体では観光客の感想や、写真・動画を活用した体験や地元のお勧めスポットをまとめたローカルガイドブックの提供、家電メーカーでは商品の活用方法やプロのテクニック動画、投稿キャンペーンでの応募作品などを写真アルバムにするといったものが考えられる。[eBook USER]

Androidアプリ「pixivマンガ」、投稿された100万超の作品から編集部が厳選して配信

　

　ピクシブは2月24日、同社の提供するイラストコミュニケーションサービス「pixiv」に投稿されたマンガ作品の閲覧に特化したAndroidアプリ「pixivマンガ」をリリースした。対応OSはAndroid 4.0.3 以上。iOS版は制作予定ではあるもののリリース時期は未定とのこと。
　
　　配信される作品はpixivに投稿されている100万以上のタイトルの中から編集部が独自に選び出したもので、ほぼ毎日配信。4月30日に書籍化が予定されている『ヲタクに恋は難しい』をはじめ、pixivから書籍化する作品も出始めており、担当者は「アプリを通してより多くの人に作品を届けていきたい」と話す。
　
　　アプリのトップから気になるをタップすることで読めるほか、「ファンになる」ボタンをタップすれば作者とその作品に関する情報がマイページにまとめられ、新着情報があった際は通知を受け取ることができる。気に入った作品には「よかった」ボタンを押したり、各話ごとにコメントすることもできる（コメントの利用には会員登録が必要）。[宮澤諒,eBook USER]

カラバリを66色に増強、Westoneの「UM56カスタムイヤーチップ」

　

　テックウインドは3月6日、米Westone Laboratoriesの「UM56 カスタムイヤーチップ」のカラーバリエーションを大幅に強化すると発表した。従来のクリア、スモークの2色から最大66色へと増強する。
　
　　UM56カスタムイヤーチップは、耳型を採取して製作するオーダーメードのイヤーチップ。市販のインイヤー型イヤフォン（ユニバーサルタイプ）に取り付けることで、カスタムイヤフォンライクなフィット感と快適なヒアリング環境を実現するという。なお、オーダー時には使用するイヤフォンあるいはステム（音導管）径を指定する必要がある。
　
　　UM56カスタムイヤーチップは、シリコンまたはビニールの素材を選択できる。今回からシリコンは44色、ビニールは22色を用意。さらに左右で別の色を選ぶこともできるという。価格はシリコン製が2万3000円前後、ビニール製は2万円前後（いずれも税込）。

“ドンキパッド”に新モデル 解像度向上・6980円「カンタンPad2」

　

　ドン・キホーテは、7インチAndroidタブレット「カンタンPad2」を3月9日に発売する。価格は6980円（税別）。
　
　　画面解像度が従来モデルの800×480ピクセルから1024×600ピクセルに向上。内蔵ストレージも4Gバイトから8Gバイトに増えている。ソースネクストの「アプリ放題」（月額税込388円）の1カ月無料版、フェイスの音楽ストリーミングサービス「ファラオ」（月額税込400円）の3カ月無料版もプリインストールする。HDMIケーブルなどは従来モデルと同様に付属する。
　
　　初代モデルは昨年11月に発売。初心者でも使えるよう機能を必要最低限に絞り込み、累計1万台を販売したという。

PS4と『METAL GEAR SOLID V』をセットにした特別限定モデル

　

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア（SCEJA）は、コナミデジタルエンタテインメントとのコラボレーションによる、特別デザインの「プレイステーション 4」（PS4）およびワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK4」と、PS4専用ソフト『METAL GEAR SOLID V：THE PHANTOM PAIN』をセットにした特別限定モデルを発売する。発売日や価格は未定。
　
　　『METAL GEAR SOLID V：THE PHANTOM PAIN』は、1987年にシリーズ第1作が発売された『METAL GEAR』シリーズの最新作。第1作『METAL GEAR』で最後の敵として登場した「BIGBOSS（ネイキッド・スネーク）」を主人公に、「なぜ英雄（BIGBOSS）が悪の道へ堕ちることになったのか？」という、シリーズ最大の謎を描く。
　
　　ゲームの舞台は、シリーズ最大の広さと規模で、時間経過や天候変化の概念を導入したオープンワールドを採用することによって、決まった攻略法の存在しない「リアル潜入シミュレーター」として、本当のステルスゲームに進化している。
　
　　オリジナルデザインのPS4本体は、主人公スネークの左腕に装着された赤い義手「バイオニックアーム」をイメージしたカラーを採用し、義手接続部の金色のラインや注意サインなど細部までこだわったデザインを施し、重厚感を高めた。
　
　　「DUALSHOCK4」は、スネークが右手に握るハンドガンをイメージしたカラーを採用するとともに、スネークが率いる組織「Diamond Dogs」の部隊章をあしらっている。