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池松壮亮主演『愛の渦』台本に書いてあっても、久々にショックでした!【インタビュー2】
3月1日(土)にテアトル新宿他にて公開の映画『愛の渦』。人気劇作家でもあり演劇ユニット「ポツドール」主宰、商業映画監督デビュー作「ボーイズ・オン・ザ・ラン」でも高い評価を得、マルチな才能をみせる三浦大輔が、第二の監督作だ。性欲と、それにともなって付いてきてしまう感情に振り回される人間の滑稽さや、切なさ。そしてむき出しになる人間の本質をあぶりだし第50回岸田國士戯曲賞を受賞した伝説の舞台が衝撃の映像化を果たします。今作は、着衣時間が全編中たった18分半という、日本映画史上最も“ハダカなドラマ”。主演をつとめるのは、若手実力派俳優として頭角を現してきた池松壮亮さんです。働きもせずひきこもりで、親の仕送りを使ってまで乱交パーティに参加するニートを熱演しています。もうひとりの主演は女優・門脇麦さん。都会の一室で営まれる乱交パーティーに集まった様々な男女の目的は「ただセックスがしたい」。渦巻く思惑と欲望の一晩が向かう結末とは――。
テレビドガッチでは、主演の池松壮亮さんにインタビュー。三浦監督独特の演出や現場の様子、見どころについてなど、たっぷり語っていただきました。
インタビュー2>>
【4】現場で生まれた一体感!
――映像の中では緊張感がすごくありましたが、現場のオンとオフではいかがでしたか?
あの空間(乱交パーティ部屋)での撮影が主なので、撮影が無い時もみんな一緒でしたね。控室も撮影をしている部屋のすぐ上なので、話声が撮影現場に聞こえるくらい近くて。大きな声は出せませんが、たわいもない話をしつつ、みんな裸にガウンを羽織って待機している状況でした。
――控室では、男性陣女性陣と分かれている感じ?
男女に分かれるという感じではありませんでした。う~ん、裸だから開放的というわけではありませんが、変な一体感はありましたね。まぁ、信頼し合っていないと、出来ないようなシーンもありますし。
――男性女性関係なく“仲間”というか、まさに裸の付き合いですね。
本当にそうですね。“部活”みたいな感じでしょうか(笑)でも、裸で同じ空間にいるからか、自分も含めてみんなも、普段より自分をさらけ出しているような状態だったと思います。
――現場の信頼関係があったからこそ、生み出されたシーンが沢山あると思いますが、大変だったシーンなどは?
うん、女の子は大変だな……とは思います。最初は、やはり人前で裸になるわけですから、まったく大変じゃないというと嘘ですけど。でも、ある意味マヒしている部分もあるから、みんなでスポーツをしている感覚でしたね。
【5】映画の見どころとメッセージ
――ラスト、外でのシーンがとてもリアリティがあって。男性側はガツンと来そうな場面ですが、台本を読んだ時にどう思われましたか?
本当、現実的ですね(笑)。女性のほうが社会性を持っているのかな?と思ったり。いろいろ考えられるシーンだと思います。台本には書いてあることなのに、久しぶりにショックなシーンでしたよ(笑)。
――ラストシーンは、ほとんどの男性は感情移入してしまいそうですね。
(笑)どっちなんだろう?って思わせますよね。答えが何か出るというわけではないですが、僕の演じた青年にも同じことが言えていて……。演じている僕らが一番答えが出ていないまま演じようとしていたし、出なかったと思います。
――では、最後にメッセージを
「とりあえず見てください」という思いが一番です(笑)。僕の周りからは「ひとりで観るのは億劫だなぁ」という声が聞こえてきたりもしますが、その気持ちはすごくわかります。でも何より、僕らは三浦さんを筆頭に、エロい映画を撮ったというよりは、むしろ人間賛歌のつもりで撮っていますので、是非見ていただきたいなと思います。
――人間賛歌! 「R18+」指定が付いていますがむしろ若い世代にこそ見ていただきたい映画だと思いました。
本当ですか? そう言っていただけると嬉しいです。
■『愛の渦』
2014年3月1日(土)テアトル新宿他にて公開
R18+指定作品
本記事は「テレビドガッチ」から提供を受けております。
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