5人以上の逃げならそれに加わるつもりだった。ティレーノ参戦中の新城幸也

　

　シーズン序盤にイタリアで行われるティレーノ～アドリアッティコは3月14日に第4ステージが行われ、ヨーロッパカーの新城幸也はエースのピエール・ローランを29位に送り込むと、65位でゴールした。 レース序盤にオリカグリーンエッジの2選手が逃げるという展開で、今大会最長距離となる226kmのレースが展開していった。集団はこの逃げを容認し、のんびりとしたムードでレースが進む。 ゴール前の登り基調の周回に入る手前で、200km以上逃げた2選手が吸収されると、登りを得意とするジュリアン・アレドンド（トレックファクトリー）やミケーレ・スカルポーニ（アスタナ）ら4選手が先行。 しかしこの逃げも最終周に入って吸収され、そのカウンターアタックで飛び出した チームスカイのワウター・ポールが約6kmを独走して区間優勝を飾った。 「5人以上の逃げができそうだったら自分がその逃げに入るはずだったが、2人なので見送った」と新城。 「とにかくピエールを登りまで守る役目だったが、周回に入って、登りの途中で自分もピエールから遅れてしまった。今日はピエール自身もあまり調子がよくなかったようだ。明日は残り80kmからが勝負。それまでは我慢かな。コンディションが 上がってきているので、逃げに乗れたらいいのだが」

テニス＝錦織が3回戦進出、ＢＮＰパリバＯＰ

　

　［インディアンウェルズ（米カリフォルニア州）　１４日　ロイター］ – テニスのＢＮＰパリバ・オープンは１４日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで試合を行い、男子シングルス２回戦では第５シードの錦織圭がライアン・ハリソン（米国）を６─４、６─４で下し、３回戦に進んだ。

　錦織は３回のサービスブレークを許したが、相手のサーブを５回ブレーク。「調子が安定しなかったが、第２セットでいいプレーができた。何回もサービスブレークできたのが鍵だった」と述べた。次戦では第２８シードのフェルナンド・ベルダスコ（スペイン）と対戦する。

　このほか、第１０シードのマリン・チリッチ（クロアチア）は敗戦。第１４シードのエルネスツ・ガルビス（ラトビア）は勝利を収めた。

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オリ悪夢…故障者続出 投球練習で岸田が、試合前には小谷野が

◇オープン戦　オリックス８－３広島（２０１５年３月１４日　福山）

　シーズン開幕まで２週間を切ったところで、オリックスに暗雲がたれ込めた。１４日の広島戦で岸田が左脇腹に違和感を訴え緊急降板した。試合後にチームから離れて帰阪し、１５日にも検査を受ける。

　突然の出来事だった。８回裏からマウンドに上がったが、投球練習をしていた際に突如、自ら両手で「×」マークをつくりベンチへ。再び戻ってくることはなかった。

　「ピリッと来る前にやめたので、たいしたことはないと思う」。試合後、右腕は大事を取ったことを強調する一方で「初めての箇所。検査をしてみないと分からない」と不安も口にした。

　森脇監督は「幸い大丈夫。用心には用心でとどめておいてよかった」と戦線離脱を否定した。ただ、長期離脱が決定的となった吉田一も脇腹の故障だけに、症状の程度によっては離脱は避けられない。大事には至らずとも、調整を一時ストップすれば、開幕に間に合うか、微妙な状況になる。

　救援陣では、昨年７勝２０ホールドを挙げた比嘉が、右肩痛のため本格的なブルペン投球ができず、開幕アウトが決定的。経験豊富な岸田には、その穴を埋める活躍が期待されていただけに、不安が募るアクシデントとなった。

　加えて、小谷野も試合前練習中に左手親指の付け根に打球を受け、練習を中止。広島県福山市内の病院でレントゲン検査の結果、打撲と診断された。こちらは大事には至らなかったが、ヒヤリとさせられる場面だった。開幕ダッシュして輝くためにも、これ以上の離脱者は防ぎたい。

ソフトＢ松坂、罰金１８万円…寝坊で試合前練習遅刻

「オープン戦、ソフトバンク５－０中日」（１４日、ヤフオク）

　ソフトバンク・松坂が試合前練習に遅刻した。アップ開始は午前９時２０分だったが、同９時５６分にグラウンドへ。ばつの悪そうな表情で首脳陣に謝罪した。

　吉井投手コーチは「眠りの呪文にかかっていたようだ」と寝坊？をチクリ。松坂は「みんなにからかわれました。全然初めて（の理由）じゃないので」。チーム関係者によると、１分当たりの罰金は５０００円で１８万円を支払う計算になる。

バイエルンGKレイナがブンデスデビュー…4大リーグでプレーした初のGKに

　

　ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、ブレーメンと対戦したバイエルンはトーマス・ミュラー、ダヴィド・アラバ、ロベルト・レヴァンドフスキのゴールで4ー0で勝利し、リーグ戦9連勝を達成した。
　
　　この試合で休養により欠場したマヌエル・ノイアーに代わり、先発出場したペペ・レイナはブンデスリーガデビューを果たした。ブンデスリーガでピッチに立ったレイナは、これにより、「欧州4大リーグ（イングランド・スペイン・イタリア・ドイツ）でプレーした初のゴールキーパ」と「欧州4大リーグでプレーした初のスペイン人」という2つの記録を樹立。欧州4大リーグでプレーした9人目の選手となった。
　
　　レイナは今シーズン、トップレベルのキーパーでありながら、ノイアーの控えという立場を受け入れた上で、リヴァプールからバイエルンへ移籍。10月に行われた親善試合でバイエルンデビューを果たしていたが、公式戦でプレーするのはこの試合が初となった。
　
　　2001－01シーズンにバルセロナでトップリーグデビューしたレイナはビジャレアルでのプレーを経て05－06シーズンにプレミアリーグのリヴァプールに移籍。昨シーズンはレンタルでセリエAのナポリで公式戦43試合に出場していた。
　
　
　【欧州4大リーグでプレーした選手】
　
　■フロリン・ラドチョウ（70年3月17日生／元ルーマニア代表／FW）
　セリエA：バーリ（90－91）、ヴェローナ（91－92）、ブレシア（92－93）、ミラン（93－94）
　リーガ：エスパニョール（94～96、97）
　プレミア：ウェストハム（96－97）
　ブンデス：シュトゥットガルト（97－98）
　
　■ゲオルゲ・ポペスク（67年10月9日生／元ルーマニア代表／DF）
　プレミア：トッテナム（95）
　リーガ：バルセロナ（95～97）
　セリエA：レッチェ（01－02）
　ブンデス：ハノーファー（02－03）
　
　■アベル・シャビエル（72年11月30日生／元ポルトガル代表／DF）
　セリエA：バーリ（95－96）、ローマ（04－05）
　リーガ：オビエド（96～98）
　プレミア：エヴァートン（99～01）、リヴァプール（01－02）、ミドルズブラ（05～07）
　ブンデス：ハノーファー（03－04）
　
　■ヨン・ダール・トマソン（76年8月29日生／元デンマーク代表／FW）
　プレミア：ニューカッスル（97－98）
　セリエA：ミラン（02～05）
　ブンデス：シュトゥットガルト（05～07）
　リーガ：ビジャレアル（07－08）
　
　■ピエール・ウォメ（79年3月26日生／元カメルーン代表／DF）
　セリエA：ヴィチェンツァ（96－97）、ローマ（98－99）、ボローニャ（99～02）、ブレシア（05）、インテル（05－06）
　プレミア：フラム（02－03）
　リーガ：エスパニョール（03－04）
　ブンデス：ブレーメン（06～08）、ケルン（08～10）
　
　■マニシェ（77年11月11日生／元ポルトガル代表／MF）
　プレミア：チェルシー（06）
　リーガ：アトレティコ・マドリード（06～09）
　セリエA：インテル（08）
　ブンデス：ケルン（09－10）
　
　■クリスティアン・ポウルセン（80年2月28日生／元デンマーク代表／MF）
　ブンデス：シャルケ（02～06）
　リーガ：セビージャ（06～08）
　セリエA：ユヴェントス（08～10）
　プレミア：リヴァプール（10－11）
　
　■オバフェミ・マルティンス（84年10月29日生／元ナイジェリア代表／FW）
　セリエA：インテル（01～06）
　プレミア：ニューカッスル（06～09）
　ブンデス：ヴォルフスブルク（09－10）
　リーガ：レバンテ（12－13）
　
　■ペペ・レイナ（82年8月31日生／元スペイン代表／GK）
　リーガ：バルセロナ（00～02）、ビジャレアル（02～05）
　セリエA：ナポリ（13－14）
　プレミア：リヴァプール（05～14）
　ブンデス：バイエルン（14～）