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IFAB、ビデオ判定導入の決断は先延ばし 「三重罰」は原則無しへ
【3月1日 AFP】サッカーの規則作成を行う国際サッカー評議会(IFAB)は28日、リプレー映像を使った判定補助テクノロジーの試験を、少なくともさらにあと1年先延ばしにすると発表した。
リプレー映像の使用については、オランダサッカー協会(KNVB)が、来シーズンのオランダカップ(KNVB Cup)で試験を行うことを提案していたが、ベルファスト(Belfast)で行われた年次総会を終えたIFABは、さらに多くの情報を集めなければテストを認可することはできないと明かした。
国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・ヴァルケ(Jerome Valcke)事務局長は、「これは、IFABが出すものとしては史上最も大きな決断となる。年月は問題ではない。サッカーのプレーの仕方に関わる、最も大きな判断をしているのだから」と話した。
「多くの議論を積み重ねる必要があると思う。もし主審が、(リプレー判定員から)手に入る情報に頼りきりになってしまったら、確認を求めてばかりになり、主審の説得力がなくなるリスクが生じはしないだろうか」
一方でIFABは、相手の決定機を阻止した選手がPKを与え、退場処分を命じられ、さらに問答無用で次節出場停止となるいわゆる「三重罰」については、原則なくす方向で合意した。
アイリッシュ・フットボール・アソシエーション(IFA)のパトリック・ネルソン(Patrick Nelson)最高責任者(CEO)は、「あまりに厳しすぎるもので、これから解決策を探さなくてはならないということでIFABの意見は一致した」と記者会見で話した。
「FIFAに対してはすでに、全世界で導入が可能か調べるよう要請した」
一方で、FIFAから提出されていた、延長戦突入時の4人目の交代を認める案については、技術委員会にこの件を委ね、さらなる分析を続けるという判断にとどまった。
ネルソン氏は、「IFABは、交代枠は3人で十分という見方で変わっていない」と話している。(c)AFP