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記入式の「お守り」が人気 縁起物もひと手間を加える時代に
何事も待つだけでは、だめなようだ。縁起物の「お守り」もしかりで、手にしたらひと手間、いま願い事を記入するタイプが人気を呼んでいる。
最近、記入式の「お守り」が、効き目がありそうと注目されている。言霊のたとえのごとく、やはり願いをかなえるには言葉によるアピールは重要なようだ。
書いたら専用のポケットにしまい、後は肌身離さず持つ。それは鎌倉時代に創建され760年以上の歴史を持つ白崎八幡宮(山口県岩国市)が頒布する「千里将願招き猫ポケットお守り(500円)」だ。イエローカラーと招き猫のマスコットと、これだけでもかなり個性的な同お守りだが、さらにもうひとつと、願いごとを記入する用紙もついている。お守りを手にしたら、まずは一筆。そしてお守りのポケットに入れて、後は、ひたすら願いがかなうのを祈りつつ努力精進する。ちなみに、お守りの名称にある千里将願とは、先の見通しが良くなるお札。お守りでは、招き猫がしっかりと持っている。なお山口県は遠方過ぎるという場合は、白崎八幡宮のウェブサイトを利用して受け取ることもできる。
また記入する内容は、願い事ではなく過去の反省で、手元にも置かずに奉納というのが、あの徳川家とも縁が深く、家紋である葵の御紋の使用も認められている妙徳山 圓福寺(東京都新宿区)の「懺悔(さんげ)守り(500円)」だ。仏教では「さんげ」と読む懺悔守りは、過去の過ちを、心から詫びてこそ、将来の健康運、仕事運(金運)、良縁の3つに変化(三化・さんげ)をもたらすというタイプのお守り。こちらもウェブサイトにてオーダーすることが可能。ウェブサイトを利用した場合は、懺悔の内容を記入し、圓福寺へ返送すればよい。後はお祖師さまの前に納め、毎日お経を唱えてくれるという。
一方、書籍タイプで注目されているのが「般若心経 お守り(648円・税込/枡野 俊明著・河出書房新社)」。般若心経とは、生きるための心得を本文わずか262文字で書かれたお経。タイトルだけなら誰もが知っているお経では、最もポピュラーな存在だ。同書は、この般若心経と解説、そして願いごとと氏名を記入する3部構成となっている。解説の内容も、著者が曹洞宗の僧であり、庭園デザイナー、そして大学教授と多彩な肩書を持つだけあり、堅苦しさはなく、般若心経の入門書としても楽しむことができる。
ウェブサイトで取り寄せた記入式のお守りに願いを書いて、新年度を迎えるのもよさそうだ。
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