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おかみさんのおにぎりを食べて、粋な江戸っ子に近づこう!
東京で一番古いおにぎり専門店「浅草 宿六」
観光客に大人気の街・浅草。駅から浅草寺を越えた言問通り沿いに、東京で一番古いおにぎり専門店「浅草 宿六(やどろく)」があります。今回は、歴史ある浅草の街を見ながらおにぎりを握り続けてきたおかみさんに、お店や浅草の街について伺うべく「浅草 宿六」へ行ってきました。
赤い看板を目印に店を見つけ、のれんをくぐると笑顔のおかみさんが迎えてくれました。まずはおにぎりを頂きます。20種類にも及ぶ具材はどれも本当においしそう! 全部おすすめとのことで、悩んだ挙げ句「さけ」と「ねぎ」をチョイス。おかみさんが具材を取り出して手早く握ってくれ、風情あるかごに入ったおにぎりを、カウンター越しに手渡してくれます。さすが出来立て。まだパリパリの海苔と、温かいご飯。そこにしっかりとした味付けのさけと、香ばしい香りのねぎが、それぞれ絶妙にマッチします。思わず「おいしい」の言葉と共に、ほっとため息が出てしまいました。また、一緒に頂いたしじみのおみそ汁からは、しっかりと貝の出汁の風味を感じます。やっぱり日本人は、小腹がすいた時やお酒を飲んだ後、ご飯とおみそ汁が一番ほっとするのかもしれません。
さて、お腹が満たされところで、おかみさんにお話を伺いました。
――まずはこちらのお店の歴史について教えてください。
「私の両親が昭和29年に始めました。今は息子がお昼、私が夜という風に一緒にやっています。先代から引き継いでいるけれど、具などはやっぱり店主のセンスが反映されるので、少しずつ変わっていきますね」
――今はおかみさんの味なんですね! 浅草には、どんな方が多いですか?
「みんな昼は働いて、夜は楽しもうっていう意識が昔からありますね。だけどエチケットみたいなものがすごくあるから、安心して楽しめるの。粋っていう感じをみんな持っていますね。それから周りのおせっかいなおばちゃんがいろいろ教えてくれるから、若い人も多いけどだらしない子はいないと思いますよ。人が多くても治安が良いんです。あと結構女性が強いかな。おかみさんはお店を守って、旦那衆は物日(行事)を楽しむっていう感じ。旦那衆はなんだかんだ寄り合いだって言っちゃあ出掛けてばかりいるから(笑)」
――楽しそうですね! 浅草は、住むには便利な場所でしょうか?
「とっても! 浅草は食べ物もおいしいしショッピングもできるし、銀座線もバスもあってアクセスがいいから、いつも人気みたいですよ」
――浅草近辺で一人暮らしを考えている学生さんに、メッセージをお願いします。
「浅草を楽しんでくださいね! この辺りに住むなら、行事にどんどん参加して、周りの方とお話しした方がいいですね。“浅草は5月から始まる”って言うんだけど、それまで準備をして5月の三社祭を迎えて、それから毎月行事があるし、行事があると交流が生まれるから、一人暮らしでも楽しめると思いますよ」
――年中本当に楽しい街なんですね。ありがとうございました!
地元の方は、楽しく育った思いを子どもたちにも教えたいと、一度外へ引っ越しても戻ってくる方が多いとか。みなさんも、おかみさんのおいしいおにぎりでほっと一息ついて、粋で楽しい江戸っ子へ一歩近づいてみてはいかがでしょうか。
おにぎり 浅草 宿六
東京都台東区浅草3-9-10
03-3874-1615
http://onigiriyadoroku.com/
【昼】11:30~17:00【夜】18:00~2:00(ご飯が無くなり次第終了)
定休日:【昼】日曜日【夜】水曜日
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