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三菱・日産共同開発の次期「i-MiEV」発売は2016年?
三菱自動車が2010年4月に発売した量産EV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」。
リヤ・ミッドシップレイアウトの軽「i(アイ)」をベースにパワーユニットをラゲッジルーム下に配置、リチウムイオン2次バッテリーをいち早く採用するなどで発売当時、大きな注目を集めました。
そのi-MiEV 2016年モデルが米国で3月に発売されると海外メディアが報じています。
同社がi-MiEVを米国に導入したのは2012年ですが、2013年モデルと2015年モデルの発売をスキップ、現在も米国で「2014年モデル」を販売しています。
隔年で米国にイヤーモデルを投入している経緯から、次回は2016年モデルが投入されると予想されますが、その一方でi-MiEVの米国販売は累計で2,000台以下と振るわず、2014年モデルも大幅値下げを断行したものの、販売は低迷していると言います。
しかしながら三菱自は昨年2月、i-MiEVの後継車を提携先の日産と共同開発する意向を表明、その2ヶ月後には日産も新型「EV軽」の開発に取組む方針を表明しました。
日産としてはいっそうのEV拡販に向け、「割高感」の払拭のためにも「リーフ」より安価なEVが欲しいところ。
国内では2006年1月に発売されたi-MiEVのベースモデル「i」が2013年9月に販売を終了しており、またi-MiEVについても2010年4月の発売から約5年が経過するなど、次期モデルの登場が迫っていても不思議ではありません。
ちなみに三菱自は2013年のジュネーブショーに「Concept CA-MiEV」を出展しており、航続距離がi-MiEVを大幅に上回る300kmを達成、ワイヤレス給電方式を採用するとアナウンスしています。(CAはCompact and Advanced technologyの意)
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このコンセプトモデルが次期i-MiEVを想定した物かどうかは不明ですが、新聞報道などによると、2016年に現行価格の半額に当たる100万円台半ばでの発売を予定しているとしており、実現すれば昨今の軽自動車人気に肖(あやか)れる可能性も。
(出展 CITROEN)
シトロエンにも「C-ZERO」としてOEM供給されている三菱「i-MiEV」。今後の三菱、日産両社の後継モデルを巡る動きが注目されます。…