仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
北海道・サッポロラーメンの原点に出合える店はココ!
鈴蘭の「味噌らーめん」。しかし、サッポロラーメンはみそだけじゃない!
ラーメンは札幌グルメの代表格。それだけに店も味も実にたくさんある。しかし、味の好みは各人によって異なるため、「この店こそNo.1」という紹介は不可能に近い。それでも人はおいしいラーメンを求める。情報も欲する。そこで今回は「昔ながらの味」、「600円台」、「地元で愛されている」をキーワードに3つの名店を紹介したい。
みそラーメン誕生以前、80年前の味を今に
サッポロラーメンといえば、やはりみそラーメンを思い浮かべる人が多いだろう。実際みそラーメンの発祥地は札幌で、全国的な有名店「味の三平」が開発したことはラーメン好きの知るところだ。
では、みそラーメンが生まれる前、札幌ではどんなラーメンが食されていたのか。その味を実際に食べて確かめることができるのが、札幌市西区にある「四代目いちまる」である。
みそラーメンが誕生する前は、札幌でもラーメンといえばしょうゆ味だった。この店では、現代風な味のしょうゆラーメンとは別に、初代店主が屋台で出していた「昔風しょうゆ」というメニューを用意している。
初代店主がチャルメラを吹きながらこのラーメンを作っていたのはもう80年以上も前のこと。とんこつをゆっくりと煮込むことで作る、あっさりしつつも深いコクのある味わい。寒冷地の屋台が生んだ、身も心も温まるようなやさしいラーメンなのだ。
その味を、時を経た今でも変わることなく楽しめるのがこの店。昔ながらのなじみの味を求めてやってくる高齢者の常連客も多い。また、転勤で道外に移住したにもかかわらず、年に一度は来店する人もいるという。
小さな店舗は昔ながらの風情を残しつつ、モダンな内装に仕上げられている。女性ひとりでも入りやすい雰囲気が魅力的だ。2012年10月中には、同じ西区に2号店もできる。
これぞ原点の味、四代目いちまる「昔風しょうゆ」(600円)
多くの常連客から支持される素朴で深い味わい
次に紹介するのは「ラーメン専門店 胡桃(くるみ)」。札幌市豊平区にあるカウンターだけの小さな店だ。オープンして18年目。住宅街の中の少々分かりにくい場所にあるのだが、連日常連客でにぎわっている。
ラーメン店には、看板メニューを掲げる店が多いが、この店は、みそ、塩、しょうゆのいずれも人気だという。それぞれの味にファンがいるのではない。常連客でさえ、のれんをくぐる度にどの味にするか迷ってしまうのだ。
かなり保守系のみそ派の私も、この店のベストな一杯は決めがたいが、今回は「塩ラーメン」を紹介したい。この店の味は総じてあっさり系なのだが、塩ラーメンはひと口目からパキッとしたインパクトが十分にある。
食べ続けても味に飽きたり疲れたりすることはない。ひと口目のおいしさがいつまでも後を引き、食べ終わった瞬間もう一杯食べたくなってしまう。まさに毎日でも食べたくなるおいしさなのである。
胡桃の「しおラーメン」(600円)
ご主人に聞くと、素材はあくまでもシンプル。素材それぞれのバランスが取れていることと、惜しまず手間をかけることが大切なのだという。鶏ととんこつ、野菜だけを使うスープの取り方から、塩味のまろやかさを感じてもらう秘訣(ひけつ)まで、こだわりがたくさんだ。
これらはもちろんオフレコだが、仮に公開してもまねされる心配はないという。気温や季節に応じた細かな手のかけ方は、身体でしか覚えることができないとご主人は断言する。論より証拠、ぜひとも食べていただきたい一杯である。
●information
ラーメン専門店 胡桃
北海道札幌市豊平区月寒東3条6丁目6-17
毎日でも食べたくなるやさしい味わい
しょうゆ、塩とくれば、最後は当然みそラーメンだ。私が保守系みそ派であることはすでに公言したが、それだけに好みの店はたくさんあり、悩むところではある。しかし冒頭に挙げた3つのキーワードから、札幌市豊平区美園(みその)にある「味の鈴蘭」を推したい。
美園という場所は、札幌の中でも有名店が集まる激戦区だ。そんな場所で27年間営業してきた「鈴蘭」のラーメンも総じてあっさり系。
寝かせ味噌の深い風味がたまらない、鈴蘭の「味噌らーめん」(650円)
赤と白のみそ、そして複数の素材をブレンドして1カ月以上寝かせる特性みそととんこつ、丸鶏、昆布等で取るスープ。いずれも安全性や食べやすさを十分に考えた素材を厳選しつつ、毎日でも食べられるような味に仕上げている。
鈴蘭の「坦坦麺」(750円)は、優しい辛さがじっくりと利いてくる
あっさりとしながらも奥の深い味に加えて、しょうがの風味がパンチとなってさらに食欲をそそる。こちらのラーメンもクセになる味で、毎日のように通う常連客も多数いる。季節限定メニューもそろう。また、寒さが増すこれからの季節は、常連客から坦坦麺のオーダーも多くなるという。
ところで、ここで紹介した3軒の麺は、すべてサッポロラーメン王道の中太チヂレ麺。サッポロラーメンの味は多様化しているが、麺が中太チヂレ麺であることだけは必須条件であろう。
また、今回紹介した3軒は、いずれもインパクト系ではなく、毎日でも食べたくなるというもの。札幌を旅行する際には、ぜひ足を運んでいただければと思う。
北海道のジンギスカン、生VS味付けどちらがおいしい?
シンプルだけど、ちょっとしたコツを知ればよりおいしいジンギスカン
北海道や東北の一部の郷土料理としておなじみのジンギスカンは、単なる羊の焼き肉と思うべからず。実はこの料理、正しい食べ方、肉やタレの正しいチョイスを行うことによって、初めて最高の味わいになるのだ。意外に奥が深いジンギスカンについてご理解いただき、北海道に来た際にはぜひご賞味を。
ジンギスカン鍋の形状に注目
まずは独特の形状になっているジンギスカン鍋にご注目いただきたい。円形で、中央部が盛り上がっている。いきなり焼き方の説明になるが、鍋に火を入れ、熱した後に脂を満遍なく敷く。
次にいきなり肉を置いてはいけない。まずは野菜を、鍋のふち側に置いていくのが正しい。円形状に野菜を敷き終わった後、盛り上がっている鍋の中央部に肉を置いていく。こうすることで肉汁が鍋の低い部分に流れ、野菜に染み込むのである。生肉と味付け肉ではこの行程に若干の差があるけれど、これが基本的なジンギスカン鍋の使い方だ。
余談だが、ジンギスカンは日本独特の料理であることはご存じだろうか。戦争で中国大陸に渡った日本軍の兵隊が、鉄かぶとを使って食材を焼いたことが、ジンギスカン鍋の発想につながったという説もある。ジンギスカンをおいしく食べるには、鍋の使い方は大きなポイントだ。
肉は鍋の中央、野菜は端側が基本
載せ終わったらこんな見た目に
肉はラムか? マトンか?
料理で使用する肉は、おおむね柔らかいものが好まれることが多い。羊肉は生後1年以内のラム、1年以上のマトンに分けられる。ラムはマトンに比べて柔らかく、匂いも少ない。特に生ラムは柔らかさ、少ない匂いともども最高位とされているようだ。ついでにみずみずしさもNo.1と評される。
しかし、北海道民にはより風味(=匂い)のあるマトンの方が、しかも生ではなく、冷凍によって匂いが強くなった冷凍肉の方が好きだ! という人も少なくない。生まれも育ちも北海道の筆者も冷凍マトン派だ。
昔に比べると少なくなったが、北海道では恐ろしいことに家の中でジンギスカンをやることも多かった。筆者がまだ子どもだった頃(昭和50年前後)は、月に一度は親戚などが集まって室内ジンギスカンをやっていたものだ。
そういう環境で育ったせいか、本州の人々に比べて羊肉独特の匂いには鈍感になっている。その分、より風味の強いマトン派なのだろうと自己分析する。羊の匂いが苦手じゃない人には、個人的にはマトンを推したい。
老舗店「ツキサップじんぎすかんクラブ」ではマトンを使用
生と味付けはどちらがおいしい?
ジンギスカンには焼いた肉をタレにつけて食べるタイプと、最初からタレに漬け込まれた味付けタイプがある。ちなみに前章で紹介した生と冷凍とは違う意味合いで、この章では味なしを「生」、味付けをそのまま「味付け」と表記させていただくことをお許し願いたい。
生はより羊肉のうまみをダイレクトに楽しむことができ、味付けは肉汁だけでなく、肉を漬け込んだタレも野菜に染み込み、鍋に乗った全ての食材に一体感が生まれる。
肉、野菜がそれぞれ単独で攻撃してくる生に対して、肉や野菜が一体となり攻めてくるのが味付けだ。どちらも非常においしく、自分で記事にタイトルをつけておきながら、「そんな難しい選択はできない」という結論になってしまう。
ご飯が進むジンギスカンか、ビールが進むジンギスカンか
味付けジンギスカンの名店「まつじん」の肉は通販でも買える
北海道には数多くのジンギスカンの店がある。オススメを選ぶのは難しいが、北海道ならではという特徴のある店をいくつか紹介したい。
まず、1953年創業の老舗店「ツキサップじんぎすかんクラブ」。肉は創業以来一貫してマトンを使用しており、タレはしょうゆベースでスパイシーな風味。羊肉のおいしさをしっかり感じられる、さすがは老舗という味だ。
味付けで選ぶなら、こちらも1956年創業以来味付けジンギスカン一筋の老舗「まつじん」こと「松雄ジンギスカン」。本店は滝川で、北海道なら札幌や砂川、富良野などにも店舗がある。
ニンニクを使わない漬けダレは、味だけでなく素材の安全性にもこだわっている。昔から「ご飯がすすむ味」を大切にしているそうだが、実際マツジンでご飯を食べ過ぎてしまうのは筆者だけでないだろう。
また、札幌にはビールを飲みながらジンギスカンを食べることができる巨大施設「ビール園」というものがいくつかあり、観光スポットのひとつになっている。ススキノのはずれにある「キリンビール園」で用意されている、生、味付けを同時に楽しめるオキテ破りの食べ放題コースは見逃せない。
どちらも楽しみたい人には天国だ。「本館中島公園店」は地下鉄でアクセスもしやすく、約500人収容できる大空間も北海道らしさを感じることができる。さあ、あなたは生と味付けどちらのジンギスカンを食べるだろうか?
キリンビー園本館は北海道らしい大空間も特徴的