新千歳空港に鹿５頭、また侵入 ４日の発着便に影響なし

　

　

　　４日午前５時ごろ、北海道・新千歳空港の敷地内に５頭の鹿が侵入しているのを国土交通省新千歳空港事務所の点検車が見つけた。同空港では３日夜にも鹿の群れが見つかり、出動した除雪車などが追い払ったが、再び侵入した可能性がある。

　　同空港事務所は「こんなにたくさんの鹿が侵入するのは異例」としている。５頭の鹿は４日午前９時ごろ、北側のゲートから追い出した。４日の発着便に鹿による影響はない。

　　空港の敷地は高さ約２メートルのフェンスに囲まれており、破られた形跡は見つかっておらず、侵入経路は不明という。

　　新千歳空港では３日午後７時１５分ごろ、滑走路を２本とも閉鎖した。