寄り付きの日経平均反発、米株高・円安を好感し輸出株が買い先行

　

　［東京　１０日　ロイター］ – 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発している。前日の米国株高に加え、外為市場で１ドル１２１円半ばまで円安方向に振れたことで、精密、電機、自動車などの輸出株に買いが先行した。保険、化学などもしっかり。

　９日の米国株式市場ではダウ工業株３０種が大幅反発し、投資家の不安心理はいったん和らいだが、週末のメジャーＳＱ（特別清算指数）算出を控え、上値追いには慎重姿勢も見える。トヨタ(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、花王(4452.T: 株価, ニュース, レポート)が昨年来高値を更新するなど優良株への買いは継続している。

　 寄り付き 前営業日比

　 日経平均.N225 18891.01 +100.46

　 日経平均先物中心限月2JNIc118880+90

　

　 (河口浩一)

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