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[注目トピックス 市況・概況]欧米為替見通し:米ベージュブックに注目へ
*17:10JST 欧米為替見通し:米ベージュブックに注目へ
本日4日の欧米市場のドル・円は、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、米国2月のADP雇用統計やISM非製造業景況指数などに注目する展開となる。
17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)での米国の景況感の判断材料となる米地区連銀経済報告では、賃金上昇などの雇用情勢、原油価格の低下を受けたインフレ率の低迷やエネルギー関連企業の経営状況、ドル高を受けた製造業の経営状況、などを見極めることになる。
地区連銀経済報告で米国の景況感や雇用情勢に対して楽観的な見方が示され、米国2月の雇用統計で「賃金上昇を伴う雇用回復」が確認された場合、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で「忍耐強く」という文言が削除され、イエレンFRB議長に忍耐が求められなくなる可能性が高まることになる。
安倍政権は、本田内閣官房参与の発言「120円を上回るドル高・円安は支持できない」に代表されるように、120円を上回るドル高円安を牽制する発言を繰り返している。
理由としては、対内的には、4月の統一地方選挙に向けて、原材料費の高騰に苦しむ地方企業への配慮、対応であり、対外的には、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の難航を受けて米国製造業への対応策がある。
米国議会では、海外の通貨安に伴う損害賠償請求を企業に認める法案が提出され、環太平洋経済連携協定(TPP)などの通商協定に為替操作に対する制裁条項を加えることを求める動きがある。
【今日の欧米市場の予定】
18:00 ユーロ圏・2月総合PMI改定値(予想:53.5)
18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI改定値(予想:53.9)
19:00 ユーロ圏・1月小売売上高(前月比予想:+0.2%、12月:+0.3%)
21:00 米・先週分MBA住宅ローン申請指数(前回:-3.5%)
22:15 米・2月ADP雇用統計(予想:+22.0万人、1月:+21.3万人)
23:00 米シカゴ連銀のエバンス総裁が講演予定
24:00 米・2月ISM非製造業景況指数(予想:56.5、1月:56.7)
04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表
ブラジル中央銀行が政策金利発表(現行12.25%、0.5%利上げの可能性)
《KO》