【中国】河南省 ９種類の「楽器」を同時演奏する男性

2015年03月01日 12時33分

河南省洛陽市に住む６７歳の路飛行さんは、８種の楽器に歌を加え、９種類の「楽器」を同時に演奏できる。不用品を改造し、てこの原理を利用して手で演奏する電子オルガンをペダルハープにし、
片足でドラと拍子木を操作し、自ら歌い、手足をともに使い、一人でバンドの演奏を達成するソロコンサートを青年宮広場で開催して、拍手喝さいを浴びた。

路飛行さんは定年前は、洛陽市の中学校の国語の先生だった。若いころから音楽が好きで「笛、板胡、二胡、電子オルガンを演奏できるが、それ程上手ではない」という。

定年退職後、青年宮広場で板胡を演奏し、みんなと一緒に楽器を楽しむ日々を送っていた。笛を演奏する王さんや電子オルガンを演奏する趙さんが欠席すれば、音楽のハーモニーを楽しみきれなかった。
それで、多数の楽器を組み合わせ、一人で口、手、腕、足を使って演奏し、「一人だけのバンド」ができないかと考え、模索し始めた。

バイオリン、板胡、二胡を同じ平面に固定させ、手で演奏する電子オルガンをペダルハープにし、片足でドラと拍子木を操作する。頭部にヘッドセットを装着して歌ったり踊ったりする歌手を真似して、マイクをつくった。

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