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【川崎・中1殺害】離婚、生活保護相談、捜索願は出さず…被害少年の家庭の事情★4
ソース 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239593-storytopic-1.html
★1の時間 2015/03/01(日) 02:46:34.19
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1425172252/
川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)が刺殺体で見つかった事件。
学校は約3カ月前から大好きだったバスケットボール部の練習に出なくなるなど上村さんの「異変」のサインに接していた。
家族や同級生らは、自宅に寄りつかず、顔に青あざをつくるなど交友関係の変化に気づいていた。
誰からも慕われたその命を救う手立てはなかったのか。
浮かない表情で一人壁にもたれ、年上の少年ら数人がレーシングゲームを楽しむ様子をぼんやりと見つめていた。
昨年12月のある夕方。「ゲームを楽しむというより連れ回されている感じだった」。
上村さんを中学近くのアミューズメント施設で見かけたときの様子を男子生徒(14)はそう振り返った。
「明るくて優しくていつも笑顔」(同級生)。小学6年時に島根・西ノ島から転居し、
「かみそん」「うえりょー」のあだ名で周りから親しまれた上村さんに、変化が目立ち始めるのは現在のアパートに引っ越した昨年秋以降のことだ。
短かった髪が長くなり、携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」のアカウントを何度か変え、
同級生のグループには書き込みをしなくなった。バスケ部の練習にも来なくなったが、学校は動かなかった。
「生活態度の乱れや校則を破るような行為がなかった」(校長)
11月以降、上村さん宅前には自転車や原付きバイクの少年ら数人が頻繁にたむろし、
深夜の公園などで一緒にいる姿が目撃されるようになった。関係者によると、母親はこのころ、
地元福祉事務所に生活保護の相談に訪れている。母親は上村さんが小3の進級時に離婚し、
以降は看護助手として生計を支えていたが生活は苦しかったとみられる。
面倒をみてくれていた近くに住む祖父母は、祖父が病気で倒れたことで、祖母が介護にかかりきりになっていた。
住民は上村さんが深夜に妹を連れてスーパーに買い物に向かう姿を覚えている。
事件を指揮した捜査幹部は「家庭環境の変化など自分の力ではどうしようもないことがある。
息抜きにゲームセンターなどで遊ぶうち、同じように疎外感を感じている少年らと打ち解けて取り込まれていく。
嫌なのに抜けられず、どんどん落ちていく。あんないい子をどうして救ってあげられなかったのか、悔やまれてならない」と話す。
学校は12月ごろ、上村さんが問題のある他中学の生徒らと付き合っていることをようやく把握した。
しかし学校間で情報交換をしただけで具体的なアプローチはしていない。
1月8日。始業式を欠席した上村さんはそのまま姿を見せなくなった。
校長は担任教諭に「少なくとも2週間に1度は顔を見るように」と指示したが、会うことはかなわなかった。
電話で「本人と会っていない」と答える母親に対し、担任は行方が分からない場合は捜索願を出すよう提案したという。
だが、母親が警察に相談することはなかった。
このころ、上村さんは逮捕された少年らの暴力の餌食になっていた。 (毎日新聞)