野球日本代表、10日に欧州戦 第１戦は大瀬良が先発

　

　

　

　欧州代表との強化試合の前日練習で笑顔を見せる大瀬良（９日、ＱＶＣ）＝共同

　　野球の日本代表は欧州代表と10、11日に東京ドームで強化試合を行う。９日はＱＶＣマリンフィールドの室内練習場で調整した。第１戦の先発投手は日本代表が広島の大瀬良、欧州代表はオランダのコルデマンスと発表された。

　　2013年秋に小久保監督が就任して以降、３月に代表戦を行うのは初めて。11月には新設される国際大会「プレミア12」が予定されており、小久保監督は「秋のプレミアにつながるような試合にしたい」と抱負を語った。〔共同〕

ドライバー、胸とクラブを同調させる

　

　

　　かつては300ヤード超の飛距離があったが、41歳の今は290ヤードがせいぜいだ。シャフトの長さは45インチ、ロフト角は10度。スタンスが狭い私はドライバーでも両足の中心線を肩幅のラインに置いている。

　

　胸、グリップ、クラブヘッドに柔らかな１本の線が延びている意識で振る

　　かっ飛ばそう、という力みは禁物で、ギュッとやるとスイングスピードは落ちるもの。グリップの握りの強さはアイアンの８割ほどだ。

　　初心者でスライスに悩む人は多い。高校卒業後に本格的にゴルフを始めた私自身がそうだった。原因の多くが振り遅れで、下半身の回転にクラブがついてこられないからフェースが開いてスライスボールとなる。胸からグリップへ、クラブヘッドへと柔らかな１本の線が延びているような意識で振るとヘッドと体が同調し、いい軌道で走ってくれる。フェースローテーションなど難しいことは考えない。

　　ボールは左足親指の延長線上に。アドレスの際、目線をボールの右側から入れる意識を持つと体が突っ込むミスを防げる。飛ばしたい場所とボールを線で結び、球の10センチほど先に落ち葉などの目印を見つける。あごを上げずに、その部分に意識を集中させて打つ。調子が悪いときほど、この作業を丁寧に行う。

　　腕に覚えのある方からは「どうやったら同じような飛距離が出せますか」と聞かれることがある。十分な鍛錬が見て取れるだけに、プロ泣かせの質問でもある。技術的な課題克服もさることながら、実力に合ったギア選択が重要だと思う。ロフト角8.5度のドライバーを使っていれば、球の軌道は低くなって当然。なのに球を上げようとするからスイングが崩れ、体に無理な負担もかかる。

　　プロでもドライバーは曲がってしまうもので、試合中に修正しきれないことはしょっちゅう。そんなときはボールにパチンと当てる、という基本に立ち返るようにしている。

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白鵬と日馬富士、順当に２連勝 大相撲春場所２日目

　

　

　

　日馬富士が押し出しで栃煌山を下す（９日、ボディメーカーコロシアム）＝共同

　　大相撲春場所２日目（９日・大阪市ボディメーカーコロシアム）２横綱が順当に２連勝。２度目の６連覇と34度目の優勝が懸かる白鵬は初顔の佐田の海を上手投げで退け、日馬富士も栃煌山を一方的に押し出した。

　　大関陣では、稀勢の里が小結妙義龍に寄り切られ、３年ぶりに初日から２連敗を喫した。琴奨菊は小結玉鷲を寄り切り、豪栄道も高安を押し倒して、ともに２連勝。

　　新関脇は照ノ富士が碧山を押し出して２連勝としたが、隠岐の海は宝富士に突き落とされて２連敗となった。〔共同〕

中学２年の森川さんにフェアプレイ大賞＝為末氏が香川で表彰－日体協

　

　 大賞作品を基に漫画化されたポスターを掲げる（左から）為末大さん、森川宝さん、浜田恵造知事＝９日、香川県庁

　 　日本体育協会が創設した「日本フェアプレイ大賞２０１４」の授与セレモニーが９日、香川県坂出市であり、元陸上五輪選手で同賞特別選考委員の為末大さんが、大賞に選ばれた中学２年の森川宝さんに表彰状を手渡した。
　　同大賞は、日体協の「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーンの一環として、昨年６月から「心をふるわせるフェアプレイ・ストーリー」を題材にした作文を募集。今年１月、日体協理事で元女子ソフトボール日本代表監督の宇津木妙子氏を委員長とする選考委員会で大賞を決定した。
　　森川さんが中学１年時の体験を基に書いたという受賞作「笑顔と涙の握手」は、部活動で卓球に打ち込む中学生が試合に勝利した後、対戦相手の方から「おめでとう」と握手を求められ、フェアプレーに気付かされるというストーリー。これを漫画化した特別版ポスターが制作され、表彰に続いて贈呈。森川さんが通う香川大学教育学部付属坂出中学校の掲示板に掲出された。ポスターは、全国の小中学校約３万４０００校にも配布されている。
　　この後、森川さんは為末さんと共に香川県庁で浜田恵造知事に受賞を報告。森川さんは「スポーツをする喜びとフェアプレーの大切さに気付いてほしい」と語った。　

稀勢の里が連敗＝大相撲春場所２日目

　

　 稀勢の里（左）は妙義龍の出足に圧倒され２連敗＝９日、大阪・ボディメーカーコロシアム

　 　大相撲春場所２日目（９日、大阪・ボディメーカーコロシアム）
　　稀勢の里は妙義龍の出足に圧倒され連敗スタートとなった。２横綱は連勝。白鵬は初顔の佐田の海を上手投げで仕留め、日馬富士は栃煌山を速攻で下した。豪栄道は高安を問題にせず、琴奨菊も玉鷲を寄り切って、ともに２連勝とした。
　　安美錦の幕内出場が１２６０回となり、歴代６位の琴ノ若に並んだ。