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J2開幕! 降格の大宮は昇格の金沢に勝利(12枚)
いよいよ2015シーズンのJ2が開幕
J2は8日に開幕を迎え、昨シーズンJ1で戦っていた大宮アルディージャと昨シーズンJ3王者に輝いたツエーゲン金沢が対戦。終盤にMF家長昭博がゴールを決めた大宮が、辛くも勝利した。
J2初陣に臨んだ金沢は降格組の大宮に惜敗(20枚)
初めてJ2の舞台に立ったツエーゲン金沢
ツエーゲン金沢は8日のJ2開幕戦で大宮アルディージャと対戦した。前半はシュート数で7対2と大宮を上回ったが、後半41分に失点を喫して0-1で敗戦。J2初陣は黒星となった。
日本人内野手で唯一生き残る「ムネリン」 マイナー契約でも昇格勝ち取る理由とは
ブルージェイズとマイナー契約を結んで今季の春季キャンプを迎えた川崎宗則内野手(33)。招待選手の扱いで、4月6日の開幕までにメジャー昇格を勝ち取ることを目指す。ブルージェイズはオフに内野手を補強、キャンプに参加する二塁手だけで6人という激戦を勝ち抜けられるか分からない。ただ、地元トロントのファンからは依然人気が高く、メディアも放っておかない。
地元紙「ザ・スター」が、キャンプ直前に単独インタビューを行い、川崎が醸し出す魅力を探っている。
ホームページ(HP)の動画では、川崎は英語で対応し、地元ファンへのメッセージを口にした。「トロントのファンを愛している。絶対に戻ってくる。新しいダンスも考えた。ライティング・ダンスだ。打つほうもイチロー(現マーリンズ)に倣って強化した。待っていてくれ」
取材した記者は、置かれた難しい立場の川崎が全くそれを感じさせないことに、「風変わりで底抜けに明るく、みんなを楽しませてくれる」と伝えた。
1992、93年のワールドシリーズ連覇以来、ポストシーズンさえ出場していないブルージェイズ。今季こそと意気込んでいるが、ヤンキース、レッドソックス、オリオールズと強豪がそろい、激戦のア・リーグ東地区を制するのは容易ではない。昨季もあと一歩のところでポストシーズンを逃したが、踏ん張った一因には川崎の存在があったのは確か。
「チームのムードを変えられる貴重な選手」(地元メディア)と、高い評価だからこそ、マイナー契約の川崎をターゲットにする。
川崎はオフに下半身を中心としたトレーニングを行ってきた。
「ザ・スター」紙によると、「何を見てるんだい? お尻じゃなく股関節のあたりを鍛えてきた。守りとバッティング、プレーに関わる基礎的な動きを広げることが目的。だからお尻が大きくなったように見えたんだ。でもお尻より僕の動きを見てほしいな」とニヤリ。
川崎には昨季、日本に帰らないと決意させるプレーがあった。3Aバファローに落ちていたとき、川崎は二塁守備で一つのプレーを完成させた。逆シングルで捕球した後、ジャンプしたまま体をひねってアンダスローで一塁送球してアウトにしたのだ。
「ずっとやろうとしていたが、どうしてもできなかったんだ。それがパイレーツ3Aとの試合で初めてできた。場所はインディアナポリスだったかな。僕にとってトロントも大好きな街だけど、日本人にはいないと思うけど、インディアナポリスも好きだね」
今も進化する川崎。「日本ではできない野球を学ぶことができてとてもハッピー。ブルージェイズには感謝している。野球が好きだから、トロントに残れなくてバファローでプレーすることになっても構わない。
これだけトロントのファンを魅了し続けていては、なかなかクビにはできない。
ブルージェイズの今季本拠地開幕戦は4月13日のレイズ戦。最大収容人員が4万9000人を超えるロジャー・センターだが、2月18日に入場券が売り出され、1時間もたたないうちに完売。球団公式HPでも「ファンの期待はとてつもなく大きい」と驚いた。
川崎がメジャーを獲得できれば、さらにスタジアムを一気に盛り上げるだろう。
J1開幕節の入場者数が平均2万人超え、6年ぶりに“大台”突破
J1開幕節の入場者数が平均2万人超え、6年ぶりに“大台”突破
2015シーズンのJ1第1ステージ第1節が7、8日に行われ、全9会場の入場者数は合計19万3848人を記録し、1試合平均で2万1539人と、6年ぶりに2万人の“大台”を突破した。
開幕節の最多入場者数は日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス対川崎フロンターレの神奈川ダービーで、3万8123人を動員。豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス対松本山雅FCも3万3558人を記録した。
開幕節で入場者数の1試合平均が2万人を超えたのは2009年以来、6年ぶり。このときは9試合合計で19万801人、1試合平均は2万1200人だった。11年ぶりに2ステージ制が復活した今季のJ1リーグ。その出足は上々と言えそうだ。
また、8日に開幕したJ2リーグも開幕節の全11試合で計9万6779人の入場者数を記録。1試合平均は8798人だった。昨季のJ2開幕節は計8万6909人、平均7901人で、1会場あたり約900人増えた。
ザスパクサツ群馬は横浜FCをホームに迎えた開幕戦で1万1198人を動員。これまでのクラブ記録だった2010年のJ2第16節・札幌戦の9382人を超え、過去最高の入場者数を記録すると同時に、初めて1万人を超えた。
神奈川ダービーを熱く盛り上げた横浜FM&川崎Fサポーター(12枚)
神奈川ダービーを盛り上げたサポーター
[3.7 J1第1ステージ第1節 横浜FM1-3川崎F 日産ス]
2015シーズンのJ1リーグが開幕し、日産スタジアムでは横浜F・マリノスと川崎フロンターレが対戦し、川崎Fが3-1で神奈川ダービーを制した。川崎Fは3年ぶりの開幕戦白星となった。