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エントリーは3月14日から!『Gレコ』への想いをガンプラに込めろ!

エントリーは3月14日から!『Gレコ』への想いをガンプラに込めろ!

 

現在放送中の『ガンダム Gのレコンギスタ』をテーマとしたガンプラコンテストの開催決定。まもなくエントリー受付を開始する。

2015年3月14日(土)よりエントリー受付を行うのは、『ガンプラのGは元気のG、みんなの元気、見せてみなさいよ!ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト』だ。

こちらは、タイトル通り『ガンダム Gのレコンギスタ』のガンプラシリーズに限定し、「テクニックをフルに活かした“ガチ作品”からアイディアを詰め込んだ“ネタ作品”」まで幅広く募集するコンテスト。

『ガンダム Gのレコンギスタ』といえば、ガンダムファンの間では「歴代最低」「ストーリーが意味不明」といった辛口の評価の一方で、「MSの動きがいい」「世界観がいい」などのかなり賛否両論が分かれる作品。

実際、記者も初回を見た時にはこれまでのどんなガンダムよりも脳がついていかず、何度か再視聴する必要があった。

だが、同作品については長年『ガンダム』シリーズを手がけてきた富野由悠季氏が、TVシリーズとしては『∀ガンダム』以来久々に原作のみならず総監督・脚本を手がけるとあって、なみなみならぬ氏の思い入れが感じられる作品でもある。

それを裏付けるかのように、これまでのインタビューや舞台挨拶でも独特の富野節が炸裂し話題となっていたが、なんと、今回のガンプラコンテストにも初めて富野由悠季氏が審査員として参加(バンダイ ホビー事業部主催のコンテストとして)することが決定している。

これはもう、TVアニメに対して各々が抱えている想いをガンプラに込めて伝える最高のチャンスではないだろうか。

審査員はほかに、同アニメのメカニックデザイナー安田朗氏・形部一平氏・山根公利氏も参加するほか、株式会社サンライズの本編スタッフも参加するという。

エントリーの受付は2015年3月14日(土)から2015年6月30日(火)までバンダイホビーサイトにて行われる。審査結果の発表は2015年8月の予定。

(C) 創通・サンライズ・MBS

■参照■
・『ガンダム Gのレコンギスタ』公式サイト
http://www.g-reco.net/index.html
・バンダイホビーサイト
http://bandai-hobby.net/site/index.html

※この記事はガジェ通ウェブライターの「北島 要子」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/1Jq03eb )

-ガジェット通信

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繋げ!地域活性化。“空き家”を楽しむ『かんおんじ空き家めぐりツアー』が今年も参加者募集へ

繋げ!地域活性化。“空き家”を楽しむ『かんおんじ空き家めぐりツアー』が今年も参加者募集へ

 

国内では、“少子高齢化”と、それに伴い“空き家”や“空き地”がふえていることなども問題になっているが、香川県観音寺市では、そんな“空き家”を楽しんでしまおうというツアーを今年も企画している。

2014年に続き、NPO法人 スローシティプロジェクトの主催で今年も開催される『かんおんじ空き家めぐりツアー』は、「田舎暮らしに興味のある方や、空き家を使った町おこしに興味がある方々に、空き家物件の見学ツアーを通じて、“かんおんじの町”の魅力や人の温かさを体験してもらい、移住や町おこしのきっかけへつなげる」ことを目指して開催されるもの。

同ツアーでは、「観音寺市内にある空き家物件から魅力的な物件」を見学するだけでなく、地元食材を使った昼食が楽しめるほか、2014年のツアーをきっかけに移住した家族がセルフリノベーションした現場の見学も盛り込まれている。

香川県といえば、2011年には「うどん県として改名(架空の設定)」したり、2014年には特設サイト『新・時間旅行物語~恋するうどん県~』を開設するなど、その迷走ぶりと遊び心になにかと注目が集まる県。

そんなノリが県全体へ波及しているのかはわからないが、どちらかといえばネガティブなイメージを持たれることの多い“空き家”の見学をツアーにしてしまおうとは、中々面白い。

他の自治体でも同様の試みを行っているところは多く、実際にツアーから移住へつながった実績があるところもあることを考えれば、今現在、“空き家”や“空き地”問題に頭を抱えて手をこまねいているだけ、という自治体でも試してみる価値はあるだろう。

もしかしたら、これからは地方での“空き家”や“空き地”を楽しむツアーが一つのトレンドになるかもしれない。

『かんおんじ空き家めぐりツアー』は2015年3月21日(土)開催。参加費は昼食代込みで1,000円となっており、事前申込みが必要となっている。

■参照■
・NPO法人スローシティプロジェクト空き家バンク/かんおんじ空き家めぐりツアー
http://www.slowcity.jp/life/kanonjilife.htm

※この記事はガジェ通ウェブライターの「北島 要子」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?( http://j.mp/1Jq03eb )

-ガジェット通信

大塚家具、骨肉の争い 娘社長の勝利濃厚か 多数派工作激化、創業家・経営陣も真っ二つ

大塚家具、骨肉の争い 娘社長の勝利濃厚か 多数派工作激化、創業家・経営陣も真っ二つ

 

 2月26日の東京株式市場で、ジャスダック市場に上場する大塚家具の株価が急騰した。取引開始とともに買い注文が集まり、値幅制限いっぱいのストップ高に当たる前日比300円(27%)高の1405円で取引を終えた。売買高は前日比22倍の103万株に達し、昨年来高値(1174円)を一気に更新した。翌27日も一時ストップ高(300円高)の1705円まで買われ、終値は238円高の1643円だった。2日間で49%上昇した計算だ。

 大塚家具では創業者の大塚勝久会長と、その長女の久美子社長が経営権をめぐって激しく対立。父と娘の骨肉の争いは連日、メディアを賑わしている。それまで株価は1000円台に張り付いたままだったが、一気に暴騰した。

 2月25日、勝久氏が沈黙を破り緊急会見を行い、自らの社長復帰と久美子氏の社長解任を求め、「委任状の勧誘を開始する」と宣言した。すると同日、久美子氏側は15年12月期の年間配当を80円(前期は40円)と2倍に増やす株主還元策を打ち出した。株主に会社側の方針を理解してもらうため、増配に踏み切ったのだ。期末増配が好感されたことと、双方が株主総会に向けて多数派工作を有利に進めるために株式を買い増せば、株価が上昇するとの思惑から買い物が入った。

 翌26日には、久美子氏も騒動勃発以来初めて記者会見を開いた。勝久氏が久美子氏の社長解任を求める株主提案したことを受け、多数派工作に向け「すでに大株主に接触している」ことを明らかにした。接触した株主から実際に賛同を得たかどうかについては「回答は差し控える」とした。

 また、3月末の定時株主総会の提案で勝久氏を取締役候補から外したことについて、「会社は発展段階で、創業者の庇護から離れなければならない地点がくる」と説明。父と娘が公の場で対立する騒動に発展したことを「理想的とは言えない」としながらも、解任は「可能な選択肢の中で最もスムーズな選択だと考えている」と述べた。

●プロキシファイト

 3月27日の株主総会に向けて、父と娘のプロキシファイト(委任状争奪戦)の火ぶたが切られた。プロキシファイトとは株主が株主総会で自らの株主提案を可決させるために、他の株主の委任状を会社(現経営陣)側と争奪する多数派工作を指す。勝久氏側は、勝久氏(持ち株比率18.04%)と妻の千代子氏や会長の弟である春雄氏名義分を含め、発行済み株式の22.72%を保有している。

 一方、久美子氏側は第2位株主のききょう企画の9.75%を押さえている。同社は一族の資産管理会社で、千代子氏と久美子氏ら5人の兄弟姉妹が株主だ。勝久氏は、「ききょう企画の議決権を掌握するために虚偽の名義変更を行った」として、久美子氏に株式の返還を求めて訴訟を起こしている。

 大株主は日本生命保険(5.88%)、東京海上日動火災保険(3.22%)、日本トラスティ・サービス信託銀行信託口(3.05%)、日本トラスティ・サービス信託銀行(三井住友信託銀行再信託分・三井住友銀行退職給付信託口、2.94%)、大塚家具従業員持株会の2.84%、ジャックス(2.47%)など(持ち株比率は14年6月30日現在)。このほか米投資ファンドのブランデス・インベストメント・パートナーズ・エル・ピーが、今年1月14日時点で10.77%を保有していることが明らかになっている。同投資ファンドは、久美子氏の経営改革を支持している模様だ。こうした大株主を対象に、多数派工作が繰り広げられることになる。

●「クーデターだと思っている」

 大塚家具をめぐるプロキシファイトは、従来のそれとは色合いが異なる。これまでは乗っ取りを仕掛けた株主側と経営側の攻防だったが、今回は創業家と経営陣が2つに割れた。創業家で勝久氏についたのは、千代子氏と長男の勝之専務。久美子氏を支持したのは、執行役員で次男の雅之氏と舞子氏、佐野(旧姓大塚)智子氏たち。久美子氏側は第2位株主のききょう企画の経営権を掌握した。14年7月、当時の久美子氏が勝久氏によって解任され、勝久氏が会長と社長を兼務。久美子氏はヒラ取締役に降格された。久美子氏は社外取締役の支持を取り付け、復権を目指す。

 力関係が逆転したのは、勝久氏側の社外取締役の中尾秀光氏が1月の取締役会を前に自ら辞任したこと。14年12月期決算で赤字に転落する責任を、久美子氏らから追及されたためといわれている。中尾氏を追い落として取締役が7人となったことで、取締役会の勢力図が変わった。1月28日の取締役会で勝久社長(当時)を解職、久美子取締役(同)の社長復帰を求める緊急動議が提出され、賛成4、反対3で可決した。取締役会は久美子氏派が多数を占め、一旦は父から解任された娘が父を解任する絶好の機会が巡ってきた。

 2月13日の決算取締役会で、勝久氏の会長解任が決議された。勝久氏は25日の会見で、取締役会の舞台裏をぶちまけた。

「三女の旦那で取締役の佐野(春生)が解任に回ったからだ。佐野の1票で4対3となり、(私は)解任となった。三女の家庭に目をかけてきたのに、なぜ(解任に)賛成したのかわからない。(私は)クーデターだと思っているが、社員はテロだといっている」

 大塚家具は2月17日、会長で筆頭株主の勝久氏が株主総会に提出した株主提案について、「会社として反対する」ことを取締役会で決議したと発表した。勝久氏が提出した株主提案は、久美子氏が社長に復帰した翌日の1月29日に提出されている。勝久氏や長男の勝之専務を含む5人の社内取締役を選任するよう求めているが、候補に久美子氏の名前はない。久美子氏が勝久氏の会長復帰を一蹴したことで、勝負はついたと思われた。

 しかし、勝久氏は捨て身の反撃に転じる。2月25日、東京・千代田区の大手町ファーストスクエアで開かれた「大塚家具の新経営体制構築を目指した株主提案に関する記者会見」は異様なものだった。会見の冒頭、勝久氏と長男の勝之専務ら株主提案の役員候補6人が登壇したほか、背後に部長クラス8人が居並ぶ。司会者から、部長8人は「大塚家具の危機的な状況を憂慮し、自らの意思で、久美子社長の速やかな退任と、勝久会長の復帰を望んでいます」と説明された。

 報道陣からは父娘の衝突についての質問が相次いだ。「久美子氏を社長に選んだのは失敗だった。悪い子供をつくった。残念だ」。一度は自分の後継者に久美子氏を選択した勝久氏は、そう言って悔やんだ。そして久美子氏を解任するために、プロキシファイトを宣言した。

●久美子氏優勢との見方

 久美子氏には、東京丸の内法律事務所パートナーで大塚家具社外取締役の長沢美智子氏など、有力なブレーンがついているため、次々と先手を打ってきた久美子氏側の勝利は揺るがないものとみられている。3月27日の株主総会に久美子氏側が提案している取締役のリストには、三越常務本店長だった宮本恵司氏や小売り部門のアナリストとして有名だった朝永久見雄氏、監査役には元新聞記者でイトーヨーカ堂取締役だった稲岡稔氏の名前が入っている。「小売りのプロフェッショナルを揃えた」と、大株主を説得する材料に使うつもりだ。

 これに対して、勝久氏側は後手に回って追い詰められた感は否めない。「株主総会で結論が出る」(久美子氏)とはいっても、骨肉の争いの爪痕は深い。勝久氏の子飼いの部長クラスは反久美子氏の態度を鮮明にした。久美子氏と彼ら幹部たちの関係修復は不可能だろう。大塚家具再建のためには、「勝久氏と久美子氏の双方が経営の第一線から退き、外部からトップを招くべき」(市場関係者)との声も強まっている。
(文=編集部)

ゴキブリ、驚異の繁殖力 靴やかばんに卵が付着、あらゆる隙間に巣…侵入防止&駆除方法

ゴキブリ、驚異の繁殖力 靴やかばんに卵が付着、あらゆる隙間に巣…侵入防止&駆除方法

 

 昨年12月、「ペヤングソースやきそば」の麺の部分にゴキブリが混入していたという投稿がTwitter上で拡散されて大騒動になりました。製造元のまるか食品は「混入した疑いがないとは言えない」とコメントし、同商品は回収されて現在は製造・販売共に中止しています。

 当初、まるか食品は「ゴキブリの混入は考えられない」という見解を出していましたが、1週間経過してから「製造過程での混入の可能性は否定できない」という判断を示し、最終的に製造中止を発表しました。

 食品を製造する工場内にゴキブリが生息しているかどうかは「ごきぶりホイホイ」(アース製薬)のようなモニタリング装置を設置し、定期的に歩行性の昆虫の捕獲状況を確認、記録しておく必要があります。

 そして、ゴキブリなどの虫が製品に混入していた場合、過去1年間のモニタリング装置の捕獲記録を公表すべきです。はじめから「ゴキブリ混入の可能性はない」と答えるのではなく、「当工場では、過去1年間において歩行性の昆虫は捕獲されていません」と言えるような用意をしておかなければならないのです。飲食店の厨房の場合も、従業員が「ゴキブリを見かけたことがない」と胸を張って答えられる環境が必要です。

●ゴキブリが侵入しない構造とは

 そもそも、食品工場はゴキブリやねずみが侵入できないような構造になっていなければいけません。例えば、従業員の靴の裏に虫の卵がついたまま工場内に運び込まれることなどがないように、駐車場から入り口に至るまで、工場内の敷地は舗装されている必要があります。

 従業員が履いてくる外靴と、工場内で使用する作業用の靴は、同じ場所で管理していてはいけません。外靴と近い距離に作業靴が保管されていると、工場内に虫の卵や異物が持ち込まれる可能性があるため、それぞれの下駄箱は適切な距離を保つことが必要です。外靴を脱いだら外靴専用の下駄箱に保管し、その後、少し歩いて作業靴用の下駄箱に行き、そこで作業靴に履き替えるという流れが理想的です。

 資材などの搬入口や製品の出荷口は、虫やねずみが上がってこないように地面から1mほど高くなっているのがベストです。従業員の出入り口やボイラー室などにおいても、同様です。工場によっては、フォークリフトで資材などを搬入するために搬入口が地面と同じ高さになっている場合がありますが、それでは虫やねずみなどの侵入を防ぐことはできません。

●設備を設置する時の注意点とメンテナンス

 狭い空間が好きなゴキブリは、壁とポスターの間にも巣をつくります。幅木に貼ったステンレスや壁材の割れた部分の隙間、冷蔵庫を設置した壁や床との隙間にも巣をつくり、卵を産み、繁殖します。

 当然ですが、飲食店の厨房内には冷蔵庫などの設備があり、冷蔵庫と壁や床の隙間は食品残さと呼ばれる廃棄物で汚れています。そこで、十分に清掃する必要がありますが、冷蔵庫と壁や床の間に十分な空間が確保されていることが大切です。 冷蔵庫と床の間は15cm以上、冷蔵庫と壁の間は人が入ったり手を伸ばして清掃できるぐらいの隙間が必要です。十分な空間が確保できない場合は、簡単に動かせるように工夫して、定期的に移動して清掃するようにしましょう。

 炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫など、厨房で使用している設備は定期的に分解して掃除することも必要です。それらのドアやモーターに付着している食品残さを餌にして、ゴキブリは巣にしてしまうからです。冷蔵庫のドアのパネルの中にゴキブリが巣をつくり、厨房内がゴキブリだらけになってしまった事例もあります。

 厨房内で使用していない設備でも、常に通電している電気製品は注意が必要です。パソコン、テレビ、DVDデッキなどは、最低でも年に一回は分解し、内部のほこり等を清掃しましょう。

●ゴキブリはどうやって侵入してくるか

 新設された工場や飲食店の中に、ゴキブリはどのように侵入してくるのでしょうか。それには、3つの方法が考えられます。

1.地面を歩いて侵入してくる
2.空を飛んで窓から侵入してくる
3.使用する原料や従業員のかばんなどに卵がついて持ち込まれる

 それぞれのケースを考えてみましょう。

1.地面を歩いて侵入してくる

 玄関や搬入口が舗装されていて地面から1m以上高くなっていれば、歩行による侵入は防げます。また、工場の周辺は壁面から50cmほどは舗装されていることも必要です。

2.空を飛んで窓から侵入してくる

 一般的に、気温が28℃以上になると、ゴキブリが空を飛びやすくなるといわれています。ただし、工場や飲食店の厨房には網戸などもあるでしょうし、ゴキブリが飛んで侵入してくるというのは、非常にまれなケースだと思います。

3.使用する原料や従業員のかばんなどに卵がついて持ち込まれる

 新設工場のモニタリング装置に、ゴキブリが多数捕獲されている場合があります。新設工場に既存の工場から設備を移動する時に、設備内に残っているゴキブリの卵などが一緒に持ち込まれてしまうからです。同じように、パレットやコンテナ等を新設工場に搬入することで、ゴキブリの卵を持ち込んでしまうケースもあります。原材料に使用しているダンボール箱の隙間にゴキブリの卵が付着し、工場内に持ち込まれることもあります。では、どうすればいいのでしょうか。

「包装室」で包装資材を使用する場合、ダンボールごと持ち込むのではなく、中身だけ取り出して運びます。なぜなら、ダンボールは「包装材料搬入口」から持ち込まれて一度「包装材料庫」に置かれているからです。また、「包装室」で残った包装資材は、「包装材料庫」に戻さないで「使いかけの包装材料庫」に戻すべきです。

 家庭のシーンを考えてみましょう。外に持ち出したかばんや荷物などを何気なく電車や会社、喫茶店の床などに置くことがあると思います。そこでかばんにゴキブリの卵が付着した場合、そのまま家の中に持ち込まれてしまいます。帰宅した時、靴は脱ぎますが、かばんの下面をふいてから家の中に持ち込む人は少ないでしょう。●ゴキブリを見かけたら、どうすべきか

 ゴキブリはサルモネラや黄色ブドウ球菌など細菌の塊です。そして、食品残さがある家庭の台所や店舗の厨房に多く生息します。適温で保管していない食品の上をゴキブリが歩き、細菌が増殖するのに十分な時間がたった後にそれを食べてしまうと、食中毒が発生してしまいます。ゴキブリは衛生的にも心証的にも、飲食店や食品工場に生息していてはいけないものなのです。

 一般的に、食品工場などでは防虫の専門業者による点検を毎月行っています。防虫業者は「ごきぶりホイホイ」のようなモニタリング装置を設置して、ゴキブリが捕獲されていれば、巣を駆除して発生を防ぎます。しかし、巣を発見するのは容易ではありません。

 ゴキブリの糞を探し、尿のにおいをかぎ、巣を突き止めるには経験が必要です。多くの防虫業者は、巣を探すことをあきらめ、殺虫剤を厨房内に噴霧する対症療法を行ってしまいます。しかしそれは、風邪をひくたびに病院で薬をもらうだけで、生活習慣を改めるなど風邪をひきにくい体質にすることを怠っているようなものです。しかも、食品を扱う工場や厨房内で殺虫剤を使用するのは、安全性の面から見ても疑問が残ります。

 ゴキブリを見かけたり、モニタリング装置に捕獲されていることを確認した場合は、厨房や工場の中を徹底的に清掃することが必要です。前述のとおり、壁に貼ったポスターの裏側はもちろん、積み重ねられたダンボール、新聞紙の束の中にも巣が作られるので、定期的に清掃します。また、ゴキブリの卵は孵化するまでに2週間程度かかるので、週に一度は清掃が必要になります。

 新聞などの紙製品はゴキブリの餌になることもあります。厨房や工場内に新聞紙やダンボールは持ち込まず、発生したごみなどは1週間以上放置しないことが大切です。ゴキブリの生息が確認された食品工場や厨房では、殺虫剤を使用することなく、徹底した清掃で対応するべきです。
(文=河岸宏和/食品安全教育研究所代表)

学校現場から失われたものーーなぜ【川崎中1殺害】を防ぐことができなかったのか

学校現場から失われたものーーなぜ【川崎中1殺害】を防ぐことができなかったのか

 

 川崎市の中学一年生・上村遼太君が殺害され、遺体が多摩川河川敷に放置された事件。ニュースで被害者の笑顔の写真が出るたびに、胸潰れる思いがする。容疑者として、18歳と17歳の少年3人が神奈川県警に逮捕されたが、真相解明は緒に就いたばかり。現時点では、一切の予断を排除しておきたいが、それでも明らかなことがある。それは、同級生など、上村君を知る少なからぬ子ども達が、彼の困難な状況を知っていたことだ。

●見過ごされた数々のSOS

 例えば、上村君と同じ小学校を卒業し、別の中学に進んだという女の子は、今年の正月、公園で上村君が年上の男のグループにイヤそうについていくのを見た。後日、コンビニエンスストアで会った時には、目の周りに真っ黒なアザが出来ていた。「どうしたの?」と聞くと、上村君は「ぶつけた」と答えた。しかし、どう見てもぶつけてできるようなアザではなかった、という。

 女の子は、上村君が学校に行っていないことを知っていたので、それを話題にすると、彼は「学校には行きたい」と答えた。しかし、「行きたいなら行けば?」と水を向けても、「行きたいけど、行かない」という返事だった、とのこと。上村君の不登校は、女の子が通っている中学でも、同じ小学校を卒業したクラスメイトの間で、何度か話が出た、という。

 上村君は、友だちには年上のグループから暴力を受けていることを打ち明け、「殺されるかもしれない」と漏らした、とも報じられている。少なくとも同じ学年の子どもたちの間では、上村君の受難は、相当に広まっていた。

 にもかかわらず、学校の先生など大人たちに、その切迫した状況について、情報がもたらされていなかったようである。上村君の担任の教師は、1月の新学期が始まって以降、34回にわたって電話や家庭訪問をしていたが、本人と接触できたのは1回だけ。情報がもたらされていれば、もっと違った対応がなされていたに違いない。

 上村君自身が大人に相談していなかったのは、いじめの被害を受けている子どもと同じで、大人が介入することで事態が悪化することを恐れたのだろう。暴力の原因となっている者に大人たちがアプローチすれば、報復がなされる可能性があるからだ。親を心配させたくないという優しさもあって、苦痛や不安を抱え込んでしまったに違いない。

 他の子どもたちも、そういう上村君の懸念が分かるから、積極的に大人に伝えようとしない。面倒なことに巻き込まれるのが怖い、と思った子もいるかもしれない。そもそも、まさかこんな事件にまで発展するとは思わなかった、だから職員室にわざわざ報告しにいくという気にならなかった、というのが、多くの子どもの本音ではないだろうか。●取り戻すべき“ムダ”・必要とされる検証

 もし、子どもたちの方からわざわざ職員室に報告に行かなくても、情報が先生の耳に入るような場があったらどうだっただろうか。

 最近の中学では、先生と生徒のコミュニケーションの機会が激減している、と聞く。中学校の教師になって30年近いある教師によると、かつては放課後に、教室で生徒たちと他愛もないおしゃべりをよくした。皆で裏山に登ったり、夏の夜に校舎内で肝試しをやったりして、一緒に遊ぶこともあった。ところが今は、教師は会議があり、そのための資料作りや保護者対応などで忙しく、生徒たちは部活や塾でやはり忙しい。管理も厳しくなり、夜の肝試しはもちろんのこと、放課後に生徒が教室に許可なく残っていることも許されなくなり、先生は、清掃が済むと、「用がない者は早く帰れ」と言わなければならない。

 先生と生徒の間で、日常的に他愛もないおしゃべりができる関係があれば、子ども達の間で話題になっているけれど、わざわざ職員室まで出向いて報告する気にはなれない、という事柄が、ふと話に出ることがあるだろう。そして、そういう「ふと出る話」が、子ども達の現状を把握するうえで、大事なのではないだろうか。

 いじめで子どもが自殺するなどのケースが問題となり、行政の様々な機関が、相談窓口を作った。無料電話相談の番号も、いくつも子どもたちに伝えられている。それが生きる場合もあるだろうが、子どもたちから「わざわざ」連絡をしなければ機能しない窓口ばかりが増えて、「ふと出る話」がもたらされる日常のコミュニケーションが軽んじられているような気がする。

 さらに、教師の多忙と親たちのプライバシー意識の高まりもあって、年度初めの家庭訪問をやめる学校が増えている。先生が、子どもたちの家庭環境を知り、親との信頼関係を作るよい機会だったと思うのだが……。

 そのうえ、先生と生徒のコミュニケーションだけでなく、先生同士が雑談をする機会も激減している。かつては、冬場にはストーブの周りで先生同士が語らい、その中で先輩の経験談が若手に伝えられたり、わざわざ正式に報告をするほどでもない、気がかりな事柄を若手が先輩に相談したりできた。そうした雑談が、現在の職員室ではほとんどない、という。

 学校全体に、遊び(=ゆとり)がなくなっている。こういう状態では、不測の事態が起きた時に(あるいは、そういう事態を防ぐために)、学校側が適切に対処するのは難しいのではないか。

 生徒と先生が日常的に他愛もないおしゃべりに興じる。生徒同士が教室でダラダラおしゃべりしているのも大目にみる。先生同士も、雑談を楽しめる。そんなムダな時間、空間の遊びを学校に取り戻すことが必要だと思う。

 さらに、今回の事件全体を多角的に見直し、いつの時点で、どのようにすれば、このような最悪の事態を回避できたのか、検証する必要もある。そのためにも、警察は関係する少年たちに対する取り調べや事情聴取は慎重に行ってほしい。特に、直接事件に関与した者たちは、家庭裁判所から検察庁に逆送致され、大人と同じ刑事裁判を受ける可能性が高い。殺人事件なので、裁判員裁判となる。その時になって重大な事実に争いが起きたりしないよう、また必要に応じて、供述態度についても判断の材料に使えるよう、取り調べは警察段階からすべて録音録画をすべきだ。
(文=江川紹子/ジャーナリスト)

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