女性警官の訓練修了式典 アフガン、日本が支援

　

　　【シワス共同】日本などの支援による警察官の養成訓練を受けていたアフガニスタンの女性幹部候補生約２００人が約４カ月間のプログラムを修了し、トルコ中部シワスの「警察研修センター」で２７日、アフガンの治安関係者や在トルコ日本大使館員らが出席して記念式典が開かれた。

　　首席で研修を終了した幹部候補生、ローヤ・アフザリさん（２５）は「研修で学んだ貴重な経験を自国で生かし、国民に役立つ警官になります」と謝辞を述べた。

　　昨年１１月にシワスで始まった訓練では、トルコ人教官から警察官に必要な基礎技術や組織論などを学んだ。

　　帰国後は半数以上が出身地の警察署で勤務する。

　　【ワシントン共同】次期米大統領選への出馬が有力視される共和党のブッシュ元フロリダ州知事は２７日、ワシントン近郊で開催中の保守系団体のイベント「保守政治行動会議（ＣＰＡＣ）」で演説、自らを「改革志向の保守派」と呼び、党の支持基盤である保守層にアピールした。

　　ブッシュ氏は世論調査で他の共和党候補をリードしているが、不法移民の滞在を容認する姿勢などが保守層の不興を買っており、保守層にどれだけ支持を広げられるかが課題。会場には「ノー・ブッシュ」と書かれた紙を持つ人や、やじを飛ばす人もいたが、移民制度改革が必要とする持論を曲げずに展開した。