村山富市元首相、右傾化する日本を憂慮「安倍談話は過去の歴史認識を引き継ぐべき」―米メディア

　

　2015年3月6日、村山富市元首相は、米ブルームバーグのインタビューで、安倍晋三首相が今年発表する予定の戦後70年談話について、歴代内閣の歴史認識を引き継ぐべきだと述べた。
　
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　報道によると、村山元首相は3日、ブルームバーグのインタビューで、安倍首相が発表する予定の戦後70年談話について、1995年に当時の村山首相が発表した、「侵略」と「植民地支配」についての謝罪を表明した内容を引き継ぐべきだと述べた。また、「私の後の歴代首相たちも皆、この談話を引き継ぐと約束している。ある意味、談話は国是となっている」と語った。91歳になった村山元首相は、安倍政権下で日本が右傾化していることを憂慮していると述べ、「私に残された時間は短いが、元気なうちは、日本が間違った方向へ行かないように力を尽くしたい」と語った。（翻訳・編集/蘆田）