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美濃加茂市長「気持ち新たに」…市政の混乱陳謝
受託収賄罪などに問われ、1審の名古屋地裁で無罪判決を受けた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長(30)が判決から一夜明けた6日、市役所に登庁し、改めて市政運営への意欲を語った。
また、市議会全員協議会が同日開かれ、藤井市長が市議らに、これまでの経緯などを報告したほか、今後の市政運営への協力を求めた。
午前8時過ぎ、大勢の報道陣が待ちかまえる中、藤井市長が市役所に到着。「気持ち新たに、これまで以上に職員の皆さんと美濃加茂市を作り上げていきたい」とすがすがしい表情で述べた。前日は午後7時過ぎに市役所に戻った後、支援者らと食事し、家族には改めて感謝の気持ちを伝えたことを明かした。眠ったのは午前1~2時だったという。
午前中の部長会議では、藤井市長が市の幹部職員12人を前に「これまで皆様がどのような気持ちで市民の方々と向き合い、対応されたかを考えると、本当に申し訳ない気持ちと、感謝の言葉しか見つからない」と、市政の混乱を招いたことについて陳謝した。「皆様の心のモヤモヤもすっきりしたと思う。夢のある政策を実現していきたい」と話すと、幹部らからは拍手が起きた。
午後1時半からは、市議会全員協議会で、市議らに今後に向けた反省、意気込みなどを報告。非公開で行われた協議会では、議会での審議に集中して取り組む方針などが確認された。
協議会後、報道陣の取材に応じた片桐美良議長は「検察側が控訴するかどうかを踏まえた上で、議会としての対応を検討していく」と述べた。判決前、有罪だった場合は辞職勧告決議案などを提案する動きがあったが、無罪判決を受け「(提案される)可能性はかなり薄いという認識だ」と語った。