１６万人が身を守る訓練、京都 シェイクアウト

　

　

　　京都市と京都府向日市は１１日、大規模地震の発生を想定し学校や職場、家庭、商業施設などで一斉に身を守る行動を取る訓練「シェイクアウト」を合同で行った。両市によると、事前登録した計約１６万６千人が参加したとみられる。

　　午前９時半、京都市南区の大型商業施設「イオンモール京都桂川」では、館内放送で訓練用ブザーが鳴った。３階のフードコートでは従業員約９０人が急いでテーブルの下に入り、約１分間、じっと身をかがめ、両手で頭を守った。

　　終了後、金森修ゼネラルマネジャー（４０）は「いざという時、安全に避難誘導できるよう訓練を重ねていきたい」と話した。