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[ランチタイムコメント]いったんは下げ止まりが意識されるところ
*12:09JST いったんは下げ止まりが意識されるところ
日経平均は続落。145.13円安の18670.03円(出来高概算11億6000万株)で前場の取引を終えた。米株安や為替市場で円高に振れている影響から利益確定の流れが先行した。米半導体関連株の下落なども嫌気された。シカゴ先物にサヤ寄せする格好で始まった日経平均は、その後もじりじりと下げ幅を広げる格好となり、前場半ばには一時18600円を割り込む局面をみせている。
セクターでは金属製品が2%を超す下落に。SUMCO<3436>が公募増資を発表し嫌気されて急落した影響。そのほか保険、銀行、情報通信、電力ガス、証券、輸送用機器などが1%超の下げとなった。一方で、空運、鉱業、石油石炭、海運などが小じっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。
日経平均は5日線を割り込んで始まり、その後も下げ幅を広げているが、ボリンジャーバンドの+1σ辺りでの下げ渋りをみせている。一目均衡表では支持線として意識されている転換線レベルまで下げており、いったんは下げ止まりが意識されるところであろう。
また、全体としては利益確定の流れが強いものの、低位材料株などには水準訂正とみられる強いリバウンドの動きも散見されている。また、セクターでは電気機器が下落しているが、富士通ゼ<6755>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、アズビル<6845>など一部の銘柄は逆行高をみせている。小売セクターの一角なども堅調な動きをみせているため、選別色が強まるものの、物色意欲の強さが窺える。(村瀬智一)
《FA》