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目指せプログラミング女子、中高生にレッスンワン
「プログラミングは、女の子の武器になる」――。子供向けのプログラミング教室などを運営するライフイズテック(東京・港)は、女子中高生を対象にしたプログラミング講座「コードガールズ」を立ち上げた。日本IBMやクックパッドなどIT(情報技術)企業の協力を得て講座を開催し、スマートフォン(スマホ)などが普及する中で将来に役立つスキルとしてITを身につけた女性エンジニアの育成を目指す。
■2日で満席の大人気
女子大生のチューターが女子中高生にプログラミングを教える
2月15日、都内の会場には女子中高生30人が集まった。2日からホームページや交流サイト(SNS)上で告知したところ、応募が殺到。想定をはるかに上回り、2日間で定員に達した。
今回初めてライフイズテックの講座に参加したという岡村奈々花さん(17)は高校2年生。特別パソコンに詳しいわけではないが、以前からプログラミングには興味があったという。
好きな画像などを使って自分のホームページを作成した。動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」から気に入った動画を探し、トップ画面に貼り付けた。「難しいと思っていたけど、実際にやってみたら意外と簡単で驚いた」(岡村さん)。参加は興味本位だったが、「今後も続けてみたい」と目を輝かせた。
この日、会場となったのは東京・豊洲にある日本IBMの本社オフィス。コードガールズの特徴は、IT企業のオフィスを使うところだ。実際に働いている女性社員も企画・運営に協力するほか、エンジニアとして働く女性が講演するなど、実際に女性がプログラミングを仕事に生かしている様子を知ってもらうための工夫も欠かさない。
会場では30人が4つの机に分かれてプログラミングに挑戦する。今回の講座では、参加者の約7割が初心者。
「女の子による女の子のためのプログラミング」をテーマに、「コードガールズ」の名称でイベントを開催する
午前中は作画ソフトの「イラストレーター」を使って自分の名刺を作成するなど簡単な作業を体験した。企画に携わったライフイズテックの原綾香さん(24)は「まずは小さなことでも成功体験をしてもらうことが大事」と話す。褒められたり、困難を乗り越えたり、成果物を手にしたりすることで、「難しいというイメージを払拭する」(原さん)という。
チューターを務めるのは、普段からライフイズテックでプログラミングを学んでいる女子大生たちだ。参加者と年齢が近く親しみやすいこともあり、雑談も交えながら和気あいあいとした雰囲気で課題に取り組む。