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任天堂、フロントエンドエンジニア求人を「Find Job!」に掲載…eショップ改修や新サービスにも関連か
任天堂が、転職支援サイト「Find Job!」にフロントエンドエンジニアの求人募集を掲載しています。
同社は、「力入れて取り組むニンテンドーeショップの開発はもとより、任天堂が販売するゲームと連動したWebサイトの開発など、取り組む事項や課題は多数あり、体制強化のための採用活動を続けておりますが、特にWebデザインやフロントエンドの強化が急務であると考えております」と求人の理由を掲載。事実上、ニンテンドーeショップや任天堂の関連ウェブサイトの機能性の向上が意図であると見られます。
仕事内容は以下のように掲載されています。求人の詳細については「Find Job!」の当該ページをご覧ください。
■ニンテンドーeショップや自社Webサービスの開発
・CSSやHTML、JavaScriptを用いたフロントエンドの開発
・HTML5を使用したアプリケーション開発
■ゲームと連動するウェブサイトの設計・開発
・ゲームの魅力を多くのユーザーに伝えるサービス提供
・既存のユーザーに便利な機能を提供
Find Job! 任天堂株式会社 フロントエンドエンジニアより
http://www.find-job.net/list/j106641.html
この求人から、今後、任天堂が積極的に提供していきたいウェブサービス像が見えてきます。また、それを実現するために“取り組む事項”や“課題”が多数あるとも説明しています。
◆求人から見えてくる今後の任天堂のウェブサービス像
■今秋開始を目指しているクラブニンテンドーに代わる新メンバーズサービス
募集しているフロントエンドエンジニアが参加するプロジェクトが行うもの例として「新規の自社Webサービスの開発」が挙げられています。現在、任天堂が新規自社ウェブサービスとして開発を具体的に発表しているものは、ディー・エヌ・エーと共同開発し運営するとされているクラブニンテンドーに代わる“新サービス”があります。
これは“スマートデバイスとゲーム専用機をつなぐ一体型メンバーズサービス”として発表され、今後の任天堂のウェブサービスの要とも言えるもので非常に重要な位置に存在しており、その動向が注目されています。この“新メンバーズサービス”が“新規の自社Webサービス”のひとつにあたる可能性は非常に高いと思われます。しかし、これ以外の未発表サービスが存在する可能性ももちろん否定できません。
■ニンテンドーeショップを改修か
「既存Webサービスの改修」という文言が掲載されていることに加え、募集要項には何度も「ニンテンドーeショップ」が例に挙げられており、ユーザビリティが優れているという評価があまり受けられていないWii Uおよびニンテンドー3DSの「ニンテンドーeショップ」の全面的な改修も視野に入っていることが推測できます。…
姫路市、5月から納税にネットでクレジットカードの利用が可能に
Webサイトからクレジットカードで納税完了!兵庫県姫路市は、平成27年度第1期分となる市民税・県民税(普通徴収に係るもの)、固定資産税、都市計画税の徴収から、インターネットを利用したクレジットカード納税を可能にすると発表した。5月1日より対応サービスの提供が開始される。
これまでこうした税金では、金融機関などの窓口で手続きを行って納付するか、口座振替で納付するかのいずれかの方法をとらなければならなかった。5月からは専用Webサイトから、クレジットカードを用いて納付することが可能となる。
「F-REGI 公金支払い」を採用サービス導入にあたっては、三井住友カードとジェーシービー(JCB)を指定代理納付社に指定しており、エフレジの提供する公金収納システム「F-REGI 公金支払い」を採用した。クレジットカードの対応ブランドは、Visa、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Dinersとなっている。
「F-REGI 公金支払い」は、水道料金などの各種料金やふるさと納税の支払いなどにも導入されているオンライン決済納付サービスで、24時間365日いつでも利用できる。決済代行会社が唯一提供するSaaS型の公金収納サービスであり、インターネットを介して、セキュアな環境下を確保しながら、すべての手続きを手軽に済ませることを可能としている。
取得した情報については、利用する地方自治体などが事前に届出を行った庁舎内PCのみ閲覧可能とする、アクセス制限機能が標準実装されているという。
姫路市では5月以降、PCやスマートフォンなどで、姫路市のホームページからクレジットカード決済専用画面へとアクセスし、納付書を確認しながら必要事項を入力しさえすれば、クレジットカードでの納付が行えるようになる。いつでもどこでも納付可能となるほか、クレジットカード会社が提供するポイントも原則付与される。ただし、一定の決済手数料は必要になる。
元の記事を読む
「SIMロック解除」認知度は7割、15歳以上男女6219人調査、MVNO利用は1.9%
MMD研究所は、15歳以上の男女6219人を対象に「2015年4月携帯端末購入に関する定点調査」を実施した。この結果から、SIMロック解除についての認知度は73.3%で、理解している人は37.5%だったことがわかった。MVNO(仮想移動体通信事業者)各社の利用は1.9%だった。
携帯電話端末を所有する15歳以上の男女を対象にインターネット調査を実施。調査期間は2015年3月30~31日で、有効回答は6219人。5月に開始するSIMロック解除の義務化を受け、15歳以上の男女(N=6219)に「SIMロック解除」という言葉を知っているかどうか質問したところ、37.5%が「知っており、内容を理解している」、35.8%が「知っているが、内容は理解していない」と回答。これらを合わせた認知度では73.3%となった。「知らない」は26.7%だった。
また、所有しているデバイスに関する質問では、「スマートフォン」が62.5%、「フィーチャーフォン」が37.5%と回答。スマートフォンの所有率は2014年10月に比べ3.5ポイント増えた。メインで利用している携帯電話端末のキャリアは、docomo(NTTドコモ)が39.4%、au(KDDI)が32.7%、SoftBank(ソフトバンクモバイル)が23.0%、MVNO各社の利用は1.9%だった。
スマートフォンを所有している人(N=3884)を対象に、所有しているスマートフォンのシリーズについて聞いたところ、「iPhone」が50.1%、「Xperia」が15.3%、「AQUOS PHONE」が10.8%だった。iPhone所有者(N=1951)を対象に所有しているiPhoneのシリーズを聞いたところ、iPhone 5sが31.6%で最も多く、iPhone 6が25.4%、iPhone 5が18.4%と続いた。
[NAB2015]ATOMOS、「SHOGUN」次期ファームウェアアップデートでタイムラプス機能や3D LUTのHDMI/SDI出力に対応
ATOMOSは、2015年4月13日から16日(米国時間)に米国ラスベガスで開催中のNAB2015にて、5月末に予定している同社のモニター一体型4K対応ポータブルレコーダー「SHOGUN」の次期ファームウェアアップデートAtomOS 6.3の新機能を発表した。アップデートの内容は下記の通り。
カスタムメタデータタグ付け機能
任意の文字を設定したメタデータを収録したファイルに設定可能。編集ソフト上でメタデータとして読み込む事ができ、検索も可能。プリロール(プリレック)機能
HDで約8秒、4Kで約2秒間RECボタンを押さずにバッファ記録を行い、REC開始と同時にバッファ分も含めて収録する。タイムラプス機能
撮影の間隔を設定するだけでなく収録時に何フレーム記録するか設定可能。早送りと通常再生を混在させた映像表現が可能なほか、収録後すぐにビデオとして再生して確認も行える。プレイリスト設定機能
従来のファイル単位での再生だけでなく、選択したファイルの一括再生や、個々のファイルで再生区間を設定し、それを連続再生させることが可能。HDMI/SDI出力に3D LUTを適用可能
AtomOS 6.2ではSHOGUN本体のモニターでのみ適用可能だった3D LUTが、HDMI/SDIの映像出力にも適用可能。アナモルフィックアスペクトレシオ対応
アナモルフィックレンズを使用した収録時、シネマスコープ(2.39:1)のアスペクト比でモニター表示する機能を装備。Panasonic GH4ファームウェアV.2.2でのアナモルフィックモードでのモニタリングに対応。また、2倍、1.5倍、1.33倍それぞれの倍率のレンズに対応したモニタリングモードも予定している。RAW to ProRes収録機能
Sony FS RAW(FS700、FS7)、Canon RAW(C500、EOS C300 Mark II)をディベイヤー処理と3D LUT適用を行い直接ProResファイルとして収録(AtomosOS 6.3では、Sony FS RAWから対応、Canon RAWは6.4以降で対応予定)。ゲンロック
背面のゲンロック入力により、マスタークロックに同期した再生が可能となる。複数の再生機による同期出力により、マルチ画面による映像再生や放送局のプレイアウト用途にも対応する。
また、AtomOS 6.3以降のファームウェアアップデートでは、2015年6月末に非圧縮4:2:2記録(HD)のサポート、Canon RAW、ARRI RAW、AJA CION RAWのCinemaDNG記録の搭載、6月中旬にはDCI解像度記録のサポート、Sony FS RAWのCinemaDNG記録機能の搭載が予定されている。…
SaaSに注力――オラクル ラリー・エリソンCTO講演発言の意図を読む
米Oracleのラリー・エリソン会長兼CTO(最高技術責任者)が4月9日、日本オラクルが先週都内で開催した「Oracle CloudWorld Tokyo 2015」で基調講演を行った。
Oracleの創業者であるエリソン氏の講演や記者会見などでの発言は、同社の戦略だけでなく、世界のIT市場を長年にわたってリードしてきた経験に基づく見識や、競合他社に対する歯に衣着せぬ見方を示すことも多々あり、いつも注目を集めてきた。
今回も同社が“クラウドと言えばオラクルだと言われるようになる”と注力する「クラウド」をテーマにさまざまな発言があったが、その中から興味深かったものを取り上げ、筆者なりに意図を読んでみたい。
「クラウドはIT市場を拡大する」
今回のイベントは、Oracleが日本市場でもクラウド事業へ本格的に打って出ることをぶち上げるのが最大の目的である。とはいえ、Oracleは数年前までクラウド事業には慎重な姿勢を見せていた。エリソン氏もかつてはクラウドに懐疑的な見方を示していた。なぜ、その姿勢が変わったのか。同氏の上記の発言が、それを象徴しているように筆者は感じた。
ミソとなるのは、クラウドがIT市場の「移行」ではなく「拡大」につながるという解釈だ。エリソン氏はクラウドがIT市場を拡大する要因として、「中堅・中小規模の企業が新規顧客になり得る」ことを挙げた。
同社のクラウド事業はこれまで、プライベートクラウドもしくはオンプレミスとのハイブリッド利用が中心だった。しかし、これはデータベースを中心とした顧客の移行ニーズに応えるイメージが強い。しかもその多くは大手企業だ。
そこで今回、同社が強く打ち出したのがSaaS事業の拡大だ。パブリッククラウドとしてSaaSを前面に押し出し、市場の裾野を広げて新規顧客を獲得しようというのが、上記の発言に込められたエリソン氏の意図ではないだろうか。
「SaaSは今年(2015年)内にも売上高トップを目指す」
今回のイベントで最も威勢のよかったエリソン氏の発言である。同氏によると、OracleのSaaSは現在、売上規模で米Salesforce.comに続いて世界2位。先述のように新規顧客を獲得することで、一気にSaaSトップベンダーへ躍り出ようという意気込みだ。
この発言のくだりで興味深かったのが、オンプレミスのアプリケーション市場でOracleの前に立ちはだかっていた独SAPとの比較論だ。…