【AK-69全国ホールツアーレポート】北海道公演でAIR-G’レギュラー番組スタートを発表、そしてニューアルバム本日リリース！

　

　

　闘う男、プロアスリートに圧倒的な支持を受けるHIP HOPアーティストAK-69。先日3月21日（土）、総動員数25,000人超の全国ホールツアー「HALL TOUR 2015 FOR THE THRONE」北海道公演が、札幌市教育文化会館で開催された。

　

　北海道で1000人超えのキャパシティのライブは2013年のZEPP札幌以来、約2年振りという事もあり、本公演を待ちわびる大勢のファンが開場前から長蛇の列を作る。開演後、人気楽曲を披露する度に外の寒さとは反比例するように会場内の熱気は高まり、スペシャルゲストの北海道代表のN.C.B.Bが登場すると、さらにホール内の温度が上がる程の大盛況であった。

　

　意外にも、愛知県小牧市出身で名古屋を拠点に活動を続けるAK-69と北海道の繋がりは深い。毎年の様に道内クラブツアーを行っている他に、本日3/25に発売となったニューアルバム「THE THRONE」をはじめ、過去作でもアートワークを手がけるデザイナー、数々のAKミュージックヴィデオを撮影している監督は共に北海道出身であり、ニューアルバム収録曲の約半数は札幌のスタジオでレコーディングされているのだ。

　

　さらにMCでは『父親の故郷で、俺には北海道の血が流れている』と、パーソナルな話題も飛び出し、一気にお客さんとの距離を縮めていく。そして、4月より北海道のラジオステーションAIR-G’にて、レギュラー番組「Flying “B” Studio」の放送開始とアナウンスがあり、会場内には大きなどよめきと歓声が上がった。自身がパーソナリテイを務めるラジオ番組は約7年振りという事で、北海道のファンには嬉しいサプライズとなった。

　

　アンコールを含め全45曲、約2時間半を一人で歌いきったAK-69。彼は常にインディペンデントである姿勢を崩さない男だ。本日3/25に遂に発売となった前述のニューアルバム「THE THRONE」を全国ホールツアー中にリリースするという、通常のフォーマットとは違う動きもその一つ。”アルバム発売前、発売後で何か仕掛けがあるかもしれない。”と感じられずにはいられない。

　

　アルバム発売後初の公演となる28日（土）の広島／アステールプラザ 大ホールは既にソールドアウト。その翌日29日（日）は大阪／オリックス劇場 大ホールでは、ジャパニーズ・レゲエ・シンガーのトップに君臨する「PUSHIM」がスペシャルゲスト出演が決定。…