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【MLB】田中将大は1年で40人抜き!? 岩隈久志と共に「メジャーリーガー100傑」入り
岩隈にもエース級の評価、先発投手では全体27位
ジョー・ジラルディ監督からは、6日のブルージェイズ戦での開幕投手に任命されており、田中は名実ともに名門球団のエースとして自身メジャー初の大役に挑むことになる。
一方、岩隈は昨年のキャンプ前に自主トレで右手の中指を負傷し、開幕から約1か月出遅れたが、最終的には28試合に先発して15勝9敗、防御率3.52という成績を残した。「キング」ことエース右腕フェリックス・ヘルナンデス投手との「2枚看板」はリーグ屈指の評価を手にしている。昨シーズンの与四球はわずかに21で、「コントロール・アーティスト」と呼ばれるほどの圧倒的な制球力を誇る。
昨年は、故障によりキャンプ時に十分にトレーニングできなかったことが、終盤戦の失速の理由になったと岩隈自身は分析している。開幕前の故障と終盤戦の失速がなければ、田中と同じように大幅に順位を上げていた可能性は高い。それでも、全体80位は先発投手では27番目。岩隈も現時点でエースクラスの評価を得ていると言えるだろう。
今季のスプリングキャンプでは、岩隈は故障なく仕上げることができている。ア・リーグの優勝候補筆頭に挙げられるマリナーズにとっても、「アーティスト」岩隈のテンポ抜群のピッチングは躍進の鍵となりそうだ。
バルサの久保君に退団報道が流れる中、レアルの中井君の現在は?
文=北村敦
「バルセロナのカンテラ期待の星の1人である久保建英が、クラブを退団して日本に帰国することを決断した」
バルセロナのお膝元のメディアである『SPORT』や『Mundo Deportivo』によって発信された若干13歳の日本人少年のニュースは、スペインと日本の両国において大きな話題を呼んでいる。
久保くんが今回の決断を下した理由は、「いつまで待てば再び試合に出られるか分からないから」という理知的かつ明快なものだ。とはいえ、これは久保くんではなくバルサの問題以外の何物でもない。
バルサは昨年4月、過去の18歳未満の選手の獲得ならびに登録に関する規定違反があったとして、FIFAから移籍市場における活動禁止処分など複数の制裁を受け、違法な形で獲得したと判断された若手の公式戦への起用も不可能となった。そして、その煽りを食らった1人が、2011年夏に入団した久保くんだった。
バルサは、FIFAによる制裁は不当であるとして、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に処分の解除の異議申し立てを行ったものの、この控訴は昨年12月に棄却された。この結果、バルサで再びプレーするためには、晴れて移籍が合法となる18歳の誕生日まで4年以上も待たなければならなくなった久保くんには、退団を予想する声も出始めた。そして、クラブや両親が模索していた新たな解決策も見出せなかったため、4年近く過ごしてきたバルサに別れを告げるという苦渋の決断を下したと報じられている。
そして、この報道によって我々日本人にとって気になるのが、バルサのライバルであるレアル・マドリードのカンテラに所属している中井卓大くんの動向だろう。とはいえ、現在11歳の中井くんには、久保くんのような退団の噂はまったく流れていないどころか、レアルでの活躍の話題ばかりが目立っている。
ではなぜ、久保くんはバルセロナでのプレーを禁じられたのに、中井くんはレアルでのプレーを認められているのか? この疑問を紐解くためには、両クラブないし両選手が置かれている状況の違いを説明する必要がある。
FIFAは18歳未満の選手の国際間移籍を禁止しており、これに抵触するという点では久保くんも中井くんも同じだ。一方、この移籍規約には例外条項が設けられており、選手の両親がフットボールとは関係のない理由で国外に住居を移す場合に限り、その国のクラブに獲得の権利が発生すると規定されている。そして、バルサがこの例外条項に関して違反を行ったと認められたため、久保くんの移籍が違法と判断された訳である。
とはいえ、ヨーロッパの多くのクラブが、目を付けた未成年選手を獲得するために、両親にフットボールとは無関係の職業を斡旋したうえで移住させるという手続きを、自らの関与を隠して行っているのは公然の秘密だ。
FIFAも、当然ながら未成年選手の青田買いを積極的に行っているクラブには特に目を光らせており、もちろんレアルにも調査の手は及んだ。だがレアルは、FIFAから求められたカンテラに所属する18歳未満の51選手に関する資料を全て提出し、制裁を逃れることに成功。そのうちの1人である中井くんの移籍も合法と判断された訳である。
その中井くんは、昨年夏のレアル入団からアレビンA(11歳~12歳のカテゴリー)でプレーをしており、4‐4‐2のシステムを採用しているチームで主にドブレ・ピボーテ(ダブル・ボランチ)の一角を務めている。
自治州リーグのアレビン1部のグループIに所属するレアルのアレビンAは、ここまで17勝2分1敗で首位のアトレティコ・マドリードのアレビンAから1ポイント差の2位に着けている。そして、チームでは“ピピ”の愛称で親しまれている中井くんは、ここまで16試合に出場(11試合に先発)して3得点を挙げている。
本来のポジションであるトップ下より若干低い位置でプレーしているため得点こそ多くない中井くんだが、1月15日に行われた第13節のアトレティコ・マドリレーニョ(アトレティコ・マドリードのもう1つのサテライトチーム)戦で決めたミドルシュートが、レアルのカンテラ全体のその週のベストゴールに選ばれるなど、印象的な活躍を見せている。
また、宿敵バルサのアレビンAとの“エル・クラシコ”となった昨年12月10日のFair Play Cup決勝での、ボールを奪いに来た相手選手を次々と手玉にとった卓越したテクニックは、実況したアナウンサーに驚嘆のコメントを発させている。
「何というボールタッチだ! 信じられない! 本当に凄い! 敵を全てかわし切った!これには観客も大喝采だ!」
レアルというヨーロッパ屈指の名門クラブで、着実に歩を進めている中井くん。比較されることも多かった久保くんがバルサでの雄姿を見せられなくなった今、その活躍が日本人ファンにとって一段と注目の的となることは間違いないだろう。
「満塁男」敦賀気比の松本哲幣、1年前に野手転向の理由
第87回選抜高校野球大会最終日は1日、兵庫県の阪神甲子園球場で決勝を行い、北信越代表の敦賀気比が北海道代表の東海大四を3―1で下し、福井県勢初となる優勝を果たした。北陸勢としても甲子園制覇は春夏を通じて初めてで、悲願の優勝旗を福井県にもたらした。
雨空を切り裂く弾丸アーチが、福井県野球界が待ち焦がれた夢の扉を開いた。同点で迎えた八回、試合を決めたのはまたしても背番号17の松本哲幣。前日の2打席連続満塁弾に続く決勝2点本塁打で甲子園のヒーローとなった松本は「(甲子園は)これまでの野球人生でないぐらい、すごく楽しい場所だった」と晴れ晴れとした表情で語った。
八回の敦賀気比の攻撃は、四球を選んだ先頭平沼を山本が送り、1死二塁の好機。試合は二回以降、互いにチャンスを作りながらあと一本が出ない。エース平沼は気力でスコアボードにゼロを刻み続けていた。
松本が打席に立ったとき、二走平沼と目が合った。「ずっと平沼頼みだった。絶対に返してやる」。思いが乗り移ったバットは、甘く入ったスライダーを完璧にとらえた。
ここまでの野球人生は順風満帆ではなかった。入部当初は投手だったが限界を感じ、1年前に野手転向。同じ学年で1年から輝きを放っていた平沼翔太の存在が、投手への思いを断ち切ってくれた。
新チームになった昨秋に故障。「(自分の)高校野球は終わった」と悲観した時期もあったが、2本塁打した前日も振り込みを怠らない謙虚さで、2日連続のシンデレラボーイになった。
この大会で放った本塁打は3本となり、松井秀喜(元米大リーグ・ヤンキースなど)、清原和博(元巨人など)らが持つ個人大会通算最多本塁打の大会記録に並んだ。「つきすぎて怖い。これ以上いいことは、これから(の人生)ないかも」とちゃめっ気たっぷりに笑った。
【巨人】大竹、2軍落ち「申し訳ない」移籍後最短2回1/3KO
◆中日9―0巨人(1日・ナゴヤドーム)
全く勝負にならなかった。今季初先発となった大竹の球は簡単に中日打線にとらえられた。「追い込んでから簡単に打たれてしまった。悔しいし申し訳ないです」。初回先頭、大島へ右越え三塁打。続く亀沢に初球を左前に運ばれ、あっさり先制点を許した。2回、3回も先頭打者を安打で出しては失点。負のスパイラルから抜け出せなかった。
【写真】松本哲の神走塁!決定的瞬間
巨人移籍後最短の2回1/3、7安打4失点でのKO劇。オープン戦3登板も結果を残せず、開幕直前の調整登板となった3月25日のイースタン・日本ハム戦(G球場)でも6回10安打4失点と振るわなかった。実績と経験を考慮し、開幕ローテ入りはしたが、不安が残ったままの開幕。それが露呈してしまった。
昨季6勝1敗の「竜キラー」ぶりも影をひそめた。原監督は、次回登板での奮起を期待するかとの問いに、「オープン戦の時から状態は良くなくて、期待を込めて、先発させた。けど、その変わり身という部分で、うまく機能しなかった。従って、その言葉は当てはまらないだろうな」とコメント。2軍降格が決まった。
オフから減量をテーマに取り組み、キャンプ前には5キロ減に成功。努力は証明したが、結果としてマウンドの充実にはつながらなかった。この日の直球は140キロをマークするのがやっと。本来の力、投球を取り戻すまでは時間が必要だ。(楢崎 豊)
中日・吉見、巨人戦946日ぶり勝利!6回2安打無失点
(セ・リーグ、中日9-0巨人、2回戦、中日2勝、1日、ナゴヤドーム)右肘痛からの完全復活を期す中日・吉見一起投手(30)が巨人戦に先発し、6回2安打無失点。チームは9-0で大勝し、吉見は2年ぶりの白星をつかんだ。
昨季はわずか3試合の登板に終わった吉見が、復活をかけた今季初のマウンドで結果を出した。一回、先頭の坂本をフォークで空振り三振に斬ると、井端、長野はいずれも投ゴロに打ち取る絶好のスタートを切った。二回、先頭の阿部に中前打を許したが、続く村田を得意のシュートで詰まらせ投ゴロ併殺打にとるなど後続をピシャリ。三回は先頭の亀井に右前打、小林に四球と無死一、二塁となったが、大竹を投ゴロ併殺打。坂本をスライダーで2打席連続空振り三振に仕留めるなど、ピンチを脱した。
四回以降は、持ち前の制球が冴え、キレのあるボールで一人の走者も出さず5-0の六回でお役御免。6回72球を投げ、2安打5奪三振の無失点。救援陣も無失点リレーで、吉見は2012年8月28日に秋田で勝って以来、946日ぶりに巨人戦勝利を挙げた。吉見は「まずは無事に投げられてホッとしています。あと先考えずに、マウンドに上がれる喜びをもって、投げられた結果だと思います。初登板で緊張したが、試合に入ったら冷静に投げられた。野手の人も点を取ってくれて楽しく投げられた。巨人を倒さないと上にはいけないと思うので」と満足そうな表情をみせた。