救急搬送の今治西・藤原は練習参加ＯＫ 九回に頭部死球も脳内出血なし

「選抜高校野球・１回戦、今治西１１－７桐蔭」（２２日・甲子園）

　今治西（愛媛）の４番・藤原睦来（よしき）外野手（３年）が、九回の第５打席に頭部に死球を受け退場。尼崎市内の病院に救急搬送された。

【写真】死球を受け、うずくまった後、タンカで運ばれる今治西の藤原

　左耳下部に３センチほどの挫傷があり、２針を縫った。ＣＴ検査の結果、脳内に出血などは見られず、練習への参加に支障はないと診断された。

　４番で主将の藤原は、この日二塁打２本を含む３安打と大活躍。九回の第５打席で左耳あたりに死球を受け、球場から担架で運ばれて救急搬送された。

　藤原は大会本部を通じて「打ちたいという気持ちが強かったので、よけられなかった。次の試合では自分の打撃よりも、試合に勝ちたい」とコメントした。

　今治西は三回に６安打の猛攻で４点を挙げるなど、１１安打で大量１１得点を挙げて０９年春以来、６年ぶりの甲子園勝利を挙げた。２６日の２回戦では常総学院（茨城）と対戦する。

重圧にのまれた山下＝選抜高校野球・立命館宇治

　

　 力投する立命館宇治先発の山下＝２２日、甲子園

　 　立命館宇治のエース山下が、相手の重圧にのみ込まれた。大会随一の破壊力とも評される静岡打線を前に、立ち上がりから「とにかく低めに」と意識した。だが、細かい制球を気にするあまり、要所で四球を出すなど傷口を広げた。
　　六回からは開き直ってフォームも安定した。持ち前のテンポの良さを取り戻しただけに、前半の乱調を悔やみ切れない様子。「序盤からああいう感じで投げていたら…」とうなだれた。

モウリーニョ監督、栄冠獲得時の腕時計を金庫に保管。その驚異の数とは？

　

　

　　チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、自身の監督キャリアにおいて栄冠を獲得した際に付けていた腕時計を記念品として自宅の金庫に保管し、その数が21個に及んでいる事を明かした。21日の英紙『ガーディアン』などが報じた。

　　モウリーニョ監督は栄冠獲得時に必ず行う祝いの儀式について次のように語っている。

　「私が栄冠を獲得する時、妻、娘、息子に何か贈り物をしている。その時、自分がすることは腕時計を外し、二度と付けないようにすることだ。金庫に保管している腕時計の数は相当な数になった。人はメダルやシャツと言ったものを大事に保管するが、私の場合は腕時計だ」

　「一方で栄冠を獲得できなかった時、その時の腕時計は普通の物となる。だが、シーズンを栄冠と共に終える時は、その時の腕時計が栄冠の象徴となる。私は21個の腕時計を保管している」

　　スイスの高級時計メーカー『ウブロ』と個人スポンサー契約を結んでいるモウリーニョ監督は、3月1日にウェンブリーで行われたリーグカップ決勝戦でトッテナムを2-0で破って優勝した際に着用していた腕時計が一番のお気に入りだったと言う。

　「一番最近保管した腕時計は、私が自分でデザインし、会社が私のニーズに合わせて作製してくれたものだったから一番好きだった。色は青だったし、素材、大きさ、重さにもこだわった」

　　現在52歳のモウリーニョ監督は、ポルト在籍時に6つ、チェルシー在籍時に7つ、インテル在籍時に5つ、レアル・マドリー在籍時に3つの栄冠を獲得しているが、今季プレミアリーグを制覇すれば22個目の腕時計を外すことになる。

藍、完全復活間近！？「すごく良いモチベーションになっている」

　

　＜JTBCファウンダーズ・カップ　3日目◇21日◇ワイルドファイアGC(6,583ヤード・パー72)＞
　　この日、9番目から第2ラウンドを再スタートさせた宮里藍。その第2ラウンドは5バーディ・2ボギーの“69”でラウンド、3つ伸ばしトータル5アンダーの34位タイで予選を突破。引き続き行われた第3ラウンドでは4バーディ・3ボギーの“71”で回りトータル6アンダーの43位タイで最終日に臨むこととなった。
　宮里藍の特選PHOTOをチェック！
　　午前中に行われた第2ラウンドの残りホールでは、順調にスコアを伸ばした宮里だったが、第3ラウンドの前半は「少しストレスがたまる感じがあった」とパット決まらず1つ落として折り返した。そんなフラストレーションが溜まる状況だったが「自分の良いエネルギーにしてやっていこう」と気持ちを切り替え後半へ。その後半では前半決まらなかったパットが入りだし、11番から6m、1.3m、8mを決め3連続バーディを奪取。トータル7アンダーまで伸ばした。その後1つボギーを叩いたが6アンダーでホールアウトした。
　　この日、28ホールの長丁場を戦い抜き4つ伸ばした宮里だったが、「アドレスがしっくり来ていない」とややショットに違和感があったという。それでもショートゲームでスコアをメイク。自身も「すごく良い調子で、ショートゲームも良いフィーリングが出ている」と感じている。
　　最後に「すごく良いモチベーションになっているので、あした1日、どこまでできるか楽しみ」と気合十分。徐々に本来のゴルフを取り戻しつつある宮里の最終日のプレーに注目だ。
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桃子、プレーオフ逃し3位タイ 疑惑報道振り払うVはならず

　

　＜Tポイントレディス ゴルフトーナメント　最終日◇22日◇若木ゴルフ倶楽部（6,304ヤード・パー72）＞
　　国内女子ツアー『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』。トータル6アンダーの単独首位からスタートしたO・サタヤ（タイ）が崩れて大混戦となった最終日。勝負はこの日5つスコアを伸ばす猛チャージを見せた全美貞（韓国）と、飯島茜がトータル3アンダーで並んでプレーオフに突入した。
　上田桃子の写真特集公開中！女子プロ写真館
　　大会開幕前に元プロ野球ソフトバンクの斉藤和巳氏離婚に関連して一部週刊誌で自身の名前が挙げられるなど雑音が目立った上田桃子は、最終ホール決めればプレーオフに残る1.5メートルのパットを決めきれず3位タイフィニッシュ。報道を振り払う今季初優勝とはなからなかった。
　　上田と並ぶ3位タイには一ノ瀬優希と藤本麻子。トータル1アンダーの5位タイには菊地絵理香が入っている。
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