休日はウサギとまったり…喜多須杏奈、アニメ大好きアイドルレーサー

　

　【水上を駆ける美女レーサー】アニメが大好きでレースの開会式で人気キャラクターのコスプレを披露したことも。休日はテレビを見ながらペットのウサギと遊んでいるという。また最近はＤＩＹにはまるなどインドア派と思いきや、愛車でドライブしたりとアウトドア派な一面もある。

　ボートレースの魅力は「“勝ち負け”が明確な点。一走、一走、レース展開が全く違い、日々、知識や技術を磨きながら楽しんでレースに挑んでます」という。

　プロになるまでに一番苦労したことを聞くと、「ボートレースを養成する、やまと学校の入学試験」と挙げ、「ボートレーサーを夢見て、ひたすら“猛勉強”で乗り越えた」と振り返る。卒業記念レースでは１７年ぶりとなる女子選手優勝を果たした。目標とする横西奏恵選手（２０１２年に引退）以来の快挙だった。

　横西選手について「私がボートレーサーを目指すきっかけになった選手です。同じように私を見て『ボートレーサーになりたい』と思ってもらえるレーサーを目指しています」と感慨深げに話す。

　チャームポイントは「“ツリ目”です！！」と明るく答えるアイドルレーサー。まだまだ伸び盛りだ。

　■きたす・あんな　１９９０年９月３０日生まれ。徳島県出身、徳島部。１５５センチ、４８キロ。

Ｑ．学生時代等のスポーツ歴などがありましたら教えてください。

「幼少期は機械体操と新体操をしていました。小学校３年から中学卒業まではバレーボールです」

Ｑ．女子レーサーならではの苦労はありますか？ あれば教えてください。

「体重と年齢がごまかせないところ（笑）。特に体調管理には気をつけています」

Ｑ．プロになってから一番印象深いレースは？また。その理由は？

「初出走と初勝利したレースです。特に、初勝利したレースでは水神祭（先輩方に水面に投げ入れられるボートレースの伝統）をしていただき、うれしかったです！！」

Ｑ．レース出場のために全国を移動する際の必需品はありますか。

「レースでは登録票（ボートレーサーの免許証）は必須。これがないとレースに出れません。プライベートの旅行ではガイドブック。ノープランで旅行することがほとんどなので、ガイドブックを参考にして現地でどこにいくか決めています」

Ｑ．ベスト体重の保ち方（気をつけていること、運動法など）があれば、教えてください。

「規則正しい食生活を心がけています。特に、暴飲暴食には注意しています。また、ストレスをためないように、適度に息抜きをするようにしています」

Ｑ．好きな食べ物、嫌いな食べ物を教えてください。

「好きな食べ物：和食（特に煮物や酢の物が大好きです）、チーズです。嫌いな食べ物：きのこ類、川魚、ナスビです」

Ｑ．私服はどのようなものを好まれていますか？

「楽なので、プライベートはワンピースが多いです」

後藤浩輝騎手が自殺 自宅で首つる 関係者困惑「事故が原因か」

　

　ＪＲＡの後藤浩輝騎手（４０）が２７日朝、茨城県阿見町の自宅で首をつって死亡しているのが発見された。自殺とみられる。

　後藤騎手は１９９２年に美浦・伊藤正徳厩舎からデビューし、ＧＩを５勝するなどトップジョッキーとして活躍。アグレッシブな騎乗に加え、ひょうきんなパフォーマンスでも人気を集めた。近年は度重なる落馬事故で頸椎骨折などの重傷を負い、何度も休養を余儀なくされてきたが、不屈の闘志で昨年１１月に再度カムバック。先週２１日の東京競馬・ダイヤモンドＳでも落馬して頸椎を捻挫したが、翌日の京都競馬で２勝をあげてファンの喝采を浴びていた。

　今週は栃木県の病院で検査とリハビリを行い、自身のフェイスブックにはコンサートを楽しむ写真も掲載していた。関係者によると、前夜までは普段と変わりない様子で過ごしていたという。

　美浦トレーニングセンター（茨城県美浦村）で一報を受けた親しい関係者は、「（落馬）事故が重なったことが原因としか考えられないが、それにしても分からない」と困惑。今週２８日、３月１日にも中山で計１５鞍の騎乗予定が入っており、厩舎関係者は悲痛な表情を浮かべながら対応に追われていた。

　後藤騎手のＪＲＡ通算成績は１万２９４９戦１４４７勝。重賞は５３勝をあげている。ＪＲＡの現役ジョッキーでは、１２年１２月に青木芳之騎手が自殺している。

若虎、内野“充実”も外野は“切実” 「危機感足りないよ」の声が…

　

　阪神が２５日、沖縄・宜野座キャンプを打ち上げた。雨による影響が少なく、練習メニューはほぼ予定通り消化できたが、若手外野陣の“底上げ”に課題を残したまま、実戦モードに突入する。

　オフの補強戦線での全敗で戦力の上積みがない中、今キャンプでは若手らの底上げが急務だった。この日、キャンプを総括した和田監督は「故障者が出たけど、練習メニューをほとんど消化できたので８０点はあげてもいい。残り２０点は開幕に向けて埋めていきたい」と振り返った。

　内野陣は充実した。昨季オフ、メジャー移籍を断念して残留した鳥谷、上本と西岡の二塁競争は注目を集めたが、相乗効果が生まれていた。

　「経験豊富な鳥谷が残ったことで、若手が手を抜けなくなったことは確か。鳥谷と二遊間を組む予定の上本や、キャンプ最終日にサードで初守備に就いた西岡も特守に励むなど、意識の高さが見えた。若手もそれに引っ張られた感じだね」（球団首脳）

　対照的に不安を残したのは外野陣だ。レギュラーのマートン、大和、福留らは各人で調整を続けているが、若手で目立ったのは指揮官が「１軍に入れても見劣りしない」と評したドラフト３位・江越大賀外野手（２１）＝駒大＝くらい。４年前の同１位・伊藤隼や、７年目・柴田らは実戦出場しながらアピール不足は否めない。

　その理由は深刻だ。「今回のキャンプでも、コーチ陣が強制的に若手の尻をたたいてやらせることはなかった。自分のペースでやろうが、追い込もうが各人任せ。それじゃあ、レギュラーは奪えないよね。特に伊藤は、守備をかなり上達させないと２軍に落とされるくらいの覚悟を持たないと。危機感が足りないよ」（球団関係者）

　新戦力が台頭してこない外野手のレギュラー陣頼みは、今季も続きそうだ。　（山戸英州）

遼、５試合連続予選落ちの危機 ４オーバーの超出遅れスタート 米男子ゴルフ

　米男子ゴルフ「ホンダ・クラシック」第１日（２６日、米フロリダ州ＰＧＡナショナル＝７１４０ヤード、パー７０）

　不振の石川遼（２３）は今大会も初日から大きく出遅れた。強い風に悩まされ、２バーディー、４ボギー、１ダブルボギーの７４と不満の残るラウンド。４オーバー、１０２位で、５試合連続の予選落ちの危機となった。

　インスタートの前半はそれほど悪くなかった。１０番で第２打をグリーン奥に外してボギーが先行したが、昨年「８」を叩いた１１番では第２打を１メートルにつけてバーディー。粘りのゴルフを見せた。

　ところが、風がさらに強くなった後半に崩れた。４番はティーショットが左ラフ。第２打をグリーン右に大きく外し、アプローチにもミスが出てダブルボギー。これを取りかえそうとした５番は３パットのボギー。６番でバーディーを奪い返したが、７、８番で連続ボギーを叩いた。

　日本勢でただ１人出場した石川は４試合連続予選落ちと大苦戦。この日も微妙な距離のパットが何度もカップに蹴られるなど、上昇気流に乗れないでいる。

　「前半はいいプレーができたが、後半もったいないミスからスコアを落としてしまった。ロングパットはタッチが強めだった。アゲンストの風でイメージが難しかったが、明日はリベンジしたい」と石川。

　世界ランク１位で今季米ツアー初参戦のロリー・マキロイ（２５、英国）は３オーバー、７９位と苦戦。ジム・ハーマン（米国）が５アンダーで首位。

錦織、ベスト４進出！ 決勝進出なら世界ランク４位に メキシコ・オープン

　テニスのメキシコ・オープンは２６日（日本時間２７日）、メキシコのアカプルコで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランク５位の第１シード、錦織圭（２５、日清食品）が世界３３位で第５シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ（ウクライナ）に６－４、６－４で勝ち、ベスト４入りした。

　２７日（同２８日）の準決勝で世界１５位の第４シード、ケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦する。

　気温２９度の消耗戦。第１セットから大接戦となり、第１ゲームを６回のデュースのあとブレークして主導権を握ったが、第８ゲームをブレークされて４－４で追いつかれる展開。しかし、直後にまたブレークに成功して先取した。

　ドルゴポロフの積極的な仕掛けを受けたが、錦織はしっかり相手を見ながら要所で攻撃した。第２セットも食い下がられたが、大事なポイントでは厳しく攻め込んだ。約１時間４０分の熱戦だった。

　今大会で優勝すればツアー通算９勝目。日本選手では女子のクルム伊達公子と並ぶ８勝から１つ抜けだして単独最多となる。

　同日、ドバイ・オープンの準々決勝で世界ランク３位のアンディ・マリー（英国）が敗退したため、錦織が今大会で決勝に進出した時点で自己最高の世界ランク４位となる。

　さらに、錦織がこの大会に優勝し、アルゼンチン・オープンを戦っている世界ランク４位のラファエル・ナダル（スペイン）が優勝を逃すと一気に世界ランク３位まで上がる。