仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『ブレイブリーセカンド』新たな魔王や必殺技のカスタマイズなどが判明、アスタリスク所持者らの詳細も
スクウェア・エニックスは、ニンテンドー3DSソフト『ブレイブリーセカンド』の最新情報を公開しました。
行動回数の前借りや繰り越しなどの個性的な戦闘システムを受け継ぎ、またSPを消費することで「いつ、いかなる」状態でも割り込めるユニークな要素も搭載する『ブレイブリーセカンド』。戦略性豊かな戦闘シーンを、様々なシステムが盛り上げてくれます。
このたび届いた新情報は、WiFi通信を介して襲来する「魔王」の面々。体験版で一足先に登場した「第五天魔王:雲丹」や新たな「魔王」が続々とその姿を露わとしました。また、「魔法」との戦いに欠かせないバスターシップや、前作から引き継いだ多彩なジョブとアスタリスク所持者の詳細なども到着しています。
前作にも登場したアスタリスク所持者たちは、本作でどのような立場となっているのか。シリーズファンならば気になるその情報も、どうぞお見逃しなく。
◆強敵「魔王」襲来!
WiFi通信を介して、月面基地に強力な強さを誇る「魔王」が襲来します。倒すことができればレアなアイテムがゲットできるかも!?(※強敵は定期的に無料配信予定)
さらに、「魔王」はすれちがい通信で他のプレイヤーに配信が可能で、逆に他のプレイヤーからも受信が可能。魔王のデザインは増田セバスチャン氏と、本作から新たにチェコの世界的なアニメ作家ノロ・ドゥルジアク氏が担当。
・第一天魔王:白鳩(デザイン:増田セバスチャン)
・第四天魔王:蝶尾(デザイン:増田セバスチャン)
・第五天魔王:雲丹
・第六天魔王:白山(デザイン:ノロ・ドゥルジアク)
◆バスターシップ・必殺技
■バスターシップ
月面基地のバスターシップは、配信で襲来する魔王を弱体することができる兵器です。砲撃をすることで魔王のレベルを下げることができ、他の施設と同様にレベルを上げれば砲撃力が上がり、弱体化にかかる時間を短縮することができます。
バスターシップは1機しか所持できませんが、フレンド登録したプレイヤーのバスターシップも使用することが可能。
■必殺技
必殺技とは、MPなどを消費して使用するアビリティと異なり、特定の条件を満たすことで使用することができます。多用できない分、威力は強力な効果を発揮します。各武器ごとに4つの必殺技があり、必殺技中はキャラクター専用のBGMが流れ、曲が流れている間、各技に紐づいた能力アップの効果を得ることができます。
また、月面基地の復興を進めることで必殺技をカスタマイズすることができ、さらに技名や必殺技使用時のセリフも編集可能。…◆ジョブ・アスタリスク所持者
■ヴァルキリー
・槍の扱いを得意とし、強力なジャンプ攻撃や範囲攻撃も使用することが出来る強力なアタッカー。
・アスタリスク所持者:エインフェリア・ヴィーナス
ヴィーナス三姉妹の長女で、イデアの姉弟子にあたる存在。過去ではブラッドローズ特務隊の一員としてイデアらと剣を交えた。公国軍が破られた後は特務隊を離れ、とある「修行」のため各地を旅していたようだが、はたして…?
■狩人
・弓の扱いを得意とする攻撃回数が多いアタッカー。敵の種族を見極めて大ダメージを与えることができるキラー系アビリティを習得していく。
・アスタリスク所持者:アルテミア・ヴィーナス
ヴィーナス三姉妹の三女で、常にけもののかぶり物をしている少女。強者との戦いを喜びとし、ブラッドローズ特務隊としてフロウエルへの攻撃に参加していた。現在は意外にもオミノスの用心棒になっているようだが、その真意は如何に?
■召喚士
・ジョブ説明
異世界の者を召喚し敵に大ダメージを与える召喚魔法の使い手。威力は非常に強力だが
その分消費するMPも高い。新召喚魔法の「カリブディス」は、敵全体に対し強力な攻撃を与え、物理・魔法攻撃力も下げる。
・アスタリスク所持者:メフィリア・ヴィーナス
召喚士のアスタリスク所持者。ヴィーナス三姉妹の次女。過去、ブラッドローズ特務隊としてフロウエルを攻撃し、そのおぞましい任務により、自身の心まで病んでしまっていた。だが、その傷も今は癒え、新たな召喚魔法の研究に日夜没頭中なのだとか…。
■黒魔道士
主に攻撃魔法を得意とし、属性で敵の弱点を突けば大ダメージを与えることができる。さらに「スリプル」や「ポイズン」といった弱体魔法も使用可能。
・アスタリスク所持者:オミノス・クロウ
わがままで自己中心的な性格の元エタルニア空挺騎士団幹部。かつてイデアと共に風の巫女捕縛の任に派遣されたが、その非道な行いに反発したイデアによって倒された。現在は魔王に対抗するため、とある調査をしているのだとか。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
『ブレイブリーセカンド』は、2015年4月23日発売予定。価格は5,980円(税抜)です。
(C) 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN : Akihiko Yoshida.
青春ノスタルジックな思いに浸れる逃避行を描いた『ボクたちの旅』
春の訪れを感じ、にぎわうこの街に、メイドが営む私設図書館がありました。
そこには書架を守る司書メイドがいます。ほんわりおっとりした司書メイド ミソノに、淡い思いを抱くメイドもいるようです。
司書メイドの好感度を上げようと、今日もお気に入りの1冊を持って、書架にメイドがやってきます。
●青春ノスタルジーな思いに浸れる逃避行を描いた『ボクたちの旅』
今日はちょっと古めでマイナーかもしれないんですけど、昔すごく好きだったマンガを紹介させて下さい。
サヤちゃんの大好きな少女マンガなのね。
作者の方はハッピーな学園恋愛モノで人気のある『りぼん』の漫画家さんです。もちろんそういう作品も面白いですが、私はこの漫画家さんの描く、「思春期のもどかしい感じ」とでもいうんですかね、それがすごく好きなんです。
ああ~……青春ね!
『ボクたちの旅』は、中学生の主人公が家を出て遠い街へと逃避行する一日が描かれています。
友達とけんかし、親に大切にしていた物を捨てられて「なんでわたしばっかり!」と家を飛び出すようすはまさに思春期、という感じで心が痛いです。なんだか身に覚えがあるようなないような……。
初々しい少年少女そのまま! って感じかしら。心乱れて飛び出してしまうのね……。
その逃避行の中で見たくなかった現実を見せられたり、でも何もできない子どもな自分を突きつけられたり。「私逃げてばっかり。こんな遠くまで来ても、結局心はどこにも行けてないーー」っていうセリフから、そういうもどかしい気持ちがにじみ出ていて印象に残ってますね。
飛び出して、ふと振り返った時に見えてくるもの……。
私がこの作品を初めて読んだのがちょうど主人公と同じくらいのころだったので、余計に主人公の何もできないもどかしい気持ちに共感できたんでしょうか。だから結構短いお話なのに印象に残っていて、今も時々読み返しては懐かしいような切ないような、そんなノスタルジックな気持ちに浸っています。
少女マンガらしい大きな瞳の中には、繊細な気持ちが詰まっているんですね。
逃避行の中で先が見えたというか、救いがある形で逃避行が幕を閉じるのも好きなんですよねー。諦めたり妥協したりじゃなくて、前向きな気持ちで逃避行から日常に帰ってこれたのが、何というか、逃避行をちょっと切ないけど懐かしい思い出みたいにしてくれている気がします。
その時期を超えてしまったからこそ、読み取れることもあるかもしれないわね。…りぼんって子供向けの漫画誌っていうイメージがありますけど、こういう作品も中にはあるんですよね。当時はそんなにりぼんらしくない、大人な作品の良さが分かる自分ってすごいでしょ、みたいな気分で読んでいました。
そういうのも含めて、ノスタルジックな思い出の詰まった作品です……。
素敵ねー……サヤちゃんのこれまでと、それを読む「今」がつながっているのね。
レイラさんもサヤちゃんも、どちらもめくりたくなる本ね! 自分がとっても好きなものをテーマにした本をおすすめしてくれてとってもうれしいです。それで……。
それで?
それでそれで?
ぜひ、3人一緒にお出かけしませんか?
3人一緒……。
なんか3人でデートって新鮮ですね!
お薦めの本を見たり、お話したり、きっと楽しいですよー。ね、レイラさんいかがかしら?
う……、(本当は独占したかったけど)まぁいいでしょう! せっかくなら、私の得意なジャンルの本をバリバリ紹介しちゃおうかしら。
サヤちゃんはどう?
私だって、異論はないです! 文学メイドらしいデートにしてみせますとも!
うふふ、じゃあ決まりね! 3人で本選びに行ってみましょう![eBook USER]
「アル・ゴアの衛星」、宇宙へ―深宇宙の天気を観測する「DSCOVR」 (1) 17年越しで打ち上げられたDSCOVR
米国のスペースX社は2月10日、地球・宇宙天気観測衛星「DSCOVR」を搭載した、「ファルコン9」ロケットの打ち上げに成功した。この打ち上げは2つの点で大きな注目を集めた。
ひとつは、DSCOVRがかつてアル・ゴア元米副大統領の肝いりで開発が始まったものの、打ち上げ中止などの紆余曲折の末に、実に17年越しで打ち上げられた衛星であったこと。そしてもうひとつは、ファルコン9の第1段機体が海上への着水に成功したことだ。
DSCOVR (C)NOAA/NASA
DSCOVRを載せたファルコン9ロケットの打ち上げ (C)SpaceX
17年越しで打ち上げられた「ゴアサット」
DSCOVRは米航空宇宙局(NASA)と米海洋大気庁(NOAA)が開発した衛星で、太陽から放出される荷電粒子や、磁気嵐の状況といった「宇宙天気」を観測すること、また地球の昼側(太陽光が当たる側)を常時観測することを目的としている。DSCOVRは「Deep Space Climate Observatory」の略で、直訳すると「深宇宙の気象観測所」といった意味になる。またDSCOVRという略語は、「発見する」という意味の「Discover」に掛けられている。
打ち上げ時の質量は570kgで、設計寿命は約2年が予定されている。軌道は、太陽・地球系のラグランジュ第1点と呼ばれる場所に投入される。下図にあるように、この場所は常に太陽と地球の間に存在しているので、太陽と地球の間の環境や、お互いがお互いに与える作用を観測したり、また地球の昼側を観測し続けるのに適している。
DSCOVRは太陽・地球系のラグランジュ第1点で観測する (C)NOAA
DSCOVRには、大きく3種類の観測機器が搭載されている。まず「PlasMag」は、太陽から地球に向かって飛んでくる荷電粒子や電子、そして磁場などを観測する。「NISTAR」は地球のエネルギー収支を観測する。そして「EPIC」は、地球表面からのエネルギーの放射量やエアロゾル、オゾン、雲の動きなどを観測することを目的としている。
DSCOVRは実に17年越しに打ち上げられた衛星だ。DSCOVRの開発は、もともと1998年に開発がはじまったトリアーナ(Triana)計画をその源流に持つ。トリアーナという名前は、1492年にコロンブスの艦隊がアメリカ大陸に訪れた際、最初に船から大陸を発見した乗組員の名前にちなんでいる。
そしてトリアーナにはもうひとつ、「ザ・ブルー・マーブル」のような青く輝く地球の写真を、ほぼリアルタイムで世界中に配信するというミッションも課せられてた。「ザ・ブルー・マーブル」というのは、1972年にアポロ17の宇宙飛行士たちが撮影した、太陽の光を全面に受けて、宇宙に浮かぶビー玉のように輝く地球の写真のことだ。トリアーナを使い、現代の、そして常に最新のブルー・マーブルの映像を世界中に配信することで、環境問題や世界平和への意識を高めることが期待されていた。これは当時のアル・ゴア米副大統領の肝いりで進められたもので、後の証言によると、トリアーナはそもそも、このゴア副大統領の提案が発端となって計画が立ち上がり、他の科学機器はその後に徐々に付け加えられていったのだという。また、ゴア副大統領は太陽・地球系のラグランジュ第1点の持つ価値や、衛星からの観測で分かることなどについて、深い知識を持っていたという。
1972年にアポロ17の宇宙飛行士たちによって撮影された「ザ・ブルー・マーブル」 (C)NASA
しかし周囲からの評判は芳しくなく、「高価なスクリーンセーバーに過ぎない」と非難されたり、必要性を強固に訴えるゴア氏の名前を取り「ゴアサット」などと揶揄される始末だった。また、他の機器による科学ミッションについても「すでにある気象観測衛星からのデータで十分」という批判が集まるようになり、すでに衛星はほとんど完成していたにもかかわらず、2001年に計画は中止されることになった。トリアーナはスペースシャトルで打ち上げることが予定されていたが、国際宇宙ステーションの建設や、ハッブル宇宙望遠鏡の修理ミッションの方が優先順位が高かったために中止され、打ち上げ手段がなくなったのだ。ちなみに、打ち上げが中止される直前の時点で、トリアーナは、2003年2月1日に空中分解事故によって悲劇的な結末となった、STS-107コロンビアで打ち上げられることが計画されていた。
また、この中止の背景には政治的な事情があったといわれることもある。ゴア氏は2000年の米大統領選挙に民主党候補として出馬し、激しい選挙戦の末、共和党候補のジョージ・W・ブッシュに破れている。トリアーナが中止されたのは、まさにブッシュ政権が誕生したのと同じ2001年のことであり、当時のことについて触れられた記事などでは「ブッシュ大統領はゴアサットを見せしめとして潰したのだ」などと書かれることもある。だが、スペースシャトルの運行予定が詰まっていたことは事実であり、かといって別のロケットで打ち上げるには追加予算が必要になること、さらに衛星の必要性が疑問視されていたことから、たとえゴア氏の息のかかった衛星でなかったとしても、打ち上げは中止されていたと見るのが自然だろう。
トリアーナは打ち上げ中止となったが、しかし解体されることにはならなかった。NASAは、ゴダード宇宙飛行センターの窒素が充填された箱の中でトリアーナを保管し、いつか打ち上げの機会が巡ってくるときを待ち続けた。2003年には、トリアーナからDSCOVRへと名称が変更された。
そして2009年、トリアーナ改めDSCOVRに、NOAAが救いの手を差し伸べた。当時NOAAは、NASAが打ち上げたACE(Advanced Composition Explorer)という太陽風の観測衛星に観測機器を提供し、宇宙天気の研究や、大規模な太陽嵐が発生する可能性があるときには警報を出すといったミッションを行っていた。しかしACEは1997年に打ち上げられた衛星であり、老朽化が進んでいたことから、NOAAでは後継機を欲していた。そこで目をつけたのが、ほぼ完成した状態で保管されていたDSCOVRだったのだ。
NOAAの資金提供によって、約8年ぶりに保管庫から出されたDSCOVRは、まず各機器が正常に動くかが確かめられた。また搭載する観測機器はトリアーナ時代と変わらないが、NOAAの要求に合わせて再調整が行われた。こうしてDSCOVRは、姿かたちこそ変わらないものの、ミッションの主役はNASAからNOAAへ移り、新たに宇宙天気の観測を目的とした衛星として生まれ変わった。
また、DSCOVRには米空軍も資金を提供している。これには2つの狙いがあった。まず1つ目は、宇宙天気の情報は米空軍の活動、特に弾道ミサイルの発射などを探知するための早期警戒衛星の運用にとって重要であること。そして2つ目は、新興企業のスペースX社が開発した新型のファルコン9ロケットに、1回でも多くの打ち上げの機会を提供することで、「育てる」という狙いがあった。ロケットに打ち上げ機会を提供するために衛星を新しく造るのはお金がかかるし、かといって単なる重りを打ち上げたり、あるいは空荷で打ち上げるのはもったいない。そこで、ある程度製造が終わっていたDSCOVRに資金提供が行われ、DSCOVRの復活を後押しした。米空軍が提供した分の金額は、ほぼすべて打ち上げ費用に充てられた。
こうした紆余曲折を経て、DSCOVRは米東部標準時2015年2月11日18時3分(日本時間2015年2月12日8時3分)、米国フロリダ州にあるケープ・カナヴェラル空軍ステーションのSLC-40から旅立った。ロケットは順調に飛行し、約35分後に予定通りの軌道にDSCOVRを投入した。
DSCOVRは現在、太陽・地球系のラグランジュ第1点に向けて飛行を続けている。2月24日にはその道程の半分を通過している。観測が始まれば、宇宙に浮かぶ、青く輝く地球の画像が、毎日のように送られてくる。それはきっと息を呑むほど美しいものに違いない。
DSCOVRを載せたファルコン9ロケットの打ち上げ (C)SpaceX
ロケットの第2段から捉えられた離れゆく地球 (C)SpaceX
DSCOVRの打ち上げに立ち会ったゴア氏は、自身のblogの中で次のように語っている。
「DSCOVRは、地球に関する私たちの理解を深め、市民や科学者たちに異常気象の現実を教え、その解決策を考えるためのミッションへ旅立った。そしてDSCOVRはまた、この地球の美しさと、そして脆さを映し出し、このたったひとつの地球を守る義務を思い起こさせてくれる、すばらしい機会を与えてもくれるだろう」。
ファルコン9ロケットは着水に成功
ニコ生「JAXA宇宙航空最前線」を7月19日より放送スタート
ニワンゴは、同社が運営するニコニコ生放送で、7月19日(火)の19時からJAXAとの協力で実現した「JAXA宇宙航空最前線」をレギュラー番組として放送開始すると発表した。
ニコニコ生放送では、これまでもJAXAと共に宇宙航空の番組を放送してきたが、特別編として放送した「JAXA宇宙航空最前線」やスペースシャトル「アトランティス号」最後の打ち上げ放送などの反響を受け、今回のレギュラー番組化となった。
番組は、JAXAの職員が出演しニコニコ生放送でしか聞けない裏話や視聴者からの疑問・質問に答える内容となっている。第1回の放送はスペースシャトル計画に関わりの深い上垣内茂樹氏と佐々木宏氏が登場し、「~ありがとうスペースシャトル!その足跡と日本の宇宙開発への関わり~」と題して、スペースシャトルが日本の宇宙開発に与えた影響に関する話が展開される。
「JAXA宇宙航空最前線」第1回
~ありがとうスペースシャトル!その足跡と日本の宇宙開発への関わり~
7月19日火曜日の19時~20時
http://live.nicovideo.jp/gate/lv56227377
上垣内茂樹氏 : JAXA有人環境利用ミッション本部宇宙環境利用センター 技術領域統括
佐々木宏氏 : JAXA有人環境利用ミッション本部HTVプロジェクトチーム サブマネージャ
石田紗英子氏 : 番組ナビゲーター
JAXA、準天頂衛星「みちびき」のすべてのGPS補完信号の提供開始を発表
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月14日、準天頂衛星初号機「みちびき」の測位信号(L5、L1C)の品質・信頼性が準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書(IS-QZSS)に適合することを確認したため、アラートフラグの解除を行ったことを発表した。「みちびき」は6月22日にL1-C/AとL2Cの信号のアラートフラグを解除しており、今回のフラグ解除により、「みちびき」のすべてのGPS補完信号のアラートフラグが解除されたこととなる。
L5およびL1C信号はいずれも近代化GPS信号と呼ばれる信号で、L1-C/A、L2C信号に比べ測距精度の改善、マルチパス誤差の低減などが期待されている。
なお、L1C信号を放送するGPS衛星は2014年に打ち上げ予定で、L1C信号の提供は「みちびき」が世界で初めてとなる。一方、L5信号を放送するGPS衛星は2010年より打ち上げが開始されており、すでに1機が運用されている。
「みちびき」から放送するGPS補完信号。なお、これらの測位補完信号のほかに、測位補強信号としてL1-SAIF信号(1575.42MHz)とLEX信号(1278.75MHz)も放送している。