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内山/添田はカナダの強豪ペアにフルセットの末敗退、1勝2敗も希望は潰えず[デ杯ワールドグループ・日本対カナダ]
デ杯ワールドグループ、日本対カナダの1回戦(3月6~8日/カナダ・バンクーバー/ダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツセンター)は、1勝1敗のタイで迎えた第2日のダブルスでカナダが勝利。日本は1勝2敗であとがなくなった。
「デ杯のカギ」とも言われるダブルスに、両国とも当初発表したメンバーに変更はなし。日本は内山靖崇(北日本物産)/添田豪(GODAIテニスカレッジ)組、カナダはダニエル・ネスター/バセック・ポスピショル組が大事な一勝をかけてコートに入った。ダブルスの世界ランキングが5位と15位、グランドスラムのダブルスタイトルが2人合わせて9つというカナダペアと、222位と369位の日本ペアの対戦結果を予想するのは難しいことではない。だが、試合は大方の予想を覆すフルセットにもつれた。
「相手にプレッシャーをかけていたのは僕たちのほうだったけど、彼らはなかなか屈しなかった」とダブルス元世界1位のネスターが言ったように、常にセットを先行されながら内山と添田は引き下がらなかった。その背景には、植田実監督が言ったように「去年の12月からデ杯を想定して練習し、大会でも試合をこなしてきた」ことがあっただろうし、内山が昨年のカナダ戦で錦織とのペアでネスター/フランク・ダンシェビッチに勝ったという経験、自信もあったに違いない。
第1セット第3ゲームのネスターのサービスを先にブレークしながらリードを守れなかったのが残念だったが、5-7で最初のセットを落としても、第2セットは2度のブレークに成功して6-2で奪い返した。第3セットは 3-6で失ったが、第4セットではまた第2ゲームでポスピショルのサービスをブレークすると、第7ゲーム、第9ゲームと内山のサービスゲームでブレークポイントをしのいで逃げきり、最終セットに持ち込んだ。
内山と添田、片方が落ちてくるともう片方が踏ん張り、どちらの側からもピンチをしのぐ好サービス、目の覚めるようなパッシングショットやリターンエースが随所に生まれた。しかし最終セットの第8ゲーム、添田のサービスゲームで絶体絶命のピンチが一気に訪れる。ポスピショルの好リターンで1ポイント目を失うと、2ポイント続けて内山がボレーをミス。0-40から添田のダブルフォールトで落とし、結局これが勝敗を決めた。
「ああいうゲームでは最初の数ポイントがカギ。そこを取らないとプレッシャーがかかる。…