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イブラヒモヴィッチが珍ゴール含む2発…スウェーデンが敵地で快勝
ユーロ2016予選が27日に行われ、グループGではモルドバとスウェーデンが対戦した。
序盤は互角の展開となる。徐々にペースを握るスウェーデンだが、ズラタン・イブラヒモヴィッチのシュートがクロスバーをかすめるなど、なかなかゴールを割ることができない。するとスコアレスで迎えた後半、ラッキーな形で先制点が生まれる。後半開始直後の46分、バックパスを受けたイリエ・チェバヌが大きく蹴り出そうとしたボールは、間合いを詰めていたイブラヒモヴィッチの頭を直撃。ゴールまで約25メートルの位置からボールはそのままネットに吸い込まれた。
その後も追加点を狙うスウェーデンはチェバヌの好セーブに阻まれるが、終盤にPKを獲得。これをイブラヒモヴィッチがゴール上隅に決め、勝利を決定づけた。スウェーデンが2-0で勝利を収め、勝ち点9でグループ2位につけている。
【スコア】
モルドバ 0-2 スウェーデン
【得点者】
0-1 46分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(スウェーデン)
0-2 84分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(スウェーデン)(PK)
新生日本代表の船出の日…前監督アギーレ氏出廷
新生日本代表の船出の日…前監督アギーレ氏出廷
八百長疑惑がかけられている前日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が27日、スペインのバレンシア裁判所に事情聴取を受けるために出廷した。当初は2月27日に予定されていたが、1か月延期になっていた。
スペイン検察当局は、2011年5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のレバンテ対サラゴサ戦をめぐる八百長疑惑で、関係者41人を告発。当時、サラゴサを指揮していた日本代表のハビエル・アギーレ監督もその対象となっている。
出廷の際、報道陣に囲まれたアギーレ氏だが、『マルカ』によると、「申し訳ないが、弁護士から何も話すなと言われている。理解してほしい」と話したという。
[EURO予選]ロシアGKに発煙筒直撃…モンテネグロには厳しい処分濃厚
[EURO予選]ロシアGKに発煙筒直撃…モンテネグロには厳しい処分濃厚
EURO2016予選は27日、第3節を行った。G組のモンテネグロ代表対ロシア代表の一戦で大事件が起きている。
まずは試合開始直後にスタンドから投げ入れられた発煙筒が、ロシアGKイーゴリ・アキンフェエフの背後から頭部付近を直撃。アキンフェエフはその場に倒れ込み、試合は中断。治療を試みたが、検査のためにそのまま病院へと搬送された。
この時点で一旦、全選手がベンチに避難していたが、約30分間の中断を経て、再開。しかし後半22分、両チームの選手たちもナーバスになっていたこともあり、試合は混乱。再びスタンドから発煙筒が投げ込まれるなど収拾がつかなくなり、試合中止が決定した。
UEFAの調査はこれから始まるが、モンテネグロには勝ち点はく奪などの厳しい処分が言い渡される可能性が高くなっている。
▼関連リンク
EURO2016予選特集ページ
高橋、10奪三振で完封=高校野球・県岐阜商-近江
力投する県岐阜商先発の高橋=28日、甲子園
県岐阜商が序盤に挙げた3点を高橋の好投で守った。一回、村居の二塁打を足場に竹腰、山田の連続長打で2点を奪い、三回に加点。高橋は切れのある直球を軸に、3安打10奪三振で完封。近江は七、八回の好機にあと一本が出なかった。
トップ下で別格の存在感を放った香川…“主戦場”で取り戻したエースの自信
文=青山知雄
日本代表MF香川真司(ドルトムント/ドイツ)が、わずか30分間で強烈な存在感を発揮。得意のポジションで大きな輝きを放った。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣となった27日のチュニジア代表戦は、指揮官が試合前日に「新しいメンバーを使う」と話していたとおり、今年1月のアジアカップで日本代表に入らなかった選手が7名もスタメンに名を連ねるフレッシュな布陣でスタート。香川は前半、ベンチから戦況を見つめた。
スコアレスのまま迎えた60分、本田圭佑(ミラン/イタリア)とともにピッチへ送り込まれた香川は、自分自身で「一番慣れ親しんでいたポジション」と話していたトップ下に入る。これが試合の流れを大きく変えた。
投入直後から積極的に前へ仕掛けてチャンスを作ると、本田、岡崎慎司(マインツ/ドイツ)と近い距離でプレーすることで日本がポゼッション率を一気に高める。前半50.2%だったボール支配率は、60分~75分までが65.3%、さらに75分~試合終了までは68%へと上昇。香川は「あの時間帯になって相手の動きが落ちてきた」と分析したが、「圭佑くんとも『リズムを変えよう』と話していた」ことが実り、日本が主導権を引き寄せた。
ボールに触れる回数を増やすことで自分のリズムをつかむ香川にとって、チームメートからのパスが集まるトップ下はやはり最適なポジションだ。前監督のハビエル・アギーレ氏が率いたチームでは4-1-2-3のインサイドハーフ、アルベルト・ザッケローニ元監督の時代には主に4-2-3-1の左MFに置かれたため、これまで日本代表で得意のポジションを任される機会は少なく、自分の良さを存分に出し切れない時期が続いていた。得意のポジションに戻り、ようやく千両役者の本領発揮といったところだろう。
投入時にハリルホジッチ監督から「攻撃でどんどんボールを受けて、リズムを作っていくように」と言われた香川は、その言葉どおりにピッチで踊り始める。78分にはドリブルで持ち上がって左前方へスルーパス。これは若干タイミングが合わずに長く伸びてしまったが、粘り強く追いかけた本田がダイレクトでふわりと上げ、ファーサイドの岡崎慎司が頭で叩きつけて“ハリルJAPAN初ゴール”につなげた。続く83分には岡崎がつないだボールを受けて敵陣深くへドリブルを仕掛けてシュート性のボールを折り返すと、このこぼれ球に本田が滑り込んで追加点。指揮官の初陣でしっかりと2ゴールを演出した。
香川の“ダンス”は止まらない。86分には中央でボールを持って右へ持ち出すと、右足で強烈なミドルシュート。続く89分には左へ流れるドリブルから宇佐美貴史(ガンバ大阪)の飛び出しに合わせて巧みなボールタッチで絶妙なスルーパスを供給する。ミドルシュートやスルーパスはいずれもスタジアム内がざわめくほど完璧。ミドルシュートは相手GKに阻まれ、スルーパスは宇佐美が右ポストに当ててしまい得点にはつながらなかったが、自信を持ってゴールに向かう姿は頼もしいばかり。香川真司というプレーヤーが最も生きるポジションがどこなのかを存分に見せつける30分間となった。
ハリルホジッチ監督が目指すスタイルに関しても「求めるものはすごく激しい。球際の守備や攻撃のスピード感への要求は高いけど、それが日本代表に欠けていたものだと思う。監督のやりたいサッカーをみんなも意識しているし、細かいパス回しや速い展開、攻守の切り替えは、もっともっと質を上げてやっていける」と手応えを感じている様子だ。
たかが初戦。されど初戦。これから日本代表が自信を持って前へ進んでいくために、新体制の船出を勝利で飾れたことは大きい。香川自身も「勝ちにこだわっていた中で勝てたことは良かった」と笑顔を浮かべた。この勝利と活躍は、自分自身にとっても大きな結果となったことだろう。もう日本代表の背番号10がPKを外して涙するような姿は見たくない。このチュニジア戦で披露したトップ下での活躍は、彼が近年失っていた自信を取り戻すための大きなターニングポイントになるかもしれない。