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新監督の印象を語る本田「オーラがあるということではその通り」
日本代表は23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣に向けた合宿を、大分県内で開始した。
新指揮官は、今月13日に就任。練習後に本田圭佑は監督の印象について、「少しだけ話しましたけど、フランス語がイタリア語に似ているなという印象」とコメント。コミュニケーションを図ったようだが、「ただ自分がイタリア語で返したら通じていない雰囲気だったので、やっぱり話すときは日本語で通訳を介さないといけない」と続けた。
「オーラがある監督ということに関しては、その通りじゃないかなと思います」と語る本田。「監督も言っていましたけど、ワールドカップやアジアカップの試合を見たと。それを見た限りではもっと上を目指せると。ただ上を目指すためには当然負けた原因があるし、それを変えていかないといけないという、当然のことをしっかりと選手たちに伝えていた」と、指揮官からの言葉を振り返る。
「避けてはいけないようなところに目を向けている意味では、いい機会かなと思います」と、新体制での船出について自身の考えを明かした。
日本代表は、27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015でチュニジア代表と対戦。31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015では、ウズベキスタン代表と対戦する。
故障抱える内田は途中離脱も…「ずっといるかもしれないし帰るかも」
故障抱える内田は途中離脱も…「ずっといるかもしれないし帰るかも」
右膝に故障を抱え、ブンデスリーガではベンチスタートが続いているDF内田篤人(シャルケ)。ハリルジャパンの始動となった合宿初日の練習は約25分間、11周のランニングにフル参加したが、合宿途中で離脱する可能性が出てきた。
練習後、右膝の具合を聞かれると、「まあ、こんなもんですかね。様子を見ながら? そうですね」と目線を落としながら言い、「(合宿に)ずっといるかもしれないし、帰るかもしれないし、それは分からないです」と言葉を濁した。
霜田正浩技術委員長が「ランニングはできるという話だったので。これから話をして、方向性を決めます」と説明するように、今後についてはドクターや内田本人と話し合ったうえで、合宿に残るかドイツに戻るかを決めるという。
今回はバヒド・ハリルホジッチ監督の初陣ということで、故障中を抱える内田やDF長友佑都(インテル)も31人のメンバー入り。指揮官はメンバー発表会見の席で、「彼らが今、どんな状態かを知るためにも話していきたい。我々と一緒にいてもらって、我々の目的を彼らにも知ってもらわないといけない。そういうコミュニケーションを取っていきたいし、その意味を含め、ケガをしていても呼びたいと思っている」と、招集の意図を説明していたが、結局、長友は不参加が決定。内田も状況次第では早々にドイツに戻ることになるかもしれない。
今回のメンバーにはサイドバックの新顔として左サイドバックのDF藤春廣輝(G大阪)も代表入りした。ただ、内田自身は「周りは気にせずにやります。普通です」と、今までと変わらずマイペースで行くことを強調していた。
(取材・文 矢内由美子)
ハリル式でミーティング激増の見込み…長谷部「楽しみ」
ハリル式でミーティング激増の見込み…長谷部「楽しみ」
練習初日は異例のランニングのみで終了。だが、短い時間ながらもMF長谷部誠(フランクフルト)はバヒド・ハリルホジッチ監督から多くのことを感じ取っていた。
「(内容は)当たり前のことでしたが、非常に細かいなというのは感じた。ミーティングも結構多そうな監督ですし、そこから感じられることがありそう。楽しみです」
新指揮官がミーティング好きであることについては、霜田正浩技術委員長も報道陣にこう説明した。
「監督はこれからたくさんのメッセージを伝えたいと言っている。まだ合流していない選手もいるので、練習前は挨拶程度だったけど、このあともミーティングがある」。宿舎に戻ってから、夕食前後のタイミングでしっかり時間を取ってミーティングを行う予定があることを明かした。
「チーム全体、グループ、個人。ミーティングは増えそう。監督には(選手に)伝えたいことが山ほどあるので」と話した霜田委員長。その言葉を裏付けるように、長谷部も「監督は、個人的に何か話したいことがあるときは常にウェルカムだと言っていた。これからそういう場面があると思う」と、個別ミーティングの機会が増えるであろうことを予想した。
「監督が替われば非常に競争心をあおられる。今回は多くの選手が呼ばれているし、バックアップメンバーもいる。日本代表を大きな枠としてとらえて発進している。選手側からすればチャンスがいろんな選手に広がったと感じる」
ハリルジャパンはピッチ内外でコミュニケーションを深めながら前進していく。
(取材・文 矢内由美子)
ハリルJが28人で始動!!長友の合宿不参加も決定
ハリルJが28人で始動!!長友の合宿不参加も決定
バヒド・ハリルホジッチ新監督の就任した日本代表は23日、大分市内に集合し、合宿をスタートさせた。明日24日の練習から合流するFW岡崎慎司(マインツ)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のほか、故障を抱えるDF長友佑都(インテル)の不参加も決まり、28人で初日の練習を行った。
練習後、霜田正浩技術委員長が報道陣の取材に対応。インテル側と連絡を取ったうえで、ハリルホジッチ監督とも話し合い、「もうそろそろ復帰できそうということで、チームでリハビリ、回復のトレーニングをやったほうが本人のためにもいいと判断し、今回は呼ばないことになった」と説明した。
2月8日のパレルモ戦で右太腿裏を負傷し、離脱中の長友。ハリルホジッチ監督は故障者に関しても合宿の中で自身の考えや哲学を伝えていく方針だったが、インテルのロベルト・マンチーニ監督は21日の会見で「今、回復の途中だ。代表には行かない」と明言し、4月の復帰を目指してイタリアで調整を続けさせる考えを示していた。
(取材・文 西山紘平)
ハリル流満載の始動…初日は「全員参加」のランニング11周で終了
ハリル流満載の始動…初日は「全員参加」のランニング11周で終了
ハリルジャパンが始動した。バヒド・ハリルホジッチ新監督の就任した日本代表は23日、大分市内に集合し、合宿をスタート。明日24日の練習から合流するFW岡崎慎司(マインツ)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のほか、故障を抱えるDF長友佑都(インテル)の不参加が決まり、28人で初日の練習を行った。
合宿初日から驚きの連続だった。バスが練習場に到着すると、まずはロッカールームで約15分間のミーティング。その後、選手たちはピッチに姿を見せたが、約25分間のランニングで初日のメニューは終了した。時計回りと反時計回りにグラウンドを計11周。あっという間に選手たちはロッカールームへ引き揚げた。
欧州組は長距離移動で帰国したばかり。国内組も前日22日にリーグ戦を戦っていたとはいえ、ハリルジャパン初日の練習は意外にもあっさりと終わった。霜田正浩技術委員長は「予想以上に寒かったので」とも話したが、予定どおりのメニューだったようだ。
何より驚きだったのはハリルホジッチ監督もランニングに加わったこと。徐々に選手から遅れ、最後は周回遅れになったが、最後まで“完走”した。これにはMF長谷部誠も「周りの選手もビックリというか、『珍しいね』という話をした」と驚きを隠さない。一緒に走ったのは指揮官だけではない。コーチングスタッフや通訳、霜田委員長も参加。「全員参加」(霜田委員長)というハリルホジッチ監督の指示だった。
「監督はいつも走っているので、普通のことのようです」と笑った霜田委員長。選手から遅れながらも黙々と走るハリルホジッチ監督の姿にスタンドのファンからは「がんばれー!」という声援も飛んだが、それに手を上げて応える“余裕”も見せていた。
(取材・文 西山紘平)