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侍J、格下欧州に完敗で再編必至 要点は「4番」と「二塁」
侍ジャパンは11日の東京ドームで、格下とみられていた欧州代表に2-6で完敗。11月には台湾、日本で開催される国際大会『プレミア12』に臨むが、レギュラー再編は不可欠な状況だ。
名実ともに“最強メンバー”を組むためのポイントは「4番」と「二塁」だ。今回の2戦で4番に座った日本ハム・中田翔内野手(25)が放った安打は、この日の最終打席の8回に記録した左前打のみ。3回2死一、三塁の好機では三飛に倒れるなど通算7打数1安打1四球。それでも小久保監督は今秋も「ケガがなく野球ができる状態であれば」中田を4番に置くことを明言している。
中田は「こういう舞台で勝負強さを発揮できず悔しい」と唇をかんだが、指揮官は「日本代表の試合ではなかなか成績を残せないが、日本ハムでは着実に成長している」とかばった。
一方の二塁。超人的な守備範囲を誇り、打撃もしぶとい広島・菊池涼介内野手(25)。守りではやや劣るが昨季は193安打、打率・324、29本塁打をマークしたヤクルト・山田哲人内野手(22)がガッチンコ。山田はこの日も6回にバックスクリーン右へ特大本塁打を放った。
小久保監督は「2人とも光っているが、ポジションは1個しかない」と悩む。仁志内野守備走塁コーチは「菊池の守備は捨てられない。打撃もタイプは違うけれど大差があるわけではない。現状でいえば、山田に(他のポジションで)打撃を生かしてもらうことになると思う」と説明した。
この2試合では、山田が一塁を守る場面もあったが、招集されなかったソフトバンク・内川、オリックス・糸井、巨人・長野らが秋に外野へ加われば、左翼が定位置の中田が一塁に回ることになりそう。DHにも成長著しい横浜DeNA・筒香がいる。となると山田は行き場がなくなる。
ソフトバンク・松田、楽天・銀次らが務めた三塁に、山田を回す手もあるが、仁志コーチは「急造の人を国際大会の大事な試合で使うのは、リスクがあるし、本人もかわいそう」と指摘する。
球界関係者の間には「簡単だよ、中田を外せばいい」との声もある。シーズンで侍の4番をアピールする必要がありそうだ。 (宮脇広久)2015/3/13 16:56 更新