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世界中のLCCがマネする航空会社の秘密 勝ち組ピーチ、マネの成功を導いた「喩える力」
2012年は、日本の格安航空元年だったといわれている。しかし、この年に新規参入した格安航空会社(LCC)3社のうち好調といえるのは、14年3月期には単年黒字を達成したピーチ・アビエーションだけだ。エアアジア・ジャパンは出資元の全日本空輸とマレーシアのエアアジアが合併を解消してバニラ・エアになり、ジェットスター・ジャパンは2年目も赤字で低空飛行のままだ。
明暗が分かれてはいるが、世界のLCCは米国のサウスウエスト航空のビジネスモデルを模倣することでつくられたといえる。そんなサウスウエスト航空だが、実は自身も忠実に模倣した航空会社があるのだ。
1949~88年にカリフォルニア州内で運行していたパシフィック・サウスウエスト・エアライン(PSA)で、米国最初のLCCだった。同社は「世界で一番親しみやすいエアライン」と自称しユーモアあふれる応対で知られ、アロハシャツを着た創業者は、乗務員やパイロットに客と冗談を言い合うことを推奨した。乗務員のユニフォームは、60年代には鮮やかな色彩のミニスカートが有名になり、70年代初めにはホットパンツだった。
サウスウエスト航空の創業者のハーブ・ケラハーは、PSAを徹底的に研究し、自由で親しみやすい従業員といった企業文化から、制服、その他の要素まで、ほぼすべてを採用した。当時のサウスウエスト航空の社長が「サウスウエスト航空はPSAを完璧にコピーした」と証言しているほどだ。
サウスウエスト航空は、航空産業におけるイノベーションの見本として取り上げられる。それまで市場に存在しなかったまったく新しいビジネスモデルを創造したと考えられがちだが、実際には模倣から生まれたものだ。だが、モデルにした会社よりも成功し、航空市場を変革(破壊)するまでに成長した。それは、サウスウエスト航空がビジネスモデルの基本4要素(同一種類の航空機使用、2つの空港をノンストップで結ぶ、限定的な顧客サービス、マルチタスクをこなす従業員)を徹底したことと、この4要素を結びつける第5の要素、すなわちロイヤルティの高い誇りを持った生産性の高い従業員を創造・維持するのに成功したからだろう。
サウスウエスト航空は顧客第一ではなく従業員第一の企業文化で知られ、従業員の報酬は米航空業界で一番高い。だが、その分、生産性も高い。例えば、パイロットは業界平均と比較して、一日当たり1時間多く飛んでいる。生産性が高いこともあって、サウスウエスト航空の1座席1キロメートル当たりのコストは6.4セントで、ユナイテッド航空やデルタ航空の7.7セントより17%低くなっている。●ピーチ・井上CEOの発信力
日本のLCCで模倣上手なのは、ピーチだろう。ピーチはLCCのビジネスモデル4要素を表面的にマネするのではなく、マクロの観点からマネしているようにみえる。例えば、井上慎一CEOは、「ピーチは航空会社ながら『空飛ぶ電車』のサービスモデルを志向している。お客様が遅れても待たずに出発する。チケットはお客様が自分で手配、駅の改札を通るように自らチェックインしていただく。新幹線のワゴンサービスのように、機内の飲食物は有料で提供している」と語っている。
拙著『合理的なのに愚かな戦略』(日本実業出版社)にも詳しく書いたが、会社の方向性をメタファー(隠喩)で語れる経営者は、マクロの観点から全体を見ている。各要素がどう絡み合って全体をつくっているかも理解している。そして、メタファーで語れる経営者は総じてコミュニケーション力が高い。社員や消費者への発信力や伝達力が高いということだ。「空飛ぶ電車」を目指していると言われれば、どのサービスが必須のもので、どのサービスは排除あるいは簡素化してよいのかが、社員も直感的に理解できる。同じく、どういったサービスを期待してよいのか消費者も直感的に理解できる。遅れてきた客を電車が待つはずがない。電車の乗務員は頼めばある程度親切ではあるが、乗務員のほうから「何々しましょうか」と客に寄ってきてくれるほどではない。
●岐路に立つサウスウエスト航空
イノベーションの研究で有名なハーバード・ビジネス・スクール教授のクレイトン・クリステンセン氏は、「サウスウエスト航空は航空産業に破壊的創造をもたらした」と述べている。安い値段で自動車やバス、大手航空会社からも客を奪った。その結果、大手航空会社の破産や合併が相次いだ。
航空産業に破壊的変化をもたらしたサウスウエスト航空は、大きく成長した。そして今、自らが岐路に立っている。業界再編成によって生まれたデルタ航空やユナイテッド航空のような大手航空会社は、国内外ともに張りめぐらされた路線を誇っている。加えて、下からはサウスウエスト航空を上手にマネした新興LCCが突き上げてくる。ジェットブルーの1座席1マイル当たりのコストはサウスウエスト航空よりも低く、料金もサウスウエスト航空を下回ることが多い。
サウスウエスト航空は、14年にエアトラン航空を買収することを発表した。これが実現すれば、東海岸への路線数も増える。しかしそれには、混雑した空港も含まれ、エアトラン航空が所有しているボーイング717も利用するようになることを意味する。ビジネスモデルの基本4要素のひとつだった1種類の機体ではなく、2種類の機体を使うようになるのだ。また、エアトラン航空の社員が入ってくることによる、企業文化の変化も懸念される。発着が遅れないように、パイロットも機内の清掃を手伝ってくれるような社風を維持できるだろうか?
イノベーションを起こした企業が成熟することで、普通の会社になってしまうのはよくあることだ。普通の会社になって新興企業の破壊的創造の波を受け、新興企業に取って代わられることも珍しくない。サウスウエスト航空は、今後も成長し続けることができるだろうか? もはや、模倣する先輩企業はない。成長し続けても、しなくても、サウスウエスト航空の今後10年の動向は、後輩企業にとっては参考にするべきビジネスモデルとなることだろう。
(文=ルディー和子/マーケティング評論家、立命館大学教授)
香川先発のドルトが2戦連続スコアレスドロー…ケルン大迫も途中出場
フリーでシュートを放ったケルンFWデイヴェルソン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、MF香川真司が所属するドルトムントと、FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。
前節のハンブルガーSV戦は引き分けに終わり、リーグ戦4連勝でストップしたドルトムント。一方のケルンは、前節のフランクフルト戦で大迫のゴールを含む4得点をあげて勝利しており、2連勝を狙う。
今節はドルトムントがホームのシグナル・イドゥナ・パルクにケルンを迎えての一戦。香川は先発出場、大迫はベンツスタートで、長澤はメンバー外となった。
試合立ち上がり、両チームにチャンスが訪れる。ケルンは2分に、シウヴァ・デイヴェルソンがエリア内右に抜け出して、ループシュートで狙うが、GKローマン・ヴァイデンフェラーが反応しセーブ。一方のドルトムントは4分、右CKからマッツ・フンメルスとネヴェン・スボティッチがヘッドで合わせに行くが、シュートはわずかにクロスバー上に外れた。
その後は、ドルトムントがボールをキープするが、ケルンの堅守を前にチャンスを作ることができない。
39分になって、香川が浮き球のパスをエリア内に送るが、ピエール・エメリク・オーバメヤンには合わなかった。さらに直後、イルカイ・ギュンドアンからの浮き球のパスに反応したヘンリク・ムヒタリアンが、ダイレクトボレーを試みるも、相手DFのブロックにあいシュートまで持っていけなかった。前半はこのままスコアレスドローで折り返す。
後半に入って52分、カウンターを仕掛けたケルンは、アンソニー・ウジャーがエリア内右に抜け出し折り返しを入れる。ファーサイドでフリーのデイヴェルソンが受けて、シュートを放つがクロスバー上に外れた。
ドルトムントは61分、ムヒタリアンと香川を下げて、ヤクブ・ブワシュチコフスキとケヴィン・カンプルを投入し攻撃の活性化を図る。そしてケルンは75分、デイヴェルソンに代えて大迫をピッチに送り出した。
79分にドルトムントは、敵陣中央からのFKに、マルコ・ロイスがエリア内にボールを送ると、フンメルスが頭で合わせるも、GKティモ・ホルンがセーブ。
試合はこのまま動かず、ドルトムントはホームでケルンと引き分けで終了。ドルトムントは2試合連続でスコアレスドローとなった。
ドルトムントは18日にチャンピオンリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのユヴェントス戦に臨む。そして次節、21日にMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦。ケルンは、同日にブレーメンをホームに迎える。
【スコア】
ドルトムント 0-0 ケルン
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著作権は提供各社に帰属します。
乾の2アシストでフランクフルトが4発完勝…長谷部も先発フル出場
2つのアシストで完勝に貢献した乾貴士(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日行われ、日本代表MF長谷部誠と同MF乾貴士の所属するフランクフルトと、パーターボルンが対戦した。長谷部と乾は揃ってスタメンで出場した。
前節、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンに敗れたフランクフルト。一方のパーターボルンはリーグ戦3試合連続無得点と攻撃陣の停滞が続いている中で今節を迎えた。
試合はフランクフルトが27分に先制点を決める。ペナルティエリア内で相手DFと交錯しながらもボールを奪ったマルク・シュテンデラがクロスを上げる。中央にフリーで構えたアレクサンダー・マイヤーが落ち着いてヘディングシュートを流し込んだ。
34分には珍しい事件が起きる。一連のプレーの中でマーヴィン・バカロルツが主審と接触してしまう。倒れこんだ主審は、スタッフの治療を受けた。あまり見られない主審の負傷で試合が一時中断したが、間もなくして主審は試合再開の笛を吹いた。
勢いに乗るフランクフルトは前半終了間際の42分にシュテンデラが追加点を奪い、2-0として前半を終えた。
後半も依然フランクフルトが主導権を握る。55分には乾のスルーパスに抜け出したシュテファン・アイグナーがGKの股を抜くシュートを決め、リードを3点に広げた。
76分、裏に抜け出したスルジャン・ラキッチがシュートを放つも、ライン上のボールをティシモー・チャンドラーが間一髪でクリア。最大の決定機も生かせずパーターボルンは1点が遠い。
フランクフルトの勢いはまだ終わらなかった。82分、乾のパスを受けたネルソン・バルデスがターンをして、ループ気味のシュートを放つ。GKは必死にボールに触ろうとするも届かず。フランクフルトが試合を完全に決定付けた。試合は4-0で終了し、ホームのフランクフルトが勝利を収めた。乾と長谷部はフル出場を果たしている。一方のパーターボルンはリーグ戦4連敗となった。
フランクフルトは次節アウェーで、日本代表DF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと対戦。パーターボルンはホッフェンハイムとホームで対戦する。
【スコア】
フランクフルト 4-0 パーターボルン
【得点者】
1-0 27分 アレクサンダー・マイヤー(フランクフルト)
2-0 42分 マルク・シュテンデラ(フランクフルト)
3-0 55分 シュテファン・アイグナー(フランクフルト)
4-0 82分 ネルソン・バルデス(フランクフルト)
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岡崎が2戦連発で代表新監督に猛アピール…2年連続で2ケタ得点達成
先制ゴールを決めたマインツのFW岡崎慎司(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第25節が14日に行われ、アウクスブルクと日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツが対戦した。
前節のボルシアMG戦で今シーズン9ゴール目を決めた岡崎は、この試合も先発出場。2試合連続ゴールに期待がかかる。
立ち上がり、マインツは積極的にゴール前までボールを運ぶも、アウクスブルクの堅守に阻まれシュートに持ち込むことができない。21分には、ヨナス・ホフマンが負傷。ク・ジャチョルを投入し、早くも一枚目の交代カードを切ることになる。しかし、ここで岡崎が力を発揮する。32分、シュテファン・ベルが左サイドをドリブル突破すると、向こう逆サイドにクロスを供給。岡崎はトラップが大きくなりながらも、右足を思い切り振り抜き、ネットに叩き込んだ。
先制点を許したアウクスブルクは39分、ハリル・アルティントップがフリーでボールを受けると、ゴール正面からロングシュートを放つが、枠の上に外れる。マインツの1点リードで前半を折り返す。
アウクスブルクは後半開始と同時に、カイウビーを投入。56分には、ドミニク・コールに代えてピエール・ホイベアクをピッチに送り込んだ。その3分後、マインツが左サイド深い位置でFKを獲得。ヨハネス・ガイスが直接狙うも、得点には至らず。その後もFKのチャンスからゴールに迫るが、追加点を奪うことができない。81分には、ゴール前に抜け出したショーン・パーカーのシュートがGKの前でバウンドし、ネットに吸い込まれるかに思えたが、ロリス・カリウスがファインセーブ。ピンチを凌いだ。すると89分、シュートのこぼれ球を拾ったク・ジャチョルが流し込み追加点。マインツが、2-0で3試合ぶりの勝利を収めた。フル出場した岡崎は、2年連続で2桁得点を達成している。
次節、アウクスブルクはフライブルクと、マインツはヴォルフスブルクと対戦する。
【スコア】
アウクスブルク 0-2 マインツ
【得点者】
0-1 32分 岡崎慎司(マインツ)
0-2 89分 ク・ジャチョル(マインツ)
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脅威のパス成功率100%は誰?世界最強と評されるあの守護神の足技
ハーフウェイライン近くまで上がるノイアー @Bundesliga_ENのキャプチャ
11日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、シャフタールを“7-0”と無慈悲スコアで倒したバイエルンだが、この裏にもう一つ地味にすごい記録が生まれていた。
それはGKマヌエル・ノイアーのパス成功率が100%だったのだ。
パス成功率というと、一般的なイメージでは前線の選手が高くなると思いがち。実際は、スルーパスを巧みに操る選手が(リスキーなパスを出す分)低かったり、チャレンジしないDFほど高くなったり内情は複雑だ。
それでもロングパス4本を全て成功させるなど「近場のDF」に安全に預けるだけではない選択での100%は簡単ではないはずだ。
ちなみに、今シーズンのこれまでの成功率は
2015年2月17日 決勝トーナメント1回戦ファーストレグ 対シャフタール戦 92%
2014年12月10日 グループステージ第6節 対CSKAモスクワ戦 97%
2014年11月25日 グループステージ第5節 対マンチェスター・C戦 93%
2014年11月5日 グループステージ第4節 対ローマ戦 100%
2014年10月21日 グループステージ第3節 対ローマ戦 100%
2014年9月30日 グループステージ第2節 対CSKAモスクワ戦 93%
2014年9月17日 グループステージ第1節 対マンチェスター・C戦 97%
と、全てのゲームで成功率90%を越えており、100%を達成するのも3回目のことなのだ。
さらに、ツイッター上では、攻撃時の高いポジショニングを指摘されている。ハーフウェイラインまであがっているノイアーの写真も拡散されているのだ。
現役最強の名は伊達じゃない!
(記事提供:Qoly)
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