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“番長クラス”の転入生 M・デムーロ&C・ルメール活躍に心躍る
【馬じぃの継続は非力なり】学校の新学期は4月からだが、競馬のほうはひと足早く3月が新学期。初々しい新人騎手がデビューしてくるが、今年はそこへ、いきなり番長クラスの“転校生”の大物が、2人も登場してきた。JRAの新規騎手免許を取得したミルコ・デムーロ(伊)とクリストフ・ルメール(仏)だ。
これまでも短期免許で毎年のように来日、GI、重賞勝ちも多い名手なので、今さら戦歴を振り返ることもないが、2人とも親日家、日本語もJRAの口頭試験をパスしたくらいだから、勝利騎手インタビューも半分くらいは日本語で応答してくれそうで楽しみだ。
その親日家ぶりが強烈に印象に残っているのが、デムーロが2012年の天皇賞・秋、天覧競馬をエイシンフラッシュで優勝したとき、スタンド前で下馬、天皇・皇后両陛下にひざまづいて最敬礼したシーンだ。本来なら後検量前の下馬は審議の対象だが、特例的に不問で収めたJRAも粋だった。彼は日本語が話せるだけではなく、競馬欄の馬柱まで読んで相手馬を研究しているそうで、それを見て武豊が仰天したという。
ルメールもそれに劣らぬ研究熱心、日本びいきで、「日本は第二の故郷」と言い、日本の馬で凱旋門賞を勝つのが最高の目標だそうだ。昨秋の京都で内ラチに激突して落馬、けい骨骨折の重傷を負ったが、療養中に日本語やJRAの規則などを猛勉強、自宅の机に2人の子供と並んで勉強している光景がテレビで流されていた。2人とも、3月からの騎乗でも、リーディング争いに食い込むだろうが、是非「フェアプレー賞」も取ってほしい。それだけのウデは持っているはずだから。
さて、東西とも場所替わりで、これもひと足早く春競馬到来の感。東の中山記念は、昨年ジャスタウェイが、天皇賞・秋の快走が本物だったことを証明、続くドバイ、安田記念とGI連勝につなげた縁起のいいレース。となれば、今年は(7)ロゴタイプだ。中山金杯2着で復活を匂わせながら、次走が初ダートの根岸S(8着)だったが、あれは調教代わり、ここが勝負。西の阪急杯は(7)オリービン、(13)ダイワマッジョーレからの流し。長い能書きは不要。馬には勝つ力あり。それにミルコとクリストフへの「ご祝儀」です。
■品川達夫(しながわ・たつお) 昭和44(1969)年、夕刊フジ創刊と同時に競馬欄を手掛け、デスク兼記者・予想家として約20年間紙面を汚す。その後、別のジャンルで新聞記者を務めながら競馬は続け、気がつけば「馬じぃ」に。2015/2/28 16:56 更新
後藤騎手しのぶ… 中山競馬場の献花台に多くのファン
突然の訃報から一夜明けた28日、中山競馬場には27日朝に40歳で亡くなった後藤浩輝騎手の献花台が用意され、開門直後から別れを惜しむ大勢のファンが訪れた。献花台にはたくさんの弔花や供え物が供えられて、ポスターを前に涙ぐむファンの姿も多く見られた。
各界から別れを惜しむ声も多く寄せられ、夕刊フジでGI週に「ワイディー魂」を連載中で、後藤騎手と親交が深いTIM・ゴルゴ松本は、「日曜日(22日)にもメールで連絡し合ったところです。ただただ、今はご冥福をお祈りします」と故人を偲んでいた。
後藤騎手は27日朝、茨城県阿見町の自宅で首をつって死亡しているのを家族に発見された。自殺とみられる。
なお、献花台及び記帳台は中山、阪神競馬場で2月28日から3月29日まで、小倉競馬場で2月28日から3月1日まで、中京競馬場で3月14日から29日まで設置される。2015/2/28 16:56 更新
由規クン、月並みだけど焦らずじっくりね 松本秀夫のプロ野球実況中継
22日に沖縄・浦添で行われた日本ハムとのオープン戦で、ヤクルト・由規投手(25)が登板、2回無失点で最速151キロをマーク。この数字以上に「試合で投げられた」ことで感慨もひとしおだったと思います。
右肩の手術など故障続きで1軍のマウンドから遠ざかって3年。歳を重ねてきたせいか、最近の私は再起をかける選手に対する思いが強いんですよね。
浦添キャンプで由規投手に話を伺ったのは2月6日。ブルペンで投げるストレートは明らかに精彩を欠いていました。腕が振り切れていない証しです。「今は体の疲れがピークです。でも、そういう状態で投げられていることをよしとしたい」と話していました。
開幕まで1カ月。焦って痛みが再発すれば選手生命に関わります。逆にいつまでも速球をアピール出来なければ、チーム内の競争に勝てない。現状はまさにタイトロープみたいなもの。
「焦っちゃダメだとわかっているんです。ただブルペンでみんなと並んで投げると、ついついペースを上げてしまう。試合で投げる方がずっと楽ですよ」
「じっくりマイペースでやった方がいいよ」なんて月並みなことを言ってしまったのを後悔しました。
22日の結果を踏まえ、高津投手コーチは「状態はまだ50-60%だと思う。でも大いに戦力として期待しています。プレッシャーを与えてはいけないから、いつ復帰とは言えない。今季中に戻ってくれればいいとしておきましょうか」。
昨年のチーム防御率4・62はリーグ最下位。石川、成瀬ら軟投派の先発投手が多いヤクルトとしては、力でねじ伏せるタイプの由規投手に帰ってきてほしいところ。
苦労はありましたが、まだ25歳。屈託のない笑顔をまたマウンドで見せてほしいものです。やっぱり「じっくりね…」としか、言いようがないかもしれません。
■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。2015/2/28 16:56 更新
DeNA・ロペス、絶好調の“ハマスタ・マイスター” 額面通り打てるか
前巨人で今季から横浜DeNAに加入したホセ・ロペス内野手(31)が26日、沖縄・宜野湾での韓国LGとの練習試合で爆発。1回に左翼席へ2ランを放つなど2安打をマークし、練習試合とオープン戦を合わせ、5試合連続で打点をあげた。
「本当に今はいい状態。心配していない」。本人はいたってご機嫌。中畑監督も「今季最大の補強」と絶賛し、この日同様に公式戦でも「5番・一塁」に定着させる意向を明言している。
指揮官の言葉を弾ませる理由の1つに、本拠地・横浜スタジアムとの相性のよさがある。
昨季まで在籍した巨人での2年間で、ハマスタでは通算63打数25安打(打率・397)8本塁打と打ちまくり、本拠地だった東京ドームでの369打数95安打(・257)19本塁打を大きく上回った。両翼94メートルの狭い球場で、どう打てば長打になるかを熟知しているような“ハマスタ・マイスター”ぶり。本拠地となり試合数が激増する今季は過去2年を上回る成績を残せるはず、というもくろみである。
とはいえ、チーム内には懐疑的な見方がある。球団関係者は「言いたくはないけど相手はウチの弱体投手陣でしょ。特に高橋尚は昨季はコテンパンだった。お得意さまを失った格好のロペスがどこまで打てるか」と首をひねる。
確かに高橋尚は5年ぶりに日本球界復帰を果たした昨季、ロペスには10打数5安打(打率・500)4本塁打。尋常でない打たれっぷりだった。特にハマスタでは、昨季初登板の4月2日にアンダーソン、村田に続いて“3者連続本塁打”され、8月29日にはとどめの20号ソロを浴びた。それだけにロペスは「球場との相性というより、自分の実力を発揮していきたい」と慎重に言葉を選んでいる。
同じく主軸と期待されるグリエルは、来日が4月中旬にずれ込む見通しとなった上、7月にも国際大会出場のため1カ月離脱する。その分、ロペスにかかる比重は大きくなる。
投手陣にとって天敵が味方に回ったのは朗報だが、さらにプラスアルファを与えられるかどうかは、怪しい。 (宮脇広久)2015/2/28 16:56 更新
物乞いは違法!? 動画配信サイトで流した男が書類送検
物乞いが法に触れる行為であることを、どれほどの人が知っていただろうか?
香川県警生活環境課は2月24日、インターネット動画配信サイトを使って、物乞い(こじき)行為をしたとして、軽犯罪法違反の疑いで、無職の男(23=同県高松市)を書類送検した。
送検容疑は、1月6日午後5時半~6時10分頃、同市浜ノ町のJR高松駅周辺で、パソコンを使って動画サイトに接続し、「僕お年玉もらってないと思う。高松駅周辺にいるので、お年玉をこのカップに入れてください」などと中継し、不特定多数の人に金品を乞うた疑い。
動画を見た視聴者が警察に通報し、県警のサイバーパトロールが動画を見て、場所と人物を特定した。
調べに対し、男は容疑を認めており、「お金をもらいたかった」と供述している。
軽犯罪法第1条22号では、「こじきをし、又はこじきをさせることを禁止し、違反者には拘留又は科料に処する」と規定してあり、物乞いはれっきとした犯罪なのだ。
これが違法であるならば、ホームレスの物乞いや、街頭での募金活動などはどうなる? との疑問も浮かぶ。
ただ、実際に処罰される例は極めてまれ。今回のケースは動画を配信するなど、その手法が悪質だったため、書類送検につながったようだ。
男はまだ23歳と、その気になれば、いくらでも仕事はある年齢で、パソコンも所有している。物乞いする暇があれば、「仕事を探せ!」と言いたくなる人も多いだろう。少なくとも、動画を見た人から共感は得られなかったようだ。
(蔵元英二)
*写真イメージ