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スバル、ステラ カスタムにターボエンジン搭載の「RS」を追加
富士重工業は、スバル ステラシリーズに、スポーティな走りと優れた環境性能を併せ持つターボエンジンを搭載したステラ カスタム「RS」を追加して発売した。価格は2WDが149万円、4WDが161万1000円。
ステラ カスタムRS
ステラ カスタム「RS」は、ターボエンジン搭載のほか、ローダウンサスペンションや、大径のフロントスタビライザー、フロント13インチベンチレーテッドディスクブレーキなどを採用すると共に足回りのチューニングを施すことで、操縦安定性と乗り心地を高めた。また、優れた燃費と排ガス性能を実現し、これにより、エコカー減税(環境対応車普及促進税制)に適合した。さらに、15インチタイヤ&アルミホイールや、MOMO製本革巻ステアリングホイール、専用ルミネセントメーター、オートライトなど、スポーティで機能性の高い仕様装備を施している。
なお、ステラは、従来のNAモデルとあわせて、全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)に適合するとともに、新外装色「シルキーマルーンクリスタル・メタリック」「アーバンナイトブルークリスタル・メタリック」2色を追加設定するなど、シリーズ全体の商品力とラインアップの充実を図った。
ステラシリーズは、ダイハツ工業よりOEM供給を受ける商品。
インストルメントパネル
インテリア
ルミネセントメーター(ブルーecoシグナルメーター付)
ホンダ、ステップ ワゴン/ステップ ワゴン スパーダに新タイプを設定
本田技研工業は、「ステップ ワゴン」「ステップ ワゴン スパーダ」に、Honda HDDインターナビシステムなどを標準装備した新タイプを追加するとともに、その他のタイプも装備内容の充実を図り、8月1日に発売する。価格は、ステップ ワゴンが208万8000円から345万8000円、ステップ ワゴン スパーダが245万8000円から359万8000円。
ステップ ワゴン G・HDDナビ スマートスタイル エディション
ステップ ワゴン G・スマートスタイル エディションでは、ディスチャージヘッドライト(ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、両側パワースライドドア、Hondaスマートキーシステム(Hondaスマートキー2個付)、セキュリティーアラームなどを装備した。また、ステップ ワゴン G・HDDナビ スマートスタイル エディション、ステップ ワゴン スパーダ Z・HDDナビ エディションでは、フルセグ対応など多彩な機能を搭載したHonda HDDインターナビシステムを装備した。
その他、ステップ ワゴン Lに、VSA(車両挙動安定化制御システム)、ヒルスタートアシスト機能などを標準装備。ステップ ワゴン Liに標準装備されているHonda HDDインターナビシステムをフルセグ対応に変更。ステップ ワゴン スパーダ Zに、メッキタイプ・アウタードアハンドル、フロントドア・シルバー塗装インナードアハンドルなどを標準装備。ステップ ワゴン スパーダ Ziに標準装備されているHonda HDDインターナビシステムをフルセグ対応に変更。加えてメッキタイプ・アウタードアハンドルなどを標準装備した。
ステップ ワゴン G・HDDナビ スマートスタイル エディション インパネ
ステップ ワゴン G・スマートスタイル エディション インパネ
ステップ ワゴン G・スマートスタイル エディション ディスチャージヘッドライト
重曹×ハッカ、消臭剤代わりに…これはオススメ! ハッカ油の使い方
ネットで話題のハッカ油。手軽に涼感を得られると好評で、様々な使い方が提案されている。そこで今回は、NPO法人「おばあちゃんの知恵袋の会」の理事長を務める村尾宏さんと妻・宣子さんにハッカ油の上手な使い道を聞いた。
■NPOおばあちゃんの知恵袋の会NPOおばあちゃんの知恵袋の会は、おばあちゃんたちが残してくれた日本人の知恵を後世に伝えていこうとスタート。暮らし、料理、健康など様々な知恵を語り伝え、日本人の和の心、和の暮らしを伝承していく活動を展開している。6月には『夏を涼しく! おばあちゃんの知恵袋 』(大和出版)を上梓。打ち水、すだれ、薬草茶、熱帯夜の安眠術、効果的な体の冷やし方、夏風邪撃退法からエコ掃除術まで、少ない電気で快適に暮らす知恵と工夫を紹介している。自然風と組み合わせるだけでとっても涼しい!
涼感を手軽に得たいなら、ハッカ油をティッシュや脱脂綿などに2~3滴かけるとよい。原液をそのまま置いても香りはあまりしない。特にオススメが、洗たくネットを網戸にピンで留め、その中にハッカ油をしみこませたティッシュを入れるというもの。自然風がハッカの香りを運んでくれて、心地よい。
また、扇子や団扇にハッカ油を2~3滴染み込ませるのもいい。これは江戸時代から知られている生活の知恵。竹の部分に染み込ませて仰ぐといつでもどこでも、涼しさを感じることができる。
まゆ玉がなくても脱脂綿やティッシュなどでOK
扇子や団扇にハッカ油を2~3滴染み込ませる
ハッカ油は消臭剤代わりにもなる!!ハッカ油は消臭剤代わりにもなる。村尾さんの自宅では、布製のティッシュペーパーホルダーに数滴振りかけている。また、エタノールにハッカ油を数滴混ぜれば、消臭剤に早変わり。カーテンなど気になる部分に使ってみたい。なお、ハッカ油はプラスチックを腐食するので、できればガラス製の容器に入れた方がいいだろう。
布製のティッシュペーパーホルダーに数滴振りかけ、消臭剤代わりに
重曹湯とハッカ油を組み合わせる! オススメの入浴法NPO法人「おばあちゃんの知恵袋の会」理事長の村尾宏さんと妻・宣子さん(写真右から)
夏場にオススメのお風呂の入り方がある。お風呂に入る直前に大さじ3杯の重曹を入れ、ハッカ油を2~3滴入れるだけ。重曹湯は「美人の湯」などとしても知られ、温泉の成分にも含まれている。体の油分や汚れを取り除き、さっぱりとした入り心地だ。また、湯あかも落としてくれるので、お湯を抜いた後のお掃除もらくちん。お湯に用いる重曹は天然素材を選ぶこと。掃除用だと化学処理を施してある場合もあり、体をいためることがあるそうだ。
ハッカ油は2~3滴で充分涼感が得られる。逆に入れすぎは、サッパリを通り越してヒリヒリしてしまうかもしれないので、少なめを心がけよう。お風呂から上がると、重曹湯のさっぱりとした入り心地にハッカ油の涼感が得られて◎。体中がポカポカとしながら、涼しくも感じられる夏場にふさわしいお風呂だ。また、ハッカ油はリンスにごくごく少量混ぜて使っても涼感を得られる。こちらもハッカ油を入れ過ぎにはくれぐれも気をつけてほしい。
安眠にオススメ! ハッカ油で枕カバーをリンスハッカには精神を安定させる効果があるので、枕カバーにハッカの香りをつけるのもいい。洗たくのすすぎ後に風呂桶に水をはり、ハッカ油を2~3滴入れ、枕カバーを漬けてから干すと、睡眠時にもハッカの香りが楽しめるのでオススメとのこと。洗たくの最後のすすぎでハッカ油を入れてもいいそうだが、香りがあまり持続しないのが難点だという。
直接塗るのは上述の通り、ヒリヒリしたりニオイが気になったりする人もいるので好ましくないが、直接塗った方が、効果がある場合も。たとえば眠気覚ましには、こめかみにハッカ油を直接、少量塗る。風邪や鼻づまりの時は胸や鼻にハッカ油をごく少量塗るだけで通りが良くなる。こちらもほんの少しつける程度にとどめた方がいいだろう。
まだまだ使い道がありそうなハッカ油。値段も600~800円前後で、ひと夏使っても充分すぎるほど。消臭剤などで使用すれば夏以降も役立ちそうだ。今年の夏はハッカ油に挑戦してみてはいかが?
"放置"菜園で手間ナシ放置に成功!! 自動水やりで放置菜園を目指す!
"放置"菜園をつくる時、一番失敗しやすいのが水やりではないでしょうか。忙しさにかまけて、気づいたら苗が枯れていた……それでは、せっかく買った苗もプランターも全て台無しになってしまいます。そこで、今回は水やりをできるだけ簡易化するコツについて紹介します。
お手ごろクラスの水やり機で20日間"放置"に成功!!はじめて、野菜づくりに挑戦する方なら自動水やり機がオススメです。大きさも価格も様々ですが、小さめの鉢が2~3鉢であれば、「家庭用自動給水機・MM41424」などが良いかと思います。給水は1日1回に固定されているものの、8段階の給水量が選べるので植物の種類や大きさを選びません。4鉢分の調整式ノズルが付属され、鉢ごとに水量を加減できるのもありがたいところです。
使い方も至ってカンタン! 本体裏の差込口にチューブを接続し、先にノズルをつなぐだけ。ノズルには水の入口と出口があるので、複数の場合は直列につなぎ、最後のノズルの出口を付属の止め栓で塞げば完成。5分もあれば充分です。
家庭用自動給水機・MM41424
充電も交換も不要なACアダプタ直結仕様。ときどき水を補給するだけでOK
背面にはチューブとACアダプタの差込口だけのシンプルな設計
水勢は結構強く、ノズル1個で試したところ30cmぐらい噴き出しました。マニュアルには、ノズルを下に向けてセットするよう記されていましたが、土が掘れてしまわないか心配です。そこで、ノズルの調整ダイヤルを絞り込んで「ちょろちょろ」程度にセットし、逆に本体の調整ダイヤルは高め(=給水時間が長い)にしておきましょう。この方法なら、泥ハネや土掘れを防ぎつつ充分な給水ができるのでオススメです。
水量は変化するものの勢いは強めのまま。もう少し穏やかな方が良よさそうだが……
給水時はこんな感じ。ポンプの音がデカいのはご愛嬌ってことで
自動給水とLED照明で、完全放置も目前か?(否)
辛味大根の苗にセットし使用中。1日に100ccも与えれば充分でしょうから、2リットルのタンクが空になるまで20日間(!)は"放置"できる計算です。
旅行中の水やり対策は?夏=水切れにシビアな野菜 vs 夏→盆休み→旅行=たまにはリラックスしたい人間の構図は、かなり難問です。筆者も夏休みはおろか、出張のたびに水やりが心配でした。先達の知恵を授かろうと検索すると「風呂場に移動し、鉢の受け皿に水をはっておく」的なアイデアが見つかりましたが、プランターの移動に手間がかかりそう。他には「プランターの排水口を塞ぎ、多めの水を与えておく」などの意見もありましたが、3~4泊分の水を貯めておくと、根グサレが心配で実行せず……そんなこんなで、自動水やりグッズを試してみました。
まずは100円ショップで良く見かける、ペットボトルの先につけ地面に差し込むタイプ。何種類か試したもののうまく働かず、時間が経つにつれ水の出が悪くなるものが続出……。水が減る→圧力低下→水が出なくなり、数センチ水位が下がっただけで止まってしまうものもありました。
ペットボトル利用のグッズは多いが、あくまで「簡易グッズ」と考えた方が良いだろう
対して、これは良いな!と思ったのがマルハチ産業の「水やり当番」。ペットボトルなどに貯めた水を、土に差し込んだ円錐(すい)形の素焼きの本体にホースで送る仕組み。素焼き部分の挿し込み方で水量が調整できるのもうれしいところですが、3~4日経つと本体内側に藻(orコケ?)が生え、目詰まりしてしまうのが難点。これは肥料や水の管理が関係しているのかも知れませんが、長期間使用する際は、ときどき掃除が必要でした。
昨年までお世話になった「水やり当番」。短期の不在なら一押しグッズだ
ペットボトルでカンタン"自動水やり"室内で1~2株なんて方からは、こんな大げさなものは要らない!って指摘がきそうですね。そこで激安・超カンタン仕様をご紹介。材料は(1)空きペットボトル、(2)園芸用の麻ヒモ、(3)ナット2個のみ。ナットはヒモがブラブラしないための「おもり」ですので、別のものでも構いません。欲を言えば水に影響しない瀬戸物がベストですが、サビにくいステンレスでも良いでしょう。
ペットボトルのフタに5mm程の穴を開けて麻ヒモを通し、両端をナットに縛り付ければおしまい。5分もあれば完成です。あとはペットボトルに水を入れ、麻ヒモの片側をボトル内に、反対側を鉢の上に置けば、ヒモを伝って「水やり」し続けてくれます。
使う前に一晩水につけておくと、麻ヒモがなじみ水の伝わりが良くなります
高低差がないと水が出てこないので、ペットボトルは鉢より高い位置に
給水量は1日かかって200mlぐらいと、かわいい結果にとどまりました…。50円程度の材料費ですから、過剰な期待はヤボですね。フェルトなどの他の素材やヒモの本数で、給水量も変わってくるのでしょうから、いろいろ試してみるのも一興かもしれません。
結局「電動」が一番我が家では、タイマー式の自動水やり機を使っています。ゲットしたのは藤原産業のSAW-1。
箱を開けると蛇口から本体までの付属品が含まれるものの、本体~野菜への部品は別売でした。これには(1)霧を吹き出す(スプリンクラー)、(2)地面に挿すノズル(点滴)(3)地中に埋める(灌水ホース)の3種類があり、別売なのもうなづける本格仕様。初めてということもあり、無難に(2)点滴ホースを追加購入しました。
点滴ノズルは予想以上に穏やかな水勢で、土が掘れてしまう心配もなく良好です。肝心の水量は、タイマーの水やり時間と蛇口の開き具合で調整します。蛇口は半回転位のちょい開きで、3分給水×朝・晩2回にセットし、ナスとキュウリの計7株に給水。どちらも収穫期を迎え、たっぷりと水を与えたい時期ですから、蛇口に接続するこのタイプが適任。タンクの水が切れてた! なんてトラブルも無縁で、自分的安心度が30%ほどアップしました。
10月いっぱいはナスも頑張ってくれるでしょうから、ここから90日は“放置”可能かと。2週に1回の液肥も自動化できれば最高ですが、この辺は追々と。
次回、「水道のない場所はどうよ!?」をお楽しみに。
9,800円でゲット。価格の割には多機能なのがうれしい
給水ホースは全自動洗濯機用?
10個のノズルを個別に水量調整できるブラボー! な仕様
秋葉原の愛三電機で購入。1,785円なり
取り付け完了。ホースの取り回しが結構タイヘンでした……
水の出方はこんな感じに、かなりソフトです
おまけ太陽光発電始めました。ただ今、軒下換気で試験中。曇りでも結構発電します!
ボタン1つで済ませない
今や一家に一台、当たり前の存在となった電気洗濯機。20世紀初頭に開発された白物家電の代表格の1つは、およそ100年をかけて進化を遂げ、多くの機能が搭載されてきたが、これをお読みの皆さんは、そのすべてを使いこなしているという自信はお持ちだろうか。残念ながら筆者は、この2月にドラム式洗濯機を買ったが、とりあえず電源を入れて基本状態のままスタートボタンを押す、というくらいで、到底使いこなしている自信はない。ドラム式になると10万単位の高い買い物であり、それだけのコストを払いながら上手く洗濯ができないと思うと実にもったいない。というわけで、どうすればその性能を生かしきれるのか、拙宅の洗濯事情も交えて、どの洗濯機でも役に立つであろう話題を踏まえて、その一端をお伝えできればと思う。
拙宅では現在、後述するとある事情にて三洋電機のドラム式洗濯乾燥機「AQUA AWD-AQ-4500」(2010年10月発売)を使っている。最大のポイントは「オゾン」を用いた洗濯機能。一般的な機能はカタログなり説明書を読んでいただければと思うので割愛するが、1つだけ特長ある機能を上げるとすれば、「洗剤ゼロコース」の存在。文字通り、洗剤を使わないで洗濯ができる機能だ。ただし、この機能、AQUAの売りの1つである風呂水をオゾンで浄化、殺菌してすすぎまで使うことで水道水の消費量を5lまで低減できる「アクアループダイレクト」との併用はできないのは残念なところである。
拙宅のAQUA AWD-AQ-4500
AQ-4500の操作コンソール。たいていの場合、電源を入れて、洗濯か洗+乾かのどちらかを洗濯して、そのままスタートを押すのがパターンだが、それではせっかくの高機能洗濯機の真の性能を引き出しているとはいえない。ちなみに左の教えてボタンを押すと、そのコースがどういったものであるかを教えてくれるが、あまり押す機会は実はない
洗濯機天板に記載されている各モードにおけるコースの紹介シール。これだけでも相当コースがある
これを選んだ理由の1つに筆者が色々なアレルギーを持っていることが挙げられる。例えばスギ花粉、銀歯にも使われるクロムやパラジウム、白金などの金属アレルギー(だが筆者の歯には銀歯がある)、そして洗剤、いわゆる界面活性剤対するアレルギーなどである。ということで、実のところ洗剤は使いたくないが洗剤を使わないと落ちない汚れもある。そこで洗剤ゼロかと思われるかもしれないが、さらにもう1つ理由がある。大人の筆者であれば、よくすすいで洗剤を落とす、つまり通常1回のすすぎを2回にするといったことでそれなりに洗剤アレルギーに対応することが可能で、10年以上使ってきた縦型洗濯機(日立製だった)でも、対処できていた。ここで感の良い方はお気づきになりつつあると思うが、大人でない存在、つまり子供がいるのである。アレルギーは遺伝することもあるし、年齢は関係なく発症する。洗剤ゼロコースなどの機能を期待して買ったのは、もし因子を持っていても、それが表に出るのを抑えたいと思う親御心もあった。
洗剤ゼロコースを洗濯したところ(左上)と、「おしえて」ボタンを押すと、洗剤ゼロコースの説明を表示してくれる(右上、左下、右下の順に表示)
洗濯と洗剤の意外な関係とはいえ、洗剤ゼロコースも万能ではない。世の中、洗剤を使わないと落ちない汚れもある。いわゆる泥や砂のような無機物の汚れである(洗剤ゼロコースは軽い皮脂などの有機物汚れ向け)。また、多くの洗剤は汚れの再付着効果を持っており、一度落とした汚れを衣類に着かなくしているが、洗剤がなければそれもできないため、毎回使っていると汚れが徐々に付着していく。ということで、三洋電機に確認したところ、「汚れは着いたら絶対に落ちない」ので、何回かに1回は洗剤で洗ってもらえればとのことであった(ちなみに筆者は「注水すすぎ」を一緒に行うことを勧められた。すすぎについては後述)。
洗剤ゼロコースではオゾンで汚れ(有機物)を分解して洗浄する
では、その汚れを落とす洗剤だが、実は洗濯機ごとに相性がある。Aという洗濯機とBという洗剤が非常にマッチする、というレベルの話はなかなかないが、例えばドラム式の洗濯機には合成ではない粉石けん(液体粉石けんも含む)は推奨されず、洗濯機メーカーによっては使用しないでくださいと記載しているところもある。これは、粉石けんが、あちこちで溶けきれずに固まって、それが故障の原因や配管の目詰まりを発生させるためだ。例えば、洗濯槽の外側あたりで固形化してしまった粉石けんが、摩擦で熱されると、油分を含んでいるので、それが焦げた嫌な臭いになるという。また、横(ナナメ)ドラムの特性として、泡立ちの良い洗剤は避けたほうがよいという。というのも、泡の立ち具合を洗濯機で判断してすすぎが終わったか否かを一般的な判断方法としているため、泡が残っていると判断されれば、その分、すすぎの時間も水も多くかかることとなるためで、結果としてドラム式は「合成洗剤で泡立ちの少ないもの」との相性が良いという。
また、最近の洗濯機は洗濯物の量を自動計測して、「0.8杯」などと表示されるが、それがどのような洗剤(1回すすぎOKの濃縮洗剤や合成粉石けん)でも適用できる。ただ、気をつけないといけないのは、それぞれの洗剤についているキャップ(カップ)を使って、指定された量を投入するということ。洗剤Cのキャップを洗剤Dと似ているからといって使いまわすと、量が異なるので、期待される効果とは異なる結果がでる可能性がある(AQ-4500には「ECO標準」という洗濯コースがあるが、これはアタックNeoのキャップを元に洗剤量を計算しているとのこと。すすぎが1回だけなので時間短縮と節水につながる)。
この画像では0.6杯
ECO標準の基準となっているアタックNEO。左写真の0.6杯は、例えばアタックNEOを使うなら、上部についてるキャップの0.6杯分を投入するということとなる
洗剤の量も気をつけたいが、もっとも気をつけたいのは洗濯物の量だ。例えばAQ-4500は最大9kgの洗濯能力だが、ドラム式は叩き洗い方式なので、しっかりと上から下に洗濯物が落下しなければ、汚れは落ちない。なので9kgみっちりと入れるくらいであれば、7割程度(この場合は6kg)に抑えて洗った方が洗浄効果は高くなる。とはいえ、何度も分けて洗うと水道台と電気代が…、ということになるので、AQ-4500では上述しているが、風呂水をオゾンで清潔にして、2回すすぎにも使えるアクアループ機能を用いることで、単に風呂水をくみ上げると雑菌の繁殖などが怖いが、そういったことを気にせずに水道からの使用量を抑えることができる。
AQ-4500の6kg表示ライン。本来の使い方とはちょっと使うが、こうした洗濯機に記載されている容量表示を目安に洗濯物の量を調整するのも1つの手となる
ちなみに洗剤ゼロコースは、「ASW-HB700(2002年モデル」を用いて、滋賀医科大学の協力のもと、アトピー性皮膚炎患者の80%の皮膚の乾燥改善、ならびに乾燥性湿疹患者の60%改善を確認しており、皮膚の弱い人には強い味方になっているそうだ。