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今夜はキメるっ!暗い場所で映えまくる「夜デートのメイク術」
おしゃれなバーやレストランでのデート。ワインやカクテルのグラスがキラキラ輝いて、一瞬一瞬が夢みたいな時間です。
そんなとき、お洋服はオシャレしてキメていても、暗い場所だと何かと気になる“顔の見え方”。「私、今見られてるけど大丈夫かな?」「お化粧直しもっとキッチリしておけばよかった!」なんて、ふとした瞬間に気になってしまうことも多いはずです。
メイクサロンなどを運営している、寺長根さんによると、
「暗い場所だと、たるみなどによる顔の影が目立ったり、目の下のクマが強調されたりと、いつもの顔よりも“残念な見え方”になってしまうことが多いもの」
なんだそうです。大チャンスのときに、メイクで失敗は絶対にしたくないですよね!
そこで今回は、寺長根愛さんに“暗い場所で力を発揮するコスメ、メイク方法”をお聞きしました。基本として、
「大事なポイントは、影を消し去り光をプラスすること。暗い場所での微量な光を、しっかりキャッチできるようなメイクをしましょう」
とのことですが、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
■適度なキラキラを取り入れる
「暗い場所で効果的な、ラメ系アイシャドウやグロスなどの“ツヤキラアイテム”、微量の光をキャッチするためには、このようなアイテムが効果的です。
普段は派手になりそうで、なかなか使えないという方も、暗い場所でのシチュエーションなら是非挑戦してみてほしいアイテムです」
明るい場所ではなかなか使いづらいアイテムも、やはり照明に合わせて使っていかなければいけないのですね。いつでも暗いところ用にメイクし直せるように、ラメ系のコスメも用意しておきましょう。
■下まぶたに明るさを
「お顔の中で最も影になりやすいのが、下まぶた。しかしここが暗く見えてしまうと、お顔全体が暗く見えたり、疲れた印象になってしまったりするので、明るくしておきたい場所なのです。
ベージュやゴールド、ホワイト、シルバーなどの、肌よりも明るい色のアイシャドウを、下まぶたに乗せるようにしましょう。そうすると、目元が明るくなり、お顔全体もパッと明るい印象になります」
普段は上まぶたばかりに意識がいきがちかもしれませんが、暗いところで効力を発揮するのは下まぶたなのですね!
■ハイライトを忘れずに
「ここが最も大事な部分です。フルメイクの仕上げにハイライトをさっと入れるだけで、お顔に集まる光の量が断然違います。暗い場所こそ、このハイライトを省かないようにしましょう。
ハイライトといえば、鼻筋などに入れるイメージが強いと思いますが、そこよりも、目の下(目頭・目尻・小鼻を結ぶ三角形)にしっかり入れると効果的です。
顔色が良く見えるハイライトは、真っ白ではなくベージュ系カラー。さほど手間のかかる作業ではないので、欠かさずに行いましょう」
周りの状況によって、ハイライトをおく場所も変わってくるようです。暗めの場所に行くときには、ぜひこのワザを使ってみてくださいね。
いかがでしたでしょうか? 毎日メイクをしていると、いつでもどこでも同じメイクになりがちですよね。でも、メイクにもTPOがあるようです。その場でいちばん輝けるメイクを目指して、暗い場所用メイクもキッチリ習得してみてくださいね!
女友達は卒業したい!彼女へのステップアップをはかる5つのセリフ
【モデルプレス】ずっと友だちポジションで笑ってきたけれどもう卒業したい、でも「好き」とは恥ずかしくていえそうにない、いったいどうすればいいの?
【他の写真を見る】女友達は卒業したい!彼女へのステップアップをはかる5つのセリフ
大好きな彼の女友だちとしてのポジションは、どんなに彼の近くにいられるとしてもその居心地がよかったとしても、あくまで友だち。彼に好きな人ができれば、相談相手になったり仲介役になったり、彼に恋人ができてしまえば、それを見守る側になったりと、つらい面もありますね。
女友だちのポジションはおいしいけれど、そろそろ卒業して彼女へとステップアップしたいなら、こんなセリフをたたみかけることでさりげなく、または強引に彼に「女友だち卒業」をアピールしてみませんか?
1.「気づいてほしいことがあるの」
それなりに態度で好意を示してきたつもりでも、気づいてもらえないとしたら、彼にまず自分の言動に注意を向けてもらう必要がありますね。そこで使うセリフは「気づいてほしいことがあるの」です。注意すべきなのは、セリフを言う女子の態度が曖昧だったり、真剣さに欠ければ、彼はまた気づかないか、気づかないふりをしてしまうかもしれないということ。会話の中で軽く流して口にしたり、笑いながらではなく、彼の視線をしっかりと捉えてから伝えましょう。
2.「いつまで友だち?」
あなたが彼に訴えたいことがあるらしいことは伝わっても、彼にはそれが「何なのか?」が思い当たらない様子なら、次のセリフは「私たち友だちだよね」、「でも、いつまで友だちなの?」です。彼としては、「え、ずっと友だちでいられないの?」というショックと「友だちでなければ何?」という疑問が湧いてくるはず。彼があなたとの関係について疑問を持ってくれること、これは一歩前進です。このセリフは、怒った口調やクールな口調ではなく、しんみりと少しさびしそうに口にすると「友だちだけじゃ物足りない」感が伝わりやすくなって効果的ですよ。
3.「もっと甘えたい」
察しのいい男性ならば、ここまでの展開で「わかった」とあなたのセリフの意図を理解してくれます。彼の答えが吉とでるか凶とでるかは分かりませんが、それなりの答えを出してくれる可能性が高いでしょう。でも、長く友だちとして付き合ってきた相手からのセリフだと「まさかな」と湧いてきた疑問や可能性を彼が自分の中で否定してしまうこともよくあります。そんな時は、さらに友だちとしてじゃなくてどうしたいのかまで伝える必要があります。その一例が「もっと甘えたいの」というセリフです。
4.「特別になりたい」
さらに彼に女友だち卒業をアピールするための追い討ちとして出したいセリフが「あなたの特別になりたい」という言葉です。女友だちだって特別だと思うかもしれませんが、この前に告げているセリフの流れがあるので、「女友だちじゃない特別な存在」であることは当然伝わるはず。
5.「あなたは私の特別なの」
最後の極め付けのセリフがこれです。あなたが彼のことを友だちとしては見ていないことがしっかりと伝わります。この5つのセリフを上手くつなげていくことで、「好き」とは告げていませんが、「女友だちを卒業して、あなたに甘えたい、お互いに特別な存在になりたい」という気持ちをぶつけることができます。
いかがでしたでしょうか?
自分のことを女友だち認定している男性に告白するのはとても勇気のいることです。なぜなら、「女」として見られていない可能性があるから。そんな相手にいきなりストレートに「好き」と告白すると驚かしてしまい、いい返事を得にくくなることがあります。お互いに大事な友だちだからこそ、彼に拒絶されないように、そして彼があなたの女心を受け入れやすいよう、段階を踏んだセリフで攻めてみましょう。(modelpress編集部)
処女といえない百絵に注目。東京版SATCな漫画『9時から5時まで』
年齢を重ねれば重ねるほど、私たちはどうして恋愛不器用になってしまうのでしょうか。「フラれるのがこわい」「もう、これ以上傷つきたくない……」と、イイ大人だからこそ、かえって心が縮こまってしまうこともしばしば。
そこで今回は、勢いだけで恋を乗り切れなくなってしまったあなたに、恋愛ライター・ゆきちおすすめのラブストーリー漫画をご紹介していきましょう。
■胸キュンの神様・相原実貴 最新連載はまるで東京版 「SEX AND THE CITY」
『ホットギミック』や『Honey Hunt』など、思春期ならではの悩みをテーマに、当時から先取りで“壁ドン”や“顎クイ”など胸キュンシチュエーションを描いてきたマンガ家・相原実貴(あいはら みき)。中高生の頃、まさに彼女の作品を読んで恋愛脳を育てたという現アラサー・アラフォー世代の女性も多いのではないでしょうか。
そんなみなさんにぜひとも読んでいただきたいのが、まるで東京版「SEX AND THE CITY」といわれている『9時から5時まで』。2月末に最新刊の10巻が発売になりました。
主人公で英会話講師の桜庭潤子は、将来海外ドラマのようなセレブリティな生活を夢見る27歳。大嫌いなはずのお見合い相手で僧侶の星川高嶺と関係を持ってしまったことをきっかけに、なぜだか急にモテ始めてしまいます。一方、「結婚は当然の成りゆき」と僧侶らしい真面目な主張をする星川に、あきれながらも好意を抱き始める潤子。
しかしながら、仕事のスキルアップと海外生活を夢見る彼女にとっては、どうしても“お寺のお嫁さん”になること覚悟ができず……。と、仕事と夢と結婚でゆれ動く様子がとてもリアルに浮き彫りになっていくのです。■お坊さんにエリート商社マン、そしてイケメン外国人と男子のレベルが高過ぎる!?
本作の魅力は、登場する男性キャラクターのなかに潜んでいるといえるでしょう。普段なかなか接点のない東京大学出の僧侶という異色のヒーロー像に加え、潤子が学生時代からひそかに好意を寄せていた相手・三嶋聡は海外赴任をいい渡されたエリート商社マン。
高いプライドが邪魔をしてなかなか胸中を明かせずにいたものの、星川の台頭により潤子への想いに気がつく展開は、まるで理想の王子様! しかし切ないかな、ときすでに遅し……それが恋愛というものですよね。
加えて、潤子の同僚講師として登場するアーサーのイケメンっぷりも、女性の心をつかんで離さないひとつの要因といえるはず。奥様世代の女性生徒たちから引っ張りだこの美形外国人講師なのですが、じつは性格が超悪魔的というツンデレ系男子。
これまでは日本人女性と見たら片っ端から手を出していたアーサー先生ですが、百絵との出会いではじめて“本当の恋”を知るなんて……そんな理想的な恋あります!?
■女性キャラクターの台詞がズシンと突き刺さる! 学ぶべきことの多い一作
そして最後に、読者の胸にズシンと突き刺さる、ちょっぴりイタ~いセリフの数々も癖になるのでご紹介しておきましょう。
「素直に“好き”といえない」キャリア系女子の主人公・潤子を中心に、メインとなるのは三人の女性たち。なかでも人気なのが、「大人だって、したことがあるとは限らない」と心の中で葛藤し続けるクールビューティーバージン・山淵百絵の恋です。
潤子と公私共に仲の良い百絵ですが、BL好きの濃いオタクだということは打ち明けられても、恋愛経験がないことはなかなか言い出せずにいました。決して周りに責められたわけではないのに、みずからどんどん固いバリケードを張ってしまう気持ち……読んでいてとっても響きますよ~!
そしてもうひとり、「“頭がいい”より“可愛い”といわれたい」をモットーに生きているゼクシィこと毛利まさこの振り切った恋愛術が素晴らしいので、お見知りおきを。幸せな結婚をするためなら手段を選ばず、だれかを蹴落としてでも前に進んでいこうとする姿勢にアッパレでございます。
以上、いかがでしたか? 読んでキュンキュン、ときどきほろ苦い……まさに、その起伏こそが漫画の醍醐味といえるのではないでしょうか。いつの日か実写化される日が来るかも!? この春注目の一作として、ぜひチェックしてみてくださいね。
作者:ゆきち
男をだめんずにする女の共通点は!?心屋仁之助 & 出雲阿国が語る風水と心理学【恋占ニュース】
人気風水芸人の出雲阿国さんと心理カウンセラー・心屋仁之助さんの対談第2弾。「幸せになれない」と悩む現代女性が気持ちや行動をチェンジするためのあれこれをお話します。
前回はこちら!「幸せのキーワードは〈大阪のおばちゃん〉」!?プレゼントあり♪
アラサー女子代表である阿国さんの過去の恋バナにも要注目!
いろいろな恋の相談を受ける阿国さん自身、かつてだめんずの彼氏に悩んでいたそうです。だからこそ「風水でダメ恋から抜けだしてみんなに幸せな恋をしてほしい!」とアツい思いを心屋さんにぶつけます。そして心屋さんが語る、だめんずにハマる女性の特徴とは?
◆だめんず好きは自称〈罪人〉
阿国:風水を始める前は私自身もそうだったんですが、だめんずに傷つけられている女の子は、風水と心理学を使ってぜひダメ恋から抜け出してほしいですよね。
私は風水を始めて自分が変われて、自信がついて、だめんずグセがなくなったんです。
具体的に言うと、身の回りを心地いいものにしようと思って、まずはタオルをふかふかのものに変えてみた。玄関マットを敷き、絵やお花を飾って部屋をオシャレにしたら、仕事の先輩たちが「お前最近いいね!」って言ってくれるようになりました。
で、「え?いいの?私、捨てられたばっかりですよ」って答えたら「そうなの?」って大笑いして。
そのうち「阿国、いい感じだね」って女友達も戻ってきたし、新しい人間関係ができたり、仕事も増えてお金にも困らなくなってきて。
それが本当にうれしかったから、「風水いいよ!」ってみんなにススメてるのですが。
心理学的には、どうすればダメ恋から脱出できるんですか?
心屋:だめんずから離れられない人、男をだめんずにする人は根本的に、自分を〈罪人〉だと思っているんです。
阿国:つみびと? なんの罪ですか?
心屋:お母さんを幸せにしてあげられなかった罪ですね。それは、前編で話したように、子供の頃から培われた勝手な思い込みです。
「お母さんを幸せにしてあげられなかった罪を背負った私は、世のため人のために役立つことで罪を償いたい」と思って頑張る。
だめんずを更生させるために尽くしても当然うまくいかないから、「やっぱり私はダメなんだ」と思ってしまう。逆に、男に尽くしすぎてだめんずにしてしまったときも、「私のせいだ」と自分を責める。
そして罪人の意識がどんどん大きくなっていくんです。
阿国:私も「この人はさみしい人なんだ。私がこの人をなんとかしなきゃいけない。私がいないとこの人は生きていけない」と思って、彼を応援することが自分の生きがいになってました。今はあのときの自分はどうかしてたと思いますけど(笑)。
心屋:よかった(笑)。人のために我慢すればするほど、「私はこんなに我慢しているのに報われない」という不幸のループに陥ってしまうよね。そういう人からは、みんな離れていってしまうし。
阿国:まさにそうでした! 「その若さで男の人を養ってあげているなんてえらいね」って誰も褒めてくれなかった(笑)。
それどころか呆れてみんな離れていきました……。私自身、悪縁切りの風水はすっごく効果的でした。実行することで別れる意志を確認できる効果もあるし。
ところで、心理学的に罪人の呪いから解放される方法ってありますか?
心屋:自分は罪人ではないと気づくだけ。ハイ終了。
阿国:シンプル~(笑)。おおもとに立ち返って、自分は無罪だということに気づいて、自分はもっと幸せになるべき人間だという意識をもつことですね。
それにしてもお母さんの影響力って大きいんだ…。風水も「成人するまでは母親から運気をもらう」という考え方なので、共通するものを感じます。
――風水と心理学の合わせ技を繰り出せば、しつこいだめんずも撃退できそうですね。風水と心理学には〈母親〉という大きくてつながりが強い存在が共通することもわかって、ますます話は盛り上がります。
◆「可哀想で不幸な私」は自分の思い込み
阿国:幸せのカタチは人それぞれなのに、「結婚しなきゃいけない」と思わせる社会のプレッシャーってすごく良くないなと感じます。だから世間体や常識を気にする〈いい人〉ほど、「結婚できないと恥ずかしい」し、「何か欠陥があると思われたくない」から、みんなと同じ幸せを手に入れなきゃと思ってしまう。
ところで、そういう素直な〈いい人〉って、効果的だと聞いて風水を始めると、本当に良いカモになっちゃうことがあるんです。それこそ龍の置物を買ったり、水晶を買ったり…。
もちろんそういうアイテムを使うのもすごく良いことだし、実際に買って幸せになった人もたくさんいます。でも、個人的にはどちらもあんまりオシャレじゃないなって感じてしまう。
例えば、龍の置物を飾ったら「玉の輿運アップ」って言われてるのですが、もし私が家の玄関に龍を置いたら、彼氏が「よぉ~し、今日は抱くぞ~!」って気分で来ても、正直萎えると思うんです(笑)。
それよりも私は、普段の生活の中でカジュアルに楽しめるような風水をオススメしたいなと。
同じ「玉の輿」効果がある風水術なら、私だったら足のケアをします。足のキレイな女はステータスの高い男を捕まえるって言われているので!
でも、こっちはそう伝えてるつもりでも、受け取り方ってその人によって本当に違うんですよね。
さっきお話した素直な〈いい人〉の例ですが…
結婚したいと本気で思っているけれど出会いがないと悩んでいる女の子がいたとします。恋愛運アップのために、南東の方角にピンクのバラの花を4本飾ったのに「なにも変わらない」と言う。
よくよく話を聞いていくと、合コンも婚活もなにもしていないんです。花を飾れば玄関のチャイムが鳴って「僕と結婚してください!」という男性が現れると思っている。外に出ることができないんですよね。
行動しないで出会えるなんて、そんなにおいしい話はないですよ~(笑)!
心屋:そういう人は…。
☆続きはcocoloni PROLOでお楽しみください。
(文=須永貴子)
仕事を辞めたくて仕方がないけど辞められない/ジェーン・スーのチャット相談室(前編)
ラジオやテレビ、コラムニストとして活躍し、ブログ「ジェーン・スーは日本人です。」で話題のジェーン・スーさんに AM読者の悩みをとことん聞いていただきました!
本サイトで見る!
2人目の相談者さんは、入社2年目だけど仕事を辞めたくてしかたがないという悩みを持つ、みかんさん(23歳、会社員)です。
■みかんさん(23歳、会社員)の悩み
「仕事へのモチベーションが維持できず、辞めたくて仕方ない」
ジェーン・スー:みかんさん、こんばんは!
みかんさん:こんばんは、どうぞよろしくお願いします!
ジェーン・スー:よろしくおねがいします。
みかんさん:では、さっそく…相談内容は仕事についてになります。
現在新卒2年目のIT営業を担当しております。もともと華やかさに惹かれたのと、
後はそこからしか内定が貰えなかったため入ったのですが、モチベーションが維持できず、最近は本当に辞めたくてしょうがないです。
ジェーン・スー:なるほどなるほど。
みかんさん:パッケージシステムのソリューション販売をしているのですが、システム的な知識にも疎く、営業チームも体育会系で合わず、日々の業務をこなすのが手いっぱいな状態です。
問い合わせがあったら、こちらから連絡する形で、飛び込みではないのは救いなのですが……
ジェーン・スー:ということは、電話帳を見てたくさん電話をかけてつれない返事を何件ももらう…というようなことはないわけですね。
みかんさん:そうですね。たまにテレアポも行いますが。
ジェーン・スー:初年度からそのお仕事を?
みかんさん:はい!ただ、やっている仕事が面白いと思えず、難しいお客さんとばかりと関わることによるストレスで体調をよく崩して気管支喘息になったりもしました。
責任感からくるプレッシャーもあるのだと思います。
ジェーン・スー:初年度から体調を崩したりとは、大変なお仕事なんですね。
みかんさん:私がうまくこなせないだけかもしれませんが、お金に困っていないのに、何でここまで頑張らなくてはいけないのかと…。
ジェーン・スー:お金には困ってないというと、ご実家ですか?
みかんさん:はい。あとそこまで物欲がないので、お金を使わないです。
まだ2年目なので面白さがわかる年でもないのかなと思う気持ちや、もともと体育会系ではないので、
甘い所があるとは自分でも思います。ここでできなければ、他でもできないのではと思います。
ジェーン・スー:真面目、みかんさん真面目!
「えーなんでー!やだやだ!」という自分と「いやいやまだまだまだ私が甘い…」という自分の戦いをしているんですね!
みかんさん:そうなんです。そこが悩みどころで…。
いやもう明日にでも逃げ出したいくらいですが、親にも申し訳ない気持ちとかもあります。
ジェーン・スー: 真面目! 親にはなにが申し訳ないのでしょう?
みかんさん:いい大学まで出させてもらったのにフリーターにはなれないな、と。
ジェーン・スー:なるほど。受験は成功したタイプですか?
みかんさん:これが附属校だったので、中学受験しかしていません。
いろいろな生き方があると知ると逆にわからなくなります。自分に何が合っているかもわかりませんし。
ジェーン・スー: わかんないですよねー。
先に結論めいたこと言ってしまいますが、決めた時点で正解かどうかわかることってあまりないんですよ。
あとから振り返って「あれが正解だった!」と思えるように自分で毎日やっていくしかないわけで。
みかんさん:なるほど…。
■遠い将来のために辛い今を過ごすのが苦痛
ジェーン・スー:華やかさにあこがれたということでしたが、実際はどうでした?
みかんさん:会社全体は華やかですが、私がいる部門は地味です。
ジェーン・スー:ワハハ!なんですか、それは。営業は地味?
みかんさん:まあそこを希望したところもあるのですが、地味ですね。
ただ仕事をしてみて、自分について分かったこともありました。
ジェーン・スー:どんなことですか?
みかんさん:誰とでも活発なコミュニケーションがとれるわけではない、要領良く早くこなすのが苦手、スロースターター、コツコツタイプなどです。
ジェーン・スー:うんうん、なるほど。
例えばいま転職するとしたら、どんな仕事に興味がありますか?
みかんさん:会社にあまり興味がなくて…
文学部系の学部にいたので、音楽とか演劇とか何か表現者として生きていけたら幸せだなと思っています。
あとは都市の文化とかまちづくりに興味があります。
ジェーン・スー:なるほどなるほど。転職するなら異業種転職になるのかしら?
みかんさん:そうですね、ITはそもそもそこまで興味がないこともわかったので。
直接的に喜ばれる仕事がいいですね
ジェーン・スー:営業は直接的に喜ばれる仕事ですよ!
みかんさん:でも私個人というより、サービスが喜ばれていると思ってしまいます。
ジェーン・スー: 私は4、5回転職して、今いろんなことやって訳わかんない状態になっているわけですが、いちばんの弱点は営業をやってないことなんですよ。
営業部に所属したことがない。これはビジネスをやっていくうえで大きな欠損だと自分では思っています。
だから、最初から営業をやれてるみかんさんがとてもうらやましいです。
みかんさん:確かに…、最初にやれてよかったとは思っています。
お金の稼ぎ方を学べている気がするので。でも、長くやるものでもない気もして。
ジェーン・スー:うん、最初にやれて良かったですよ。
会社がどうやって売り上げを立てるのかを知ることは、今後どんな仕事をする上でもすごい大事。
みかんさん:ただ、そこまでお金好きじゃないみたいです。
ジェーン・スー:お金は好き嫌いとは別にある程度必要なものですよ。
お金があると細かいことに苛まれなくても良いという側面もあるので、お金を稼ぐこと自体を嫌いになる必要はないと思います。
若いうちから自分で見積もり考えたり、そういう仕事ができているということは今後、働いて行く上で非常に力強い土台になると思いますよ。
ですからその土台づくりをいつまでやるのかという視点で、仕事をいつまで続けるかを考えてもよいのかなと思いました。
みかんさん:それもずっと考えていました。
ただ、遠い将来のために今を辛い日々で過ごすのは、どうなのだろうとも思ってます。
震災があり、人はいつ死ぬかはわからないなと思いました。
その中で、自由なはずの私は全然自由に行動できてないというか、周りの目ばかり気にしてしまうのです。
なんだか堂々巡りですみません…。
ジェーン・スー:いえいえ。全然大丈夫。 思いのたけをバーっと吐き出して頂いて結構ですよ!
さきほど、直接的に喜ばれる仕事がしたいとおっしゃっていましたが、みかんさん個人はどんなサービスで人を喜ばせることができると思います?
みかんさん:よくわかりません…
ジェーン・スー:喜ばせる!と確信はなくても、こんなことで人を喜ばせることができたら幸せだな~とかありますか?
みかんさん:美味しいコーヒーをいれてあげたりとか、美味しいお店を教えてあげたりとか、楽しいイベントを企画したり、ごはんを作ったりですかね?
ジェーン・スー:おお、いろいろあるね。
人をサポートして心地よい空間を作る仕事と、率先して自分から他者に刺激を与える仕事、どちらの方が興味ありますか?
みかんさん:ううーん、どちらも興味があるのですが、後者はできる自信があまりないです…
ジェーン・スー:お、自信ベースじゃなくて、とりあえずやってみたいのはどっちですかな?
どっちをやったら達成感や充足感が得られるか。もちろん想像でかまいません。
みかんさん:後者ですね。
ジェーン・スー:それが、先程おっしゃってた表現者として生きていけたら幸せという思いに繋がるのかもしれませんね。
みかんさん:はい
ジェーン・スー:仕事以外でなにかやってることはありますか?趣味とか。続けていること。
みかんさん:ドラムですかね。
ジェーン・スー:おお!意外!いまもバンドを続けているとか?
みかんさん:X JAPANとか叩いてました。
ジェーン・スー:わはははは!いいね!若いのになんだそのチョイス!
みかんさん:今も趣味として続けてます。
ジェーン・スー:仕事以外に続けている趣味があるのは素晴らしいですね!
音楽で食っていくぜ!とは卒業のときに思わなかった?
みかんさん:そうですね、周りで成功してる人もいないし、そんな食べていけるなんて思いませんでした。
ジェーン・スー:そう考えますよね、たいてい。音楽が仕事になるのはちょっとイメージしづらい?
みかんさん:はい。
ジェーン・スー:就職活動ではどんな企業が第一希望だったんですか?
みかんさん:そこもよくわからないまま就活をしていました。とりあえず入って考えようくらいに思ってました。
ジェーン・スー:なるほど。
【後編に続く】
Text/ジェーン・スー