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戦力外だった八木 復活勝利に涙「また野球できることに感謝」
◇セ・リーグ 中日3―0広島(2015年4月4日 ナゴヤD)
昨オフにオリックスから戦力外通告を受け、トライアウトを経て今季から中日でプレーする八木は、「1回死んでまたこうやってこういう舞台でまた野球できることに感謝して、また次も全力でいきたいと思います」と目を潤ませた。
【写真】八木は2012年ぶりの白星にお立ち台で絶叫
1回1死二塁の場面では2者連続三振、5回1死一、二塁の場面も左邪飛、三振。低めへの変化球の制球がさえ、7回を投げて積み重ねた三振は10個。プロ初の2桁奪三振というおまけつきだった。
05年ドラフトの希望枠で日本ハム入り。プロ1年目は12勝を挙げて新人王を獲得する華々しいデビューを飾ったものの、その後は1年目を超える投球ができず、13年からはオリックスでプレーしたが2年間で1勝もできず戦力外に。トライアウトでの好投が評価され、中日で開幕から先発ローテ入りを果たした。
日本ハム時代の12年7月26日のソフトバンク戦以来982日ぶりの白星を挙げてのお立ち台で「いろんな気持ちありますけど、本当にまた大好きな野球をできるってことに感謝して、楽しんでいこうと思って投げました」とかみしめるようにコメント。長らく浴びていなかったファンの大声援には「最高でーす!」と叫んで応えた。
谷繁監督はこの日の八木の投球に「いい角度でいい高さにいっていたので、安心とまではいかないがしっかり投げているなと見ていた」と評価。「きょうだけじゃなくてキャンプから必死に練習に取り組んでいて、僕が思っていた以上に野球に常に向き合っている。頑張ってほしい」と目を細めた。
チェルシー、プレミア制覇で5月下旬に来日か モウリーニョ:「日本行きはあり得る」
チェルシーが5月下旬、日本へのツアーを行うかもしれない。『ガーディアン』などイギリス各紙が報じている。
チェルシーは現在、プレミアリーグ制覇に向けて首位を走っている。他チームより消化試合が1試合少ない状態で、2位マンチェスター・シティに勝ち点6差という状況だ。
その名門が優勝したならば、シーズン終了後に1週間ほどのツアーを行う可能性があるという。ジョゼ・モウリーニョ監督が会見で明かした。
「もしタイトルを勝ち取ったなら、シーズン後のツアーに行くことになると思う。プレミアリーグ王者を迎えることにとても熱狂するいくつかの行き先で、数試合を行う」
「そういうことを我々は考えている。祝勝には良い方法だ。優勝パレードではなく旅行をして、1週間ほどで数試合をするが、同時に毎試合勝たなければならないというプレッシャー抜きでできる。プレミアリーグの最後の数週間のプレッシャーと緊張感抜きで、だ」
しかも、その行き先は日本になりそうだという。チェルシーのユニフォームスポンサーは、来季から日本企業の横浜ゴムが務める。そのため、日本とのつながりが深くなり、指揮官も来日の可能性を否定しなかった。日本上陸の可能性について問われると、こう話した。
「分からないが、あり得る話だ」
6月11日にコパ・アメリカが始まるため、出場する各国代表選手らは来日できない可能性がある。それでもプレミア王者が来日となれば、日本のファンにとってうれしいことは間違いない。
以前はバルセロナなど人気クラブのプレシーズンツアーが行われていた日本だが、近年は欧州クラブの来日はほとんどなくなっていた。この数年は欧州クラブにはアメリカが人気のツアーの行き先で、有名クラブが集まっての親善大会が開かれるようになっていた。
(C)Goal.com
広島 黒田でも連敗止められず5連敗 打線振るわず
◇セ・リーグ 広島0―3中日(2015年4月4日 ナゴヤD)
広島は連敗ストップを期して黒田を先発させたが、打線が沈黙し零敗。3月31日のDeNA戦からの連敗は5に伸びた。
【写真】3失点に悔しさをあらわにする広島・黒田
黒田は4回まで1安打無失点と抑えていたが、5回に安打2本で2死一、二塁のピンチを作ると、大島、亀沢の2者連続適時打で一気に3点を失った。
打線は初回1死二塁の好機で丸、グスマンが2者連続三振に倒れ先制機を逃すと、5回1死一、二塁の場面でも田中、黒田が凡退し走者を返せず。昨オフのトライアウトで中日入りした八木を打てず、救援の又吉、福谷にも封じられ黒田を援護できなかった。
黒田が日本で黒星を喫するのは07年8月30日以来2774日ぶり。打線が奮起できず、黒田でも連敗を止めることはできなかった。
元騎手でタレントの赤見千尋が結婚 お相手は「トトロ」似
元騎手でタレントの赤見千尋(37)が結婚することが分かった。
4日、自身のブログで「この度、わたくし赤見千尋は結婚する運びとなりましたことをご報告いたします」と報告。お相手は一般の男性で「競馬にもマスコミにも全く関連のない一般の会社にお勤めですのでお名前などは伏せさせて下さい」としたが、「とても優しい方で一緒に明るく温かい家庭を築いていきたいです」という。また、ジブリアニメの「トトロ」似と明かしている。
【写真】騎手時代の赤見千尋
結婚後も「変わらず仕事に邁進していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」とつづっている。
赤見は1998年に高崎競馬場で騎手デビュー。高崎競馬が廃止される2005年まで騎乗を続け2033戦91勝の成績を挙げた。現在はタレント、競馬評論家、漫画原作者としても活躍している。
<元JRA騎手>それでも馬に乗る 夢は東京パラリンピック
◇2度の落馬事故で左半身にまひが残り…
競馬で大きなレースを制しながら、2度の落馬事故で左半身にまひが残り、引退を余儀なくされた日本中央競馬会(JRA)の元騎手、常石勝義(つねいし・かつよし)さん(37)が2020年東京パラリンピックの馬術競技に出場することを目指している。左目の視野が狭く、記憶力や集中力が低下する高次脳機能障害にも悩まされながら「もう一度、大きな舞台に立ちたい」と練習に打ち込む。
【電車事故で足切断】義足でパラリンピック目指す女子選手
馬場できびきびとした動作を馬が繰り返す。「今も馬に乗るのは全く怖くない」。兵庫県明石市の乗馬教室で手綱を握る常石さんの表情は柔らかかった。
名馬オグリキャップに憧れ、中学卒業後、騎手を養成する競馬学校に進んだ。同期は2013年に最多勝利に輝いた福永祐一騎手(38)、和田竜二騎手(37)ら粒ぞろいで「花の12期生」と言われた。1996年にデビューし常石さんも5カ月間で12勝を挙げた。
同年8月のレースで落馬して脳挫傷で意識不明の重体になったが、奇跡的な回復で半年後に復帰。03年には障害レースの最高峰、中山グランドジャンプ(JG1)も制した常石さんは「歓声が最高に気持ちよかった」と絶頂期を振り返る。
しかし、04年8月のレースで再び落馬し、頭を強打。1カ月後に意識を取り戻してリハビリに励んだが、今度は左半身のまひと高次脳機能障害が残った。「復帰しか考えていなかったので、ほんまにショックだった」。07年に29歳で引退した。
「馬に会いたい、触りたい」との気持ちは変わらなかった。リハビリを兼ねて滋賀県草津市の自宅から栗東トレーニングセンター(滋賀県栗東市)に歩いて通い詰めた。競馬ライターとして活動を始め、乗馬教室にも通った。昨秋の全国障がい者馬術大会では難易度の高いチームテスト部門で初優勝。指導する明石乗馬協会(明石市)の三木薫さん(59)は「騎手時代の習性で姿勢が前かがみになるが、馬を操る技術は問題ない」と言う。
パラリンピックの馬術は、動作の正確性や美しさで競う馬場馬術のみ。課題は、定められたコースを覚えること。高次脳機能障害で人の名前や約束を忘れがちな常石さんにとっては難題だが、自宅で毎朝、母由美子さん(63)とコースを紙に書き込んで覚えるのが日課だ。「周りの人に支えられて、ここまで来た。次は僕が恩返しをしたい」と常石さん。再び歓声を浴びる日を夢見ている。【大谷津統一】