仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
女性ファンの心を掴む、羽生結弦とフェルナンデスの氷上の「ゆづハビ」劇場
3月28日のフィギュアスケート世界選手権で2位に終わった羽生結弦と、みごと1位に輝いたハビエル・フェルナンデス(スペイン)の友情が熱すぎると話題になっている。
ネット上では2人が氷上で仲良く談笑する姿や、互いの健闘を称え合いハグする写真などとともに「2人を見ていると心が温まる」「仲良くてかわいい」と、特に女性層から絶賛されているのだ。
たとえば昨年のソチ五輪では、朝の公式練習を同時に終える羽生とフェルナンデスが、互いに向き合いお辞儀をして微笑み合う写真に「一緒にペコリと最後のエヘヘが可愛すぎる」。本戦の際にも、演技を終えた羽生がキス・アンド・クライから次の演技者であるフェルナンデスに拍手を送って激励、その熱い友情にファンも感動した。
かつて、羽生は3歳年上のフェルナンデスについて「ホントに仲間思い。僕にとっては心優しいお兄さんという感覚です」と語っていた。
そんな二人の共通のコーチであるブライアン・オーサーは、羽生とフェルナンデスについて「人として性格は正反対。結弦はリンクの時間を大切にしているのに対し、ハビエルは社交的で自由に生きている。ただ、2人は友人としてよい関係を築いている」と話している。
ファンの間では「ゆづハビ」とも呼ばれている二人。今後も良きライバルでありながら、さらなる友情を深めていってもらいたいものだ。
PSGがブンデストリオを狙う? ドルトムントから2選手獲得を希望
フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンがドイツ・ブンデスリーガから3選手の獲得を希望しているようだ。現地時間1日のフランス紙『レ・キップ』が報じている。
候補とされているのはボルシア・ドルトムントのFWマルコ・ロイス、MFヘンリク・ムヒタリアン、そしてヴォルフスブルクのMFケヴィン・デ・ブルイネの3選手。どの選手もまだクラブとは契約が残っており、ロイスに至っては契約を更新したばかりだ。
それでも、この3選手が幹部会で獲得候補に挙げられたという。
さらに多くのビッグクラブが興味を抱いているユベントスのMFポール・ポグバも獲得リストの最上位に名前が挙がっている様子。
デ・ブルイネだけでも6000万ユーロ(約77億4000万円)の移籍金が必要と言われており、全員となると、今季のマンチェスター・ユナイテッドが払ったとされる約260億円を回る金額になることは間違いない。
しかし、カタール人がオーナーを務めるPSGにとってそれは特別なことではないと同紙は述べている。
問題はフィナンシャル・フェアプレーの方にあり、そのためにFWエディンソン・カバーニとエセキエル・ラベッシの売却を考えているようだ。
【米国はこう見ている】藤川球児が7日の開幕戦ピンチ? 右股関節の違和感で精密検査へ
「藤川が今季開幕を故障者リストで迎えそうになっている」と地元紙
レンジャーズの藤川球児投手が右股関節に異常を訴え、故障者リストで6日(日本時間7日)のアスレチックスとの開幕戦を迎える可能性が浮上した。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」が報じている。
藤川は3月31日(同1日)のカブスとのオープン戦で8回2死一塁の場面から登板した。ここは空振り三振を奪ったが、続投した9回はアウトも取れずに降板。結果は1/3回で3安打1四球1三振5失点(自責点4)。レンジャーズは10-15で敗れ、藤川は敗戦投手となっていた。
この試合後、藤川は右股関節の筋肉に違和感を訴え、本拠地を置くテキサス州アーリントンでチームドクターのキース・マイスター氏による精密検査を受けることが決まったという。記事によると、サド・レバインGM補佐は藤川の故障について、古傷だと語っている。
通常は数日間、投球練習を行わずにリハビリを行うことになるとされ、記事では「この怪我は、藤川が今季開幕を故障者リストで迎えそうになっていることを意味する」と分析している。レンジャーズでは、すでに右肘靭帯損傷のダルビッシュ有投手がトミー・ジョン手術を受け、今季絶望となっている。
ブルペンで戦力として期待されている藤川もまさかの故障離脱危機。昨年、記録的な数の故障者を出したレンジャーズはア・リーグ西地区最下位に。復活を期す今年も開幕前からケガ人が続いている。
【米国はこう見ている】田中将大は1年で40人抜き!? 岩隈久志と共に「メジャーリーガー100傑」入り
昨年の87位から一気にジャンプアップ
4月6日(日本時間7日)のMLB開幕ヘ向け、米スポーツ専門局ESPNが「メジャーリーガー100傑」を選出している。日本人選手では、ヤンキースの田中将大投手が昨年から40人抜きとなる47位にジャンプアップ。マリナーズの岩隈久志投手も昨年から10位上がり、80位にそれぞれ選出されている。
ESPNの記者や評論家、解説者60人が候補者300選手に最大10ポイントを与えるシステムでランク付け。右肘靭帯損傷でトミー・ジョン手術を受けたレンジャーズのダルビッシュ有投手ら、今季の出場が絶望的な選手は選外となっている。
47位に選出された田中は、楽天からポスティング制度を経てヤンキースに年俸総額1億5500万ドル(約187億円)の7年契約で移籍し、ルーキーイヤーとして迎えた昨年開幕時より、40位も順位を上げている。先発投手では17番目。MLBが30球団で構成されていることを考えれば、わずか1年でエースクラスの地位を築いたことになる。
昨年は20試合に先発して13勝5敗、防御率2.77という優秀な成績を残し、「タナカマニア」と呼ばれる熱狂的なファンがニューヨークに増殖するなど、一大旋風を巻き起こした。7月に右肘靭帯部分断裂により2か月半、離脱したために規定投球回には届かなかったが、肘の故障さえなければ更に順位を上げていた可能性は高い。
岩隈にもエース級の評価、先発投手では全体27位
ジョー・ジラルディ監督からは、6日のブルージェイズ戦での開幕投手に任命されており、田中は名実ともに名門球団のエースとして自身メジャー初の大役に挑むことになる。
一方、岩隈は昨年のキャンプ前に自主トレで右手の中指を負傷し、開幕から約1か月出遅れたが、最終的には28試合に先発して15勝9敗、防御率3.52という成績を残した。「キング」ことエース右腕フェリックス・ヘルナンデス投手との「2枚看板」はリーグ屈指の評価を手にしている。昨シーズンの与四球はわずかに21で、「コントロール・アーティスト」と呼ばれるほどの圧倒的な制球力を誇る。
昨年は、故障によりキャンプ時に十分にトレーニングできなかったことが、終盤戦の失速の理由になったと岩隈自身は分析している。開幕前の故障と終盤戦の失速がなければ、田中と同じように大幅に順位を上げていた可能性は高い。それでも、全体80位は先発投手では27番目。岩隈も現時点でエースクラスの評価を得ていると言えるだろう。
今季のスプリングキャンプでは、岩隈は故障なく仕上げることができている。ア・リーグの優勝候補筆頭に挙げられるマリナーズにとっても、「アーティスト」岩隈のテンポ抜群のピッチングは躍進の鍵となりそうだ。
<選抜高校野球>兄に託された全国制覇の夢 敦賀気比・山本
紫紺の優勝旗が初めて北陸に翻る。1日の第87回センバツ決勝で敦賀気比(福井)が東海大四(北海道)を3−1で破って初優勝し、春夏通じて初めて北陸勢として頂点に立った。勝利の瞬間、敦賀気比のアルプス席は、赤いメガホンが打ち鳴らされ、歓喜に包まれた。北海道勢初のセンバツの頂点に挑み、敗れた東海大四にも大きな拍手が送られ、球児の夢舞台が幕を下ろした。
◇
敦賀気比の山本皓大(こうた)(3年)は、昨夏の甲子園での敗北をきっかけに目指していた投手への未練を断ち、「野手として全国制覇する」と決意して外野手として練習を重ねてきた。実現したその決意は、部OBで甲子園のマウンドに立った憧れの兄・翔大(しょうた)さん(20)からの独り立ちでもあった。
1点を追う一回裏、準決勝まで4試合で10打数無安打と苦しんできた山本選手が、同点の適時打を放つ。「抜けてくれ」。当たりは決してよくなかったが、気持ちのこもったスイングで右前に運んだ。「ナイスバッティング」とベンチも沸き、嫌な流れを一変させた。
ずっと目標は兄だった。2012年春、スタンドから見守った翔大さんの姿が目に焼き付いている。1回戦で敗れたが、エースとして相手打線に立ち向かう姿に憧れた。敦賀気比に進んだのも、兄を追ったからだ。
しかし昨年4月、東哲平監督(34)から外野手への転向を指示された。未練はあったが、「仕方ない」と自分に言い聞かせた。打撃への自信もなかったが、仲間が練習を終えてからも打ち込みを続け、手のまめをつぶした。努力は実を結び、レギュラーをつかむ。
昨夏の甲子園でもバットでチームに貢献したが、準決勝の大阪桐蔭(大阪)戦でエースが打ち込まれ、登板を指示された。思いがけずに立ったマウンド。「目標としていた場所」に感激したが、緊張に襲われて手足の震えがとまらない。汗を含んだ帽子を重く感じ、頭が真っ白になった。夢中で投げても流れは引き戻せず、チームは敗れた。
兄と同じマウンドに立った満足感はなく、頂点に届かなかった悔しさだけが残った。「次は必ず勝ちたい。自分に何ができるのか」。そう考えると投手への未練が消え、兄が歩んだ跡をたどるのではなく、野手として進む道が見えてきた。
大会中、翔大さんからは電話で励まされ続けた。決勝前日の夜にも「とにかく勝ってくれ。楽しんでくれ」と全国制覇の夢を託された。同点の一打も見てくれていたはずだ。「今は憧れではないが、ずっと支えてくれた存在で、一緒に優勝した気持ちです」。自ら選んだ道で、兄とともに目指した頂点にたどり着いた。【竹内望】